《2021》中京記念【評価結果】―レース回顧

2021 中京記念 函館記念 函館2歳S 評価結果 レース回顧 追い切り 調教評価
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追い切り評価の結果はいかに?

出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた全馬に評価を付け高評価としたのは4頭。

【B+】としたアンドラステが1着も、これは1番人気の馬。【A】を付けたミスニューヨークとロータスランドは掲示板も馬券内に届かずという結果で、今後の可能性は残したが、このレースとしてはあまり参考になったとは言えない。

なお、2着になったカテドラルはプラス評価とするか迷った1頭。評価コメントを上手く拾えた人には、参考になったかも知れない。

着順馬名評価人気
1アンドラステB+1
2カテドラルB6
3クラヴェルB-5
4ミスニューヨークA8
5ロータスランドA3
6ボッケリーニB-2
7メイケイダイハードB9
8ディアンドルB-4
9アメリカズカップC12
10ダノンチェイサーB+7
11アバルラータB11
12ドリームソルジャーB-10

レース回顧

勝ち時計1:46.2秒は普通。同舞台で行われる同じハンデ重賞「小倉大賞典(小倉芝1800m)」の過去10年における良馬場の平均勝ち時計は1:46.3秒であり普通と言える。

ペースは、前半800mが47.9秒、後半800mが46.3秒。1.6秒後半の方が早いスローペースでレースが行われた。

前半1000mの通過時計は59.9秒。

このペースを作ったのは、ディアンドル(団野)であった。

回顧

アンドラステは、スローな展開を好位の4番手追走から最終コーナーで内をすくい一気に先頭に躍り出る競馬。そこから上り3位タイの脚を使い、2着に3/4馬身差付けての優勝。兎にも角にも川田騎手のIN突きが光り輝いていた。

2着カテドラルは、スローな展開を後方4番手からの競馬。ハンデ56㎏も考慮すると、このレースで最も強かったのは、この馬だろう。最後は大外を回して、よく2着まで持ってきたなというのが正直な感想。能力の高い馬で今後も注目は必要だ。また、今回のオッズは妙味があった。

3着のクラヴェルも、スローな展開で後方3番手から、上り最速の33.5秒を使っての3着は強い。ただ馬券内にこれたのは、最後の直線で横山典がINを突いたことと、ハンデ52㎏があったと考える。この馬は、最終追い切り動画がラスト1Fからの映像しかなく評価不能の【D】とするか迷った馬であった。苦言を呈すなら、追い切り映像をしっかり見せて欲しかった。

4着ミスニューヨークは、1枠1番の好枠で軽ハンデ52㎏。追い切り【A】評価で個人的には楽しみにしていた馬であったが、結果は案外。今回の競馬は、少し力負けの感が否めない。ただ、追い切りはいつも良く見せてくれる馬。これで人気を落とすこと必至であり、次走も追い切りで良く見えた時には懲りずに狙ってみたい。

jamie

加藤(祥)騎手の「後ろに下げ過ぎず、アンドラステの直後に付ける積極的な騎乗」は良かったです。

5着ロータスランドは、アンドラステと似たようなポジションでの好位からの先行競馬。ただ最終コーナーでINを突いたアンドラステ(川田)に対して、本馬(藤岡康)は外を回ることに。このロスは大きかった。また、最後の直線でもディアンドルの斜行により進路が阻まれる不利もあった。これを考慮すると、着差の約2馬身は、能力的には差がないようにも思える。ただ、ハンデ54㎏は少し見込まれ過ぎの感があったかも知れない。

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