《2021》紫苑ステークス【評価結果】―レース回顧

2021 紫苑S 京成杯AH セントウルS 評価結果 レース回顧
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追い切り評価の結果はいかに?

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた15頭に評価を付け、高評価としたのは4頭。

【A】評価1頭が馬券内に絡むも2着で、優勝馬は【C】評価馬で、3着は【映像なし】だった馬。

【C】評価は馬券内に絡むことがないと思ったときに付ける評価であり、かなり微妙な結果となってしまった。

着順馬名評価人気
1ファインルージュC2
2スルーセブンシーズA4
3ミスフィガロ12
4シャーレイポピー16
5トウシンモンブランC13
6メイサウザンアワーB3
7ホウオウラスカーズA7
8ハギノピリナB-6
9パープルレディB+14
10アイリッシュムーンB17
11プレミアエンブレムB-11
12アビックチアB-15
13ホウオウイクセルC9
14エイシンチラーB5
15スライリーB+10
16キヨラ18
17エクランドールB1
18クリーンスイープB-8

レース回顧

勝ち時計1:58.2秒は早い。過去10年だと、2018年のノームコアが出した1:58.0秒に次ぐ時計であり、過去10年における平均勝ち時計が1:59.5秒。前日に降った雨が残る馬場であったことを考慮すると、かなり早い時計と言えよう。

ペースは、前半1000mが59.7秒、後半1000mが58.5秒。1.2秒後半の方が早いスローペースでレースが行われた。

このペースを作ったのは、アビッグチア(嶋田純)であった。

パドック

この日は出先からパドックを見てツイート。馬券内はスルーセブンシーズの1頭だけであった。

感想

優勝したファインルージュは、好スタートからスッと好位の外目のポジション取り。

終始そのポジションで競馬を進め、外からに被されることのないスムーズな競馬。

勝負どころの4角では馬なりで前を捕らえに行き、直線に向く残り400mをきってから追い出しを開始。

坂下で手前を替えると、前にいた馬たちに並ぶ間も与えることなく交わし去り、そのまま力強く坂を駆け上がり2着に1馬身3/4差つけて優勝。


完全な横綱競馬で、ここでは力が1枚も2枚も違った印象。

ただそれほど早い上りの脚は使っておらず、上り3F時計は34.2秒と5位。

基礎スピードの高さを武器に好位に付ける競馬から、上り34秒台の脚を使って勝つ。

こんなスタイルが合う馬のように思える。

中山の舞台は、この馬にピッタリだったかも知れない。

今年の秋華賞は、阪神2000mで行われる予定。ソダシというオールマイティな馬がいるが、この馬にとっても、舞台適正は高そうで本番も楽しみな1頭である。

2着スルーセブンシーズは、上り34.3秒という時計にだまされない方が良い。

まともに追えたのは残り100mだけ。完全に脚を余す競馬でありながらの2着。

ファインルージュが追い出してから10秒近くは持ったままで我慢しながらの1馬身3/4差の2着であり、まともに追えていたらファインルージュを逆転する可能性まであったと考える。

幸いは、この競馬でもしっかり2着を確保し、秋華賞への優先出走権を獲得できた点。

しかし、大野騎手は前が詰まる絶望的な位置から良く追って2着を確保した。このミスフィガロとのハナ差2着は、秋華賞への優先出走権をGETできるか、できないかの差であり、とても大きい。

優先出走獲得のために必要な着順を、勘違いしており、誤った情報を記載してしまっておりました。訂正させて頂きます。

最後まで諦めなかった大野騎手を称賛したい。

ただ、この馬はテンに早い脚がない。小回りコースの内枠で包まれると、今回のように馬群を捌けないリスクがある。


筆者は、阪神2000mでも全く問題なくこなせる馬と考えており、能力もファインルージュと比較して遜色ない馬。これでファインルージュよりは確実に人気を落としそうであり、本番で魅力的な1頭になってくれそうだ。追い切りで今回と同じように動いてくれることを期待したい。

3着ミスフィガロは、中団後ろの内から大外をブン回し上り3位の33.9秒の脚を使うも、スルーセブンシーズにハナ差届かずの3着。秋華賞への優先出走権をハナ差で逃す悔しい3着となってしまった。

常に早い上りの脚を使える馬で、後ろに厳しい展開を唯一突っ込んできた馬であり、強い。

このような有力馬の追い切り動画は見せて欲しいものである。

4着シャーレイポピー、5着トーシンモンブランは16人気、13人気の馬も、開幕週でIN前が有利な馬場を、好枠を活かす競馬で掲示板に食い込んだ。もう少し能力が高ければあわや馬券内だ。やはり枠順は重要である。

最後に、メモしておきたい2頭について。

9着パープルレディは後方から終いの脚に賭ける競馬で、上り2位の33.6秒を繰り出すも、開幕週の馬場で前もさして止まらずこの着順。最後の直線は真っ直ぐ綺麗に走れており、キレ味が活きる舞台で見直したい。

13着ホウオウイクセルはスタートで大きく立ち遅れたことが痛かった。このレースは度外視で良いかも知れない。

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