2022年9月19日(月・祝)に中山競馬場で行われる『セントライト記念(G2)芝2200m』の1週前追い切り評価となります。
出走登録は13頭。追い切り動画で確認できた9頭の追い切り評価となります。
- キングスパレス
- サイモンバロン
- ボーンディスウェイ
- マテンロウスカイ
アスクビクターモア 56.0 【B】
美浦南W単走。G前強め⑧
この馬の四肢の可動域の広さは天性のもの。素晴らしい馬だ。ただこの馬のトップスピードはこんなものではない。まだ上昇途上。最終追い切りに注目したい。
オニャンコポン 56.0 【B+】
美浦南W併せ。G前仕掛け⑦
手前替えの上手さは天性のもの。手前替えでスピードを殺すことなく、左右の手前で同じように走れている。気性の浮き沈みの少ない馬で、常に安定して力を出せるタイプ。この精神力の強さもこの馬の才能の一つだ。併せた相手は2歳未勝利馬と格下であったが、これを力強く4馬身は突き放した。
ガイアフォース 56.0 【A】
栗東坂路併せ。G前軽く促す。
松山騎手が騎乗。アタマは高めではあったが直線での手前替えは極めて流麗。迫力十分の大きなフットワークで併せた相手を2馬身突き放して先着した。トビが大きく長い距離が向きそうな走り。高く評価したい。
ショウナンマグマ 56.0 【B-】
美浦南W単走。G前一杯⑦
横山武騎手が騎乗。手前を綺麗に替え集中した走り。決しては悪くはないのだが、動きのスケールと走りの余力は比較下位。アスクビクターモアが【B】としたらこの評価が妥当となる。
セイウンハーデス 56.0 【B+】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑦
幸騎手が騎乗。2頭併せの内。馬場の7分どころを走っていたことを考えると時計はかなり優秀。前肢を大きく前に投げ出して走る豪快なフットワーク。クビも使って活気も十分。古馬2勝クラス相手に追走から、しっかり1馬身先着した。評価したいのは最後まで脚色を持続できている点。よほど状態が良いのだろう。高く評価したい。
ベジャール 56.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり④
北村友騎手が騎乗。3頭併せの内。中は同レースに出走予定のローシャムパーク。直線で左手前に替えたが左手前の走りがイマイチ。手前が決めきれていない。前を追走し馬なりで併入も、アタマの位置は安定せず動きはスロー。着地も非力で評価しづらい。
ラーグルフ 56.0 【B-】
美浦南W単走。馬なり⑩
コーナーの一番深いところを回ってくる。しっかり地面を捉え脚元パワフルも、発汗が目立ちクビの出は悪い。肩回りの動きも硬く、伸びやかさ欠く内容。良いときは素晴らしいフットワークで走る馬。最終追い切りに期待したい。
ローシャムパーク 56.0 【C】
美浦南W併せ。馬なり⑤
3頭併せの中。外は同レースに出走予定のベジャール。クビの振り方が一定とならずパワーを上手に地面に伝えきれていない。左手前の走りも苦手に思え、何かクビを傾げながら。全体的にバラバラな走りで評価できない。
ロンギングエーオ 56.0 【B+】
美浦南W併せ。G前一杯④
スナップの効いた綺麗なフットワーク。四肢の可動域も十分で、クビを大きく前に突き出しとても伸びやかに走れている。通ったコースを考えると時計はそれほど強調できないも、動きの質は上質。プラスに評価してみたい。