《2021》セントウルステークス【評価結果】―レース回顧

2021 紫苑S 京成杯AH セントウルS 評価結果 レース回顧
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追い切り評価の結果はいかに?

出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた15頭に評価を付け高評価としたのは5頭。

結果は、【B】→【A】→【B】。高評価馬が1頭馬券に絡むも人気馬。あまり参考になったとは言えないだろう。

着順馬名評価人気
1レシステンシアB1
2ピクシーナイトA2
3クリノガウディーB4
4ジャンダルムB-6
5カレンモエA3
6シャインガーネットB-8
7タイセイビジョンC7
8ラヴィングアンサーB+14
9ベストアクターC16
10ナランフレグB+11
11シゲルピンクルビーB9
12ボンボヤージB-12
13ラウダシオンB+5
14レッドアンシェル10
15メイショウチタンC13
16ジャスティン15
17シャンデリアムーンB-17

レース回顧

勝ち時計1:07.2秒は早い。過去10年で2番目に早く、平均勝ち時計1:07.5秒よりも0.3秒早いことから早いと言えよう。

ペースは、前半600mが32.9秒、後半600mが34.3秒。1.4秒前半の方が早いハイペースでレースが行われた。

このペースを作ったのは、シャンデリアムーン(斎藤新)であった。

パドック

優勝したレシステンシアは本当に素晴らしいパドックであった。軸としたピクシーナイトの相手に選んだが、この馬連で5.9倍つくなら結果的には、これ1点で良かったのかも知れない。ただ、【A】評価を付けたカレンモエへの期待も含め、3連系馬券のみで馬券購入したため、馬券は外してしまった。

感想

勝ったレシステンシアは、筆者の見立てでは8割仕上げ。それでもこのハイペースを番手で追走し、上り34.0秒で勝ち切るのだから強い。スプリンターズSも楽しみだ。

2着ピクシーナイトは外枠から先行ポジション(4列目の外)を取り、レシステンシアより0.7秒早い上り33.3秒の脚を使うも、レシステンシアに首差届かずの2着はかなり強い競馬。全ての力を出し切ったカタチで、現状ではまだレシステンシアの方が強いかも知れないが、今回は外枠発走。枠順が違えば…。サマースプリント王者になっていた可能性は高い。

また逃げて勝ち星を重ねてきた馬が、好位からの差し競馬でこれだけの競馬がてぎたことも、この馬の成長も感じた。

自身より前にいたクリノガウディーとカレンモエよりも、それぞれ0.5秒、0.7秒早い脚を使って、差し切るあたり、少なくとも、これらの馬よりかは強いという見方で良いだろう。

3着クリノガウディーも外枠からの発走であったが、岩田騎手が向こう正面で早々にラチ沿いのINを確保。また今まで斜行癖が激しかった馬が、今回は真っ直ぐ走っていた。まだ5歳。成長を感じる内容であり、今後も期待できる。

4着ジャンダルムはスタートで立ち上がった上に、その直後に躓き、大きな出遅れ。それでいて上り最速の32.6秒の脚で、3着クリノガウディーにハナ差。最後の脚は一際目立っていた。筆者は正直、この馬がこれだけ長い脚を使える馬とは思っていなかった。新たな1面を見せてくれた。こういう競馬もできることは覚えておきたい。

5着カレンモエも、サマースプリント王者の権利を持っていた馬で、追い切り内容からも100%仕上げ。自分の競馬をして力を出し切っての5着。走破時計1:07.6秒は、本レースの平均勝ち時計に0.1秒劣るものであり、今後もメンバー次第では十分重賞に届く馬という見解は変わらない。

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