2021年11月6日（土）に阪神競馬場で行われる『ファンタジーS（G3）芝1400m』の最終追い切り評価となります。
出走馬は10頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。
アネゴハダ 54.0 【B】
栗東坂路併せ。G前仕掛け。
残り300mで左手前に替わり、ラスト1Fから仕掛けて併せた相手を2馬身突き放す好内容。仕掛けた際少し右にヨレた点は割引きも、集中して走れている。
ヴィルチュオーズ 54.0 【B-】
栗東CW単走。G前軽仕掛け⑧
コーナー手前で少し入れ込み気味。前脚を大きく前に投げ出し、アタマを低く保つフォームは評価できるも、手前をコロコロ替えながらの走りは割引き。終い疲れて鞍上の仕掛けに反応できず、スピード感ない走りとなっていた。
ウォーターナビレラ 54.0 【B】
栗東CW単走。馬なり④
アタマ高めの走法も、脚元は力強く、ゴールを過ぎても余力十分。評価は据え置いた。
オルコス 54.0 【A】
美浦坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中ややラチ側を入ってくる。毛艶良く適度な活気を保ち、体幹しっかりの好フォームで登坂。全体時計は51.2秒と早く、これをラクラクと馬なりで計時している点は素直に評価したい。ラスト3Fはすべて12秒台のラップを刻み、ゴールに向けてしっかりと脚を伸ばすことができている。高く評価したい。
スマートプレジール 54.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。時計は58.8-12.5秒と、とても軽い内容。集中して走ることはできているが、重心は少し高めで、ゴール前で手前を戻した点は割引。評価は割引いた。
スリーパーダ 54.0 【B-】
栗東坂路併せ。馬なり。
ラチ沿いを走る相手を1馬身追走して直線に入ってくる。キビキビとした動きではあるものの、少し忙しい走り。馬なりだったとは言え余力感じない内容。ラスト1F地点で併せた相手を捕らえるも、終い失速し、最後は半馬身交わされてフィニッシュ。評価しづらい。
ナムラクレア 54.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
直線半ばからの映像。軽めの内容ではあったが重厚感たっぷりの軸の安定した好フォームで綺麗な加速ラップを踏んで登坂。力の出せる状態にあるだろう。
jamie小倉2歳Sでも高評価した馬ですが、フォームの安定感は素晴らしいです。
ナムラデイリリー 54.0 【C】
栗東坂路併せ。G前仕掛け。
序盤は一歩一歩しっかりとした脚取りで登坂するも、ラスト1Fで手前を替えてからの走りはやや諦めたように走る気を失い。併せた相手に2馬身遅れという内容。この馬自身の失速は僅か0.2秒であるが…。評価できない。
ホワイトターフ 54.0 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
少しアタマ高めも許容範囲で、活気十分にパワフルで推進力ある走り。体幹もしっかりしており脚元の力感も十分。馬なりのままグングン加速。ラスト1Fをきってから少し疲れを見せ、手前を戻してしまったために僅かに失速した分だけ一つ評価を下げた。とは言え、かなり良い走り。高く評価したい。
jamie【A】評価でもよいほど良い走りをしています。当日のパドック気配はチェックしたい1頭です。
ママコチャ 54.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。右手前1本の走りで軽めの内容だったとは言え、パワフルな走り。ゴールに向けて綺麗な加速ラップを踏めている。力みの少ないフォームでありながら大きなフットワークで、スピードに乗せてからの加速は十分。全体時計は54.8秒で遅いとは言え、ラスト2F時計24.6-11.9秒は素直に評価したい。
今週開催のその他重賞レース
アルゼンチン共和国杯（G2）
みやこS（G3）
京王杯2歳S（G2）
