2022年12月11日(日)に中山競馬場で行われる『カペラS(G3)ダ1200m(別定)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた12頭の追い切り評価となります。
- ジャスパープリンス
- ヒロシゲゴールド
- カルネアサーダ
- レディオマジック
アティード 56.0 【B-】
美浦坂路併せ。G前気合い付け。
ラチ沿いを走る相手を1馬身追走から併入という内容。ステッキで何度も気合いを付けるも、さしたる反応を見せずラスト1Fで0.8秒失速。馬体はパワフルも、動きが緩慢で評価しづらい。
ラチ沿いを走る相手を1馬身追走から併入という内容。ステッキで何度も気合いを付けるも、さしたる反応を見せずラスト1Fで0.8秒失速。馬体はパワフルも、動きが緩慢で評価しづらい。
エアアルマス 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
中3週ということもあり終い重点の軽めの内容。頭を体の中心に置くエレガントなフォームで爽やかに駆けた。相対評価で評価は据え置くも、好調だろう。
オーヴァーネクサス 56.0 【B】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
体をふっくら見せ弾力性十分のフットワーク。手前替えは少しだけぎこちなかったものの、手前を替えてからは脚の回転を上げまっすぐに伸びた。脚色にもう少しキレ味があるとプラスなのだが…。評価は据え置くも状態は良い方だろう。
両腕を広げながら、ハミを取らせる一風変わった追い方でしたが、まっすぐに駆けさせることができていました。
オメガレインボー 56.0 【B+】
栗東CW併せ。馬なり⑦
2頭併せの外。内に対して大きく先行した状態でコーナーを回って来る。内で追う相手に対し、馬なりのまま前受けし半馬身先着。着差は僅かだが、映像では相手を圧倒。一完歩一完歩が力強く、綺麗なフォームで走れている。肌艶も良く好調だろう。プラスに評価したい。
後方から差してくるイメージが強い馬ですが、先行することを示唆する内容です。
クロジシジョー 55.0 【A】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の植え込み側を登坂。やや斜に構えたフォームではあったが、ゴールに向けて脚の回転を増しキビキビと登坂。最後に手前を戻したのは緩めたため。まったく気にする必要はない。
評価を押し上げたのは1週前の動きです。馬なりのまま好時計。動きにも迫力があり、格下相手だったとは言え、併せた相手を1馬身突き放し圧倒です。素晴らしい状態でパドックに出てくると思います。
シンシティ 54.0 【B+】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。直線半ばからの映像だったが活気十分。キビキビとキレ味鋭い走りができている。好調だろう。高く評価したい。
ダート戻りはまったく気になりません。何せ、父サウスヴィグラスです。『中山ダ1200mと言えばサウスヴィクラス』。血統にはまったく疎い私ですが、この格言だけは忘れず覚えています。【B+】の中でも最上位です。
ジャスティン 57.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
最初の1Fを13秒フラットで入り、テン飛ばして終いどこまで持つかという内容。毛艶良く安定したフォームも、ラスト1Fで1.0秒と大きく失速。高い評価は与えづらい。
ハコダテブショウ 56.0 【C】
美浦南P単走。馬なり⑧
ポリトラック馬場で追い切った意図は分からないが、負荷少なくスピードをつけることを意図してのものだろうか。タフな中山ダ1200mに適した調整内容には思えない。走りもクビが前に出ず、脚力に頼る走り。評価できない。
2週続けてのポリトラックでの追い切りも割引きです。
ピンシャン 56.0 【B-】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
馬場の植え込み側を登坂。序盤はアタマを上げ煩い仕草。最後も少し左にヨレていた。時計も通ったコースを考えると平凡。ただ、それでも確りとした加速ラップは踏んでいた。
注意は必要だと思う一頭ですが、相対評価でマイナスです。ただ人気はなさそうでパドックが良ければ拾っても良いかなと思う一頭です。
ヤマトコウセイ 53.0 【B-】
美浦南W単走。強め。
クビの角度よく、フォームは悪くない。また適度な活気も示せており、一見悪くないものの、よく見るとクビと脚との連動性悪くバタバタとした走り。動きの俊敏さも上位と比較すると物足りない。評価は割引いた。
リュウノユキナ 56.0 【B-】
美浦南W単走。馬なり⑤
脚の回転綺麗な馬で、比較的追い切り栄えする馬。今回は靄で動きはほとんど見えなかったが、途中で手前を戻し、何かモッサリとした動き。良いときは、最後まで脚色落とすことなく、四肢の回転綺麗に走れている。1週前も冴えない動きで評価しづらい。
1週前の坂路でも上ずった走りで手前を替えてからは右に斜行していました。状態一息という見立てです。
リメイク 55.0 【B+】
栗東坂路単走。G前一杯。
残り350mあたりでカチッとした手前替え。手前変換後も、前後の脚をまっすぐ前に出す好フォーム。残り200mからは鞍上がステッキと見せムチ使ってめい一杯追ったが、馬もその激に応え、最後まで集中し好気合を保ち登坂。ラスト1F 11.7秒も優秀。高く評価したい。