《2021》シンザン記念【最終追い切り】調教

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2021年1月10日(日)に中京競馬場で行われる『シンザン記念(G3)芝1600m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は15頭。追い切り動画で確認できた13頭の追い切り評価となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • トーカイキング
  • マリアエレーナ

なお、牝馬のククナが牝馬限定重賞のフェアリーSには登録せず、このシンザン記念のみに登録。自信の現れでしょうか。

シンザン記念とのダブルエントリーしていたもう2頭の牝馬については、ルースがシンザン記念オプティミスモがファンタジーSに出走することとなりました。

目次

オプティミスモ   54.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を淡々と右手前1本で登坂。時計は54.1-12.2秒。動きに派手さがなく一見地味に映るかもだが、1F区間ごとに0.8→0.9→0.9秒とゴールに向かって加速し続けるラップを完全馬なりで踏めており、状態の良さを窺い知ることのできる内容。真っ直ぐ走れている点も評価したい。

カスティーリャ   56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を走り、ラスト1Fで豪快に手前を替えて加速ラップを維持して登坂した。クビを上手に使って気持ちよさそうに伸びやかに動けている。活気も十分。好調だろう。全体時計は54.4秒と平凡も、ラスト2F時計24.7-12.3秒は評価できる。

ククナ       54.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を手前を替えることなく左手前1本で登坂。クビを上手に使って躍動感ある走り。全体時計が51.2秒でラスト2F 23.7-11.6秒は恐ろしく優秀。これを馬なりで計時していたあたり、能力は当然のことながら、間違いなく調子も良い。鞍上がとても気持ち良さそうに追い切っていたことがとても印象的だった。

jamie

裏のフェアリーSには目もくれず、ここ1本に登録してきた陣営の強気の姿勢も頷ける仕上がりです。

セラフィナイト   56.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり。

1馬身追走から直線で並びかけようとするも、馬なりの相手をなかなか捕らえられない。そのままクビ差遅れた。動きは小さく脚元も非力。またコーナーの途中で手前を替えた点も割り引きだ。

ダディーズビビット 56.0 【C】

栗東CW単走。馬なり⑩

ラチ沿い一杯を回り直線へ。クビをほとんど使えていない。使えていないどころか上に向かって振っており、推進力を損ねる走りだった点は大きく割引。クビと脚との連動性も悪く、何かフワフワとした走り。評価できない。

バスラットレオン  56.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

相手の真後ろに付けラチ沿いを登坂。ラスト2Fで外に出し、ラスト1F手前で手前を替えて加速。馬なりのまま2馬身突き放す好内容。内容は良いのだが、ちょこまかした動きで走りにスケールの大きさは感じない。また相手を交わす際、少し右にヨレて植え込み側に斜行。臆病な一面を見せた点は割り引いた。

ピクシーナイト   56.0 【A】

栗東坂路併せ。馬なり。

1馬身追走から、追う相手を3馬身以上突き放す圧巻のパフォーマンス。全体時計および踏んだラップも超優秀。この時計を楽々と出してるあたり能力の高さを感じる。雄大な馬体でスケール感も十分。手前を替えようとして替えられなかった点には目をつぶり、高く評価したい。

ファルヴォーレ   56.0 【A】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

馬場の真ん中をややラチ沿いを登坂。身体を大きく使ったダイナミックなフォーム。ともすれば気性的に難しい馬かもと思わせるほどクビも大きく動かしながらの登坂ではあったが、前向きに捉えるなら活気十分。弾むようなフットワークで推進力ある走りが出来ている。ラスト100mで鞍上が軽く仕掛けると、素早く反応し、余力十分に伸びた。全体時計は早くないもののラスト100mの伸びは秀逸。高く評価してみたい。

jamie

追い切り映像からは、気性的に難しい馬のようにも思えます。当日のパドック気配をチェックしたいところ。

ブルーシンフォニー 56.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑥

2頭併せの外。1馬身先行した状態からコーナーで馬体が併さり、軽く追う相手に馬なりのまま併入という内容。動きに伸びやかさがなく活気も薄い。股下に発汗も見られた。評価しづらい。

ルークズネスト   56.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑤

大きなストライドで外ラチ一杯を回り直線へ。直線向いた時点で抜群の手応え。5馬身前で3頭併せをしている他厩舎の馬を避けるべく、進路を馬場の真ん中に持って行き、前の1頭に追い付き併入した。クビの角度が良く、大きなフットワークで滞空時間の長い走り。手前の切替もスムーズで両方の手前でダイナミックな走りができている。兎に角スケールの大きさを感じる走り。高く評価しておきたい。

ルース       54.0 【B】

栗東坂路単走。G前軽く促す。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。全体時計は55.9秒と極端に遅くかなり軽めの内容。とは言え、タイミング良く手前を替え、集中して真っ直ぐに走れている。ラスト100mでハミを取らせ軽く促し、加速し続けるラップを踏めた点も好感が持てる。1週前でしっかり仕上げているのが見て取れる内容。内容軽くプラスには届かないものの、決してマイナス評価にはしたくない。

レゾンドゥスリール 56.0 【B-】

栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑥

3頭併せの内。外を3馬身、中を2馬身追走から直線へ。コーナーワークを利して直線向いた時点で、外中の相手の1馬身うしろ。そこから軽く仕掛けて並びかけようと一瞬グッと伸びるも一瞬だけ。結局並びかけることすら出来ず、ほぼ馬なりの中の相手に1馬身、追う外の相手に半馬身遅れた。終始相手の影に隠れ、動きはあまり確認できなかったが、時計は平凡で併せ馬遅れでは評価しづらい。

ロードマックス   56.0 【B+】

栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦

3馬身前を追走し、馬場の7分どころを通って直線へ。直線半ばで鞍上が左肩をポンと叩くと素早く反応し、楽々と4〜5馬身突き放す好内容。ピッチ走法の馬でコーナーリング性能は高そう。ただ四肢の可動域はそれほど広くなく、この走法からタフな中京マイルへの適正面はどうだろうか。この点だけを割り引いた。ただ状態は間違いなく良いだろう。

ワザモノ      56.0 【B-】

美浦南W併せ。G前強め⑧

3頭併せの中。アタマは高め。押して促すも反応鈍く動きも重い。併せた内外の相手に半馬身先着も評価しづらい。

今週開催のその他重賞レース

フェアリーS(G3)

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