《2022》青葉賞【最終追い切り】調教評価

青葉賞 追い切り 調教 評価
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2021年4月30日(土)に東京競馬場で行われる『青葉賞(G2)芝2400m』の最終追い切り評価となります。

出走登録は17頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。

以下の4頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • アスクヴィヴァユー
  • クワイエットホーク
  • ジャスパージェット
  • ラヤス

木曜日以降、追い切り動画アップされるようなら記事に追記いたします。

目次

エターナルビクトリ  56.0 【B】

栗東坂路単走。G前一杯。

ピッチ気味に走る馬でキビキビとした走りで活気十分。ただ、この馬は左手前への変換が苦手だろう。顔を大きく背け、鞍上に扶助されるも手前変換できず。走りのリズムが乱れた点は割引き。ただ、仕掛けにはしっかり反応できており、ラスト100mでスッと左手前に。その後は見せムチ振って加速ラップを維持した。不器用な馬だが長く脚は使えている。評価は据え置いた。

jamie

左手前での走りは問題なさそうで、左手前に替えることが苦手です。裏を返せば右手前を好む馬なのかも知れません。

オウケンボルト    56.0 【B-】

美浦坂路単走。G前仕掛け。

ラチ沿いを1頭分空けたところにスピード感十分に入ってくる。全体時計50.9秒はこの日の馬場を考えると優秀。鞍上の肩ステッキで、ピシッと手前を替え集中して真っ直ぐに駆けた。ただ最後はさすがに疲れたか0.5秒の失速。走りが少し忙しく、長い距離よりかはもう少し短い距離の方が向きそうな印象。評価は割引いた。

jamie

フェノーメノ産駒です。血の力でこの距離をこなしてくれるかも知れません。

グランシエロ     56.0 【A】

美浦南W併せ。馬なり④

3頭併せの外。スピード感たっぷりにコーナーを回ってくる。直線では進路を選ぶ余裕あり。最初は前を走る2頭の間を突こうとするも、最後は外に切り替え、残り150mだけで難なく内中の相手にクビ差先着。ゴール後はスピードの惰性で1馬身以上突き放していた。四肢の可動域がとても広く、パワフルで豪快な走り。高く評価したい。

jamie

前々からスケールの大きな走りをする馬で、東スポ杯の最終追い切りでも【A】評価とした馬です。能力をフルに発揮できれば、ダービーでも面白い存在かも知れません。左手前を長くひっぱり、右手前変換のタイミングが遅かったのは余裕でしょう。これは気になりませんが、気になったのは、首筋に僅かに見えた発汗…。これだけが少し気になります。

サンライズエース   56.0 【B-】

栗東CW併せ。G前仕掛け⑦

2頭併せの外。前を1馬身追走しコーナー深めを回ってくる。この日の馬場状態は不良。通ったコースを考えると6F時計79.2秒はかなり優秀。時計だけで能力の裏付けが取れる算段となる。ただ併せた内の相手に、馬なりのままの2馬身以上突き放されており、かなり見栄えは悪い内容。フワッと推進力を上に逃がす完歩が多く見られ、最後は一杯一杯の走りで余力なし。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は古馬OP馬のアイコンテーラーです。相手が強く時計も優秀。時計重視で高評価とする人もいるかと思います。ただ動きの質はモノ足りず私はこの評価です。あまりに人気が無いなら押さえ程度で。こんな感想です。

ジャスティンスカイ  56.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

最終追い切りは坂路でサラリという内容。1週前にも坂路で好時計を出しておりこれで良いのかも知れない。コースで追っていないのは距離面の不安なしということか。前駆パワフルも前肢が外を回しながら。馬体の造りもあるだろうがこれは割引き。皮膚を薄く見せ調子良さそうではあるものの、評価しづらい。

