2023年1月29日(日)に東京競馬場で行われる『根岸S(G3)ダ1400m(別定)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた12頭の追い切り評価となります。
- ジャスパープリンス
- タガノビューティー
- ヘリオス
- レディバグ
アドマイヤルプス 57.0 【A】
美浦南W併せ。馬なり⑥
2頭併せの外。先行させての併せ馬。前に行くことを示唆する内容。リラックスしながらも、クビを使って程よい前傾姿勢。前肢でしっかり地面を叩き、力強く走れている。併せた内の相手には、余力十分にクビ差先着。前受けし、きっちり先着できた内容を高く評価したい。
併せた相手は、障害未勝利馬のアドマイヤレビンです。
エアアルマス 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
1週前に早い時計を出し、最終追いは坂路でサラリ。少し上体高めも、体をスカッと見せ、この馬らしい爽やかな走り。8歳にして元気一杯。恐らく低人気。必ず買っておきたい。
プラスとするか迷った一頭で【B】の中では最上位です。武史騎手への乗り替わりでどんな競馬をみせてくれるかも楽しみです。
オーロラテソーロ 57.0 【B+】
美浦南W併せ。馬なり⑥
3頭併せの中で、内外に対し、威圧感たっぷりの走り。追う相手を寄せ付けることなく、もったまま半馬身先着。コーナーリングは不器用で、肩の出にまだ改善の余地はみられるも、直線における右手前の力感は、このメンバーに入っても上位。高く評価してみたい。
内は障害未勝利馬のワンダーサーイターです。
ギルデッドミラー 55.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の植え込み側を登坂。1週前に見られた左への斜行は改善されており、まっすぐ登坂。手前を替えなかった点は割引きも、適度に気合いの乗せてキビキビと走れている。1週前の状態だとマイナスだが、少し上昇。高くは評価できないが据え置いた。
この馬の実績を考えると55㎏がお得に見えてしまいます。
ケンシンコウ 57.0 【C】
美浦坂路単走。強め。
時計は出ていないも、序盤は重心低くしっかり地面を捉える走り。ただ途中で走るのをやめ、鞍上にステッキでそれを咎められていた。評価できない。
セキフウ 56.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
見た目の派手さはないものの、リラックスしてバランスの良い走り。右手前一本で走ったこともあり、ラスト1Fは0.1秒と僅かに失速。フォームの質は高いものの、プラスにするには少し足りない。
1週前はCWで3頭併せの内。ゴール地点では1馬身遅れでしたが、ゴール後に相手を交わしていました。M.デムーロ騎手も無理はさせていません。走りの質は高く【B】の中では上位です。
テイエムサウスダン 57.0 【B】
美浦坂路併せ。G前軽仕掛け。
ラチ沿いを走る格下を追走し直線へ。なかなか追い付かず、ゴール前で仕掛けて何とかアタマ差先着という内容。この馬らしいパワフルな走りで、軽い仕掛けにしっかり反応はできている。ただ良い時と比べると、動きの俊敏さと迫力は一息。高い評価は与えづらい。
動きが重たく映ります。併せた相手は、3歳未勝利馬のシャーンゴッセです。
デンコウリジエール 57.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
右手前一本で、馬場の真ん中ややラチ側を登坂。線が細く映り、脚元非力。時計、動きともに平凡で評価できない。
バトルクライ 56.0 【B+】
美浦南W併せ。馬なり⑥
柔らかで浮遊感あるフットワーク。馬なりでラクに相手を突き放すかに見えたが、途中で手前を戻してしまい、ぎこちない走りに。これは割引き。これがなければ【A】だったのだが。評価は一つ下げた。
併せた相手は、3歳1勝クラスのマイネルビジョンです。
ベルダーイメル 57.0 【B-】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
早い全体時計。ラスト1Fで馬自身はさらに脚を伸ばそうとしていたが、気持ちと体が噛み合わず0.4秒の失速。ただ最後までまっすぐフォームを崩さずに走れている。相対評価で割り引いた。
ホウオウアマゾン 57.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。
手前をコロコロ替えながら。併せた相手には、2馬身先着も、この馬自身は0.2秒の失速。適距離とは言え、初ダート。この内容では評価できない。
1週前にコースで早い時計を出し、最終追いは坂路で4F目最速ラップというのがこの馬の好走パターンです。
レモンポップ 57.0 【B+】
美浦南W併せ。馬なり⑤
2頭併せの外。先行させての併せ馬。前に行くことを示唆する内容。鶴クビで闘志をグッと内に秘める走り。内の相手が馬体を並べると、伸びやかな動きとなり、クビ差前に出る勝負根性も見せた。鞍上は終始長手綱で持ってるだけ。最後は緩めて併入した。人気でも高く評価したい。
併せた相手は、古馬1勝クラスのキャミです。