2023年1月5日(木)に中山競馬場で行われる『中山金杯(G3)芝2000m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。
- マテンロウレオ
- スカーフェイス
年末年始は大型連休を取得しており、追い切り動画をチェックしたのがレース当日の朝になりました。気になった馬だけ簡単にコメントします。
追い切り短評
A評価
2.クリノプレミアムの前肢の高さはこの馬本来のものではありませんが、後肢の回転はなめらかで柔らか。弾力性十分です。クビを使ってリズミカルに走れており、このメンバーに入ると動きの質は最上位です。
B+評価
4.レインカルナティオが適度な気合いのり。前肢でしっかり地面をたたく走り。後肢の高さは少しモノ足りませんが、それを凌駕するしなりの効いたフットワークが目を引きます。【A】評価をどちらにするか迷った一頭で状態はよく映ります。10.コスモカレンドゥラは時折りフワッとする完歩が見られたものの、前肢の可動域は十分で動きのキレ味は十分です。
B評価
B評価の中では、5.フェーングロッテンが最上位でしょうか。1週前にホープフルSに出走したヴェルテンベルクを寄せ付けない走り。外目を走ったことを考えると時計も十分です。最終追いは坂路でサラリ。鶴クビでまっすぐ走れています。ピッチ走法もあり、動きにピリッと来るものはありませんが、力は発揮できそうで舞台適正も高そうです。次点は11.ラーゴム。内目を回す相手に対してラチ深く回しジワッと1馬身先着です。動きの伸びやかさはモノ足りませんが、後肢でしっかり地面を掴みパワフルかつ推進力十分に走れています。思い切りの良い外国人騎手への乗り替わりもプラスでしょう。3.ラーグルフが、前肢を高々と上げ回転スムーズ。だいぶ良い頃の状態に戻ってきている気はしますが、本当に良いときはもっと動きに迫力があります。まだまだ上がある馬。今回の評価は据え置きました。
追い切り評価
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 評価 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | マテンロウレオ | 牡4 | 57.5 | - |
1 | 2 | クリノプレミアム | 牡5 | 55.0 | A |
2 | 3 | ラーグルフ | 牡4 | 56.0 | B |
2 | 4 | レインカルナティオ | 牡4 | 55.0 | B+ |
3 | 5 | フェーングロッテン | 牡4 | 56.0 | B |
3 | 6 | スカーフェイス | 牡7 | 57.0 | - |
4 | 7 | アラタ | 牡6 | 57.0 | B- |
4 | 8 | カレンルシェルブル | 牡5 | 56.0 | B |
5 | 9 | ヒュミドール | セ7 | 56.0 | B- |
5 | 10 | コスモカレンドゥラ | 牡7 | 56.0 | B+ |
6 | 11 | ラーゴム | 牡5 | 58.0 | B |
6 | 12 | ウインキートス | 牝6 | 55.0 | B |
7 | 13 | フォワードアゲン | セ6 | 54.0 | B- |
7 | 14 | ワンダフルタウン | 牡5 | 58.0 | C |
8 | 15 | レッドランメルト | 牡4 | 55.0 | B- |
8 | 16 | ゴールドスミス | セ9 | 57.0 | B- |
8 | 17 | エヴァーガーデン | 牝6 | 53.0 | C |