ダノンギャラクシー  56.0 【B-】

美浦南W併せ。G前軽く促す③

3頭併せの中。外を走る相手を大きく追走から、直線の入り口で追い付き、3頭びっしりと馬体が並ぶカタチに。タイトなスペースの中での手前替えが上手くできず、息を乱した点は割引き。その後は、ラクに走る外の相手に手応え見劣る内容。鞍上に軽く仕掛けられて抜かせるなく併入していたが…。最後に手前を左手前に戻しており、右手前の走りが今一つだった点はとても気になるところ。評価は割引いた。

jamie

併せた相手は古馬2勝クラスのフィアスプライドです。

ディライトバローズ  56.0 【B】

栗東坂路単走。G前軽く促す。

長岡騎手が騎乗(レースは戸崎騎手)。前肢を大きく前に投げ出し弾むようなフットワークで馬場の真ん中ややラチ側を登坂。走りの軸はまだ安定しきっていないものの、活気十分に最後まで高い集中力で走れている。評価は据え置いた。

jamie

弾むようなフットワークで一見、良馬場の方がパフォーマンスを上げそうな馬に見えますが、後肢はしっかり地面を掴んで走れています。多少馬場が渋ってもこなす印象です。

プラダリア      56.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

池添騎手が騎乗。体幹がしっかりとしており、とても安定したフットワークで走る馬。この距離に適正があるのも頷ける。クビの角度よく適度な前傾姿勢を保ち、まっすぐに登坂した点を高く評価したい。

jamie

未勝利を勝ったばかりの馬ですがフットワークの美しさが目立ちます。面白い1頭だと思います。

マイネルクリソーラ  56.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑧

2頭併せの外。腕節の曲がりが大きく特徴的な走りをする馬。ただこの馬は右手前への変換が下手。右手前に替える時のアタマの位置が悪く、手前を上手く替えることができていない。結局最後まで左手前一本の走り。ハミを取ってからのギアチェンジ性能は見せてはいたが、一瞬だけ。最後は少し緩んでいた。併せた内の相手には、馬なりでスッと1馬身先着も、高い評価は与えづらい。

jamie

騎手候補生が騎乗しての追い切りでした。

メイショウウネビ   56.0 【B-】

栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑧

2頭併せの外。終い重点の内容。四肢の可動域は及第点も、尾は綺麗に流れておりフォームは決して悪くない。ただ、クビと脚との連動性が一息で、時折フワッとする完歩が見られた点は割引き。こちらは軽い仕掛けであったとは言え、めい一杯追う相手に2馬身先着される見栄えの悪い内容で、脚元も非力に映る。高い評価は与えづらい。

jamie

併せた相手は、3歳未勝利馬のバトルシャイニングです。

レヴァンジル     56.0 【C】

美浦南W単走。馬なり⑤

D.レーンが騎乗。クビ筋から胸元にかけ激しい発汗が見られ、アタマも高く、終始入れ込みながらの追い切り。気性的に難しいところがある一面を見せており、長距離戦においてこれは大きく割引き。最後まで脚元はパワフルではあったものの、1週前も発汗が見られ動きの伸びやかさ欠く内容。追い切りからは評価できない。

jamie

D.レーン。2年ぶりにこの騎手が日本にやってきました。どんな騎乗をみせてくれるか楽しみです。

ロードレゼル     56.0 【B+】

栗東CW併せ。G前軽く促す⑧

川田騎手が騎乗。3頭併せの中。力みの少ない好フォームでゆったりとコーナー深く回ってくる。直線スーっと前に出るも、軽く促された内の相手に追い抜かれクビ差遅れ。柔らかな動きで、とてもリラックスした走りだった点を高く評価したい。

jamie

併せた内の相手は、来週のNHKマイル(G1)に出走予定のセリフォスです。この馬自身のラスト1F時計は11.1秒と悪くありません。これは相手が動けていたとみるのが妥当でしょう。

ロンギングエーオー  56.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり④

2頭併せの内。前を1馬身半追走し、大きなフットワークでゆったりとコーナーを回ってくる。この馬も力みの少ないリラックスした走り。直線ではそこそこ動けている外の相手に対し、持ったままでアタマ差先着。評価は据え置いた。

jamie

併せた相手は古馬3勝クラスのキタサンバルカンです。

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最終追い切り

準備中

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