本記事は、2023年9月24日（日）に中山競馬場で行われる『オールカマー（G2）芝2200m（別定）』の最終追い切り評価記事となります。
出走馬は15頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価です。
- チェスナットコート
- マリアエレーナ
アサマノイタズラ 57.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり⑧
嶋田純騎手が騎乗。3頭併せの中。ゆったり走らせ、ゴール手前で合図を送るとそれにジワッと反応し先着。後半はしっかり地面を踏んで走れていたものの、序盤はやや集中力欠く内容。往年の唸るような迫力が見られず評価しづらい。
【1週前追い切り C】
jamie併せた相手は、（内）古馬2勝クラスのスムースベルベット（外）古馬3勝クラスのドゥラモンドです。
アラタ 57.0 【B-】
美浦南W単走。G前軽仕掛け⑥
鞍上から肩ステッキが数度入るも、ジワッとした伸び。動きの迫力は今一つ。活気もいつもに比べると少しモノ足りない。それでも半腱半膜様筋はしっかり浮き出ており、体をふっくら見せている。手前替えも流麗でフットワークは安定。1週前からも上昇。ただ総じて見ると比較下位。評価は割り引いた。
【1週前追い切り B-】
ウインマリリン 57.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり⑧
松岡騎手が騎乗。2頭併せの内。序盤から抑えきれない手応え。1週前同様、直線で相手に追い抜く際、右手前に替えて僅かに先着。低い姿勢で集中して走れている。1週前の動きを評価したい。
【1週前追い切り B+】
jamie併せた外の相手は、古馬1勝クラスのフロムナウオン。【B】の中では最上位です。
エヒト 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
コーナーで逆手前。淡々とした走りで今一つメリハリのない走り。1週前と今週月曜日に早い時計を出しており、この最終追いは調整程度なのだろう。顔をまっすぐ前に向けて走れておらず、最後に手前を戻しており、今一つピリッとしないものの、中間の調整過程は評価したい。
【1週前追い切り 映像なし】
ガイアフォース 57.0 【A】
栗東坂路単走。馬なり。
1週前に早い時計を出し、最終追いは坂路でサラリ。輸送を考慮してのものだろう。手前はコロコロ替えていたがスピードのロスはほぼなく、馬なりのまま唸るのような伸び。弾力性に満ち溢れたフットワークでとても気分良さそうに走れている。人気でも高く評価したい。
【1週前追い切り A】
ジェラルディーナ 56.0 【B-】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦
団野騎手が騎乗。2頭併せの外。落ち着いて走れており気性面が大きく改善。攻め駆けする相手と併せたため、クビ差先着とそれほど目立つ内容ではなかったものの、好フォーム。先を見据えての仕上げなのだろう。本来の俊敏性と迫力はもう一段上がある。状態は8割程度という見立て。評価は割り引いた。
【1週前追い切り B】
jamie併せた相手は、古馬OPのドンフランキーです。
ゼッフィーロ 57.0 【B】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑨
2頭併せの外。コーナーを深々と回し直線で相手が来るのを待つ余裕あり。相手を一度前に出せてから、拳で肩を叩くと瞬時に反応し、一気に1馬身半突き放す好内容。アタマを低い位置に保つ独特の走法で好時計を叩き出せている。好調だろう。
【1週前追い切り 映像なし】
jamie併せた相手は、2歳未勝利のサフィラ。気正面に課題はないのは強みで、後は有力馬との能力比較と、中山コースが合うかどうかでしょう。【B】の中では上位です。
タイトルホルダー 58.0 【B+】
美浦南W単走。馬なり⑥
横山和騎手が騎乗。締まった体つきでクビの角度良く、後肢の蹴りのびやか。良いときにみせてくれるタイトルホルダーの動き。動きに関しては何の問題もなし。高く評価したい。
【1週前追い切り 映像なし】
jamie併せ馬が一本もないのが少し気になりますが、動き過ぎることをセーブする意図があったのかも知れません。かなり良い状態に思えます。
ノースブリッジ 58.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり④
3頭併せの内。手前をコロコロ替え遊びながらも、追う外の2頭に対し、馬なりでラクラクと先着。ただ1週前との比較で、胸前の発汗が激しくなっており、動きに迫力がなくなっていた点は気になるところ。評価は割り引いた。
【1週前追い切り B】
jamie併せた相手は（中）新馬のルヴニール（外）古馬1勝クラスのホウオウサンデーです。
ハヤヤッコ 57.0 【B】
美浦南W併せ。G前軽く追う⑤
2頭併せの外。併せた内の相手には手応え劣勢も、手前替え流麗に四肢の回転スムーズな走り。見栄えは悪かったものの、この馬自身の走りの質は決して悪くない。評価は据え置いた。
【1週前追い切り 映像なし】
jamie併せた相手は、古馬1勝クラスのシュバルツガイストです。
マテンロウレオ 57.0 【A】
栗東CW単走。馬なり⑥
闘志をグッと抑え込み、鶴クビで集中。最終追い切りは控えめだが、それまでの乗り込み量は豊富。四肢の回転のスムーズさと柔らかな走りを見ていると、坂路・コース併用で完璧に仕上げられた印象。高く評価したい。
【1週前追い切り B】
jamieオッズ妙味をもっとも感じる馬はこの馬です。
ローシャムパーク 57.0 【B+】
美浦南W併せ。馬なり③
2頭併せの内。外の相手も動けていたが、この動く相手をラクラクと馬なりで抜き去り半馬身先着。抜け出す時の脚は迫力十分。1週前にビッシリ追われ、最終追いは馬なりで良い動き。綺麗に仕上がっている。高く評価したい。
【1週前追い切り 映像なし】
jamie併せた相手は、古馬2勝クラスのパーカッションです。
ロングラン 57.0 【C】
美浦南W単走。馬なり④
気分良さそうには走れているが、クビの振り方が悪くフワフワとした走り。時計も平凡で評価できない。
【1週前追い切り 映像なし】
1週前の動きもチェックしておこう
今週開催のその他重賞レース
神戸新聞杯（G2）
今週の新馬戦
2023年9月23日（土）
2023年9月24日（日）
来週のG1レースも先取りしておこう
スプリンターズステークス（G1）
1週前追い切り
準備中
