2020年11月8日(日)に東京競馬場で行われる『アルゼンチン共和国杯(G2)芝2500m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた14頭の追い切り評価となります。
- アールスター
- エアウィンザー
- タイセイトレイル
- プリンスオブペスカ
木曜日19時40分時点で、これらの馬の追い切り動画はアップされていませんでした。追い切り動画なし(評価なし)となりそうです。
アイスバブル 55.0 【B-】
栗東CW併せ。G前強め⑧
2頭併せの外。内は同レースに出走予定のサトノルークス。2馬身先行から、直線で内のサトノルークスに馬なりで1馬身交わされてしまう。また交わされる際、相手に怯みスピードダウンした点は大幅に割引きが必要。その後強めに仕掛けるも半馬身差詰めるのがやっと。フォームは悪くないのだが、追ってからの反応も鈍く評価しづらい。
オーソリティ 54.0 【B】
美浦南W併せ。G前強め④
2頭併せの内。軽めの内容であったためかもたが、コーナーで頭が高く、直線向いても手前を替えなかった点は割引。直線追って相手に1馬身先着も、これは相手が弱かったか。動きにキレは感じない。脚元はそこそこ力強いが…。
オセアグレイト 55.0 【B+】
美浦南W単走。馬なり④
前を行く関係ない2頭を、直線で射程圏に捕らえると、自然な形でジワっとギアが入ると、2馬身前を行く2頭に追い付き併入。ゴール後僅かに前に出た。伸びやかで滞空時間の長い走りが出来ている。好調だろう。
ゴールドギア 53.0 【C】
美浦南W併せ。G前一杯④
2頭併せの内。外の併せた相手はフ京王杯2歳Sに出走予定のブルーシンフォニー。こちらはショートカット気味に馬場の4分所を回り、相手はコーナー深く馬場の7分所。直線向いた時点で2馬身先行も、楽々と並び掛けられ、一杯に追うも、馬なりのままの相手に2馬身突き放された。相手が動けてたとは言え、これでは…。
サトノルークス 56.0 【B】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦
2頭併せの内。外は同レースに出走予定のアイスバブル。2馬身追走から、直線を右手前で引っ張り、馬なりのまま相手の前に半馬身出ると、そこから手前を替えて1馬身突き放した。その後も軽く気合いを付けられるも、思った以上には弾けず、強めに仕掛られた相手に半馬身差まで詰められた。胸前の筋肉が発達し、力感たっぷりの走りも、アタマの位置が高い点は割引。評価は据え置いた。
サンアップルトン 55.0 【B-】
美浦坂路併せ。馬なり。
3頭併せの内。馬場の真ん中やや内目を通り、鞍上は持ったままで、一定のリズムを刻み淡々と登坂した。外には半馬身先着も、中とは併入。完歩が小さく、何かこじんまりとした走り。ラスト1Fも0.2秒失速しており評価しづらい。
サンレイポケット 55.0 【B+】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
埒沿いを登坂。ラスト2F過ぎで左手前に替わり、ラスト1Fまで馬なり。ラスト1F過ぎてから鞍上が仕掛けると、再び手前を右手前に替えて加速した。全体時計は53.7秒と平凡も、ゴールに向かって加速度合いを増すラップが踏めており、好調さが十分に伝わる内容。手前の切替もスムーズ。
トーセンカンビーナ 55.0 【B-】
美浦南W併せ。G前一杯④
2頭併せの内。1馬身半追走からコーナーを利して半馬身差まで詰めるも、馬なりのままの併せた相手に離されそうになり、慌てて鞍上が気合いを付け、ムチも4.5発入れるも、反応悪く、そのまま半馬身遅れ。時計も遅い。これでは…。
バレリオ 55.0 【C】
美浦南W併せ。G前強め⑦
2頭併せの内。2馬身追走からコーナーを利して半馬身差まで詰めて、強めに追うも、馬なりのままの相手に離され1馬身遅れ。四肢の可動域は狭く脚元も非力。
ベストアプローチ 56.0 【A】
美浦坂路併せ。G前軽く促す。
3頭併せの外。埒沿いを登坂。美浦坂路の緩いコーナーでタイミング良く手前を替えると、軽く促されながらグイグイ伸びて併せた相手を4馬身突き放す好内容。相手は付き合うだけで一切追っておらず、この着差は当てにする必要はない。評価すべきは顔を真っ直ぐ向け安定したフォームで走れた点と、この馬の踏んだラップ。ゴールに向かうに連れ加速度合いを増していた点は高く評価したい。
ミュゼエイリアン 53.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり⑦
3頭併せの外。内に2馬身、中に1馬身先行した状態から、直線で3頭雁行状態に。中の相手が先に仕掛け半馬身前に出るも、馬なりのまま余力十分に追走し、ゴール前の数完歩で交わし、1馬身先着した。時計面で強調は出来ないが内容は良く、身体全身を使ってしっかり走れている。一発があるかも知れない。パドック気配に気を配りたい。
メイショウテンゲン 56.0 【B-】
栗東CW単走。G前軽く追う⑨
コーナーを深く回り直線へ。直線に入ってから鞍上はジワジワ追うも、いつものような伸びがない。パワフルさが売りの馬が脚元の力強さを欠く内容。クビは使えているものの、四肢の可動域が狭く、迫力のない走り。本調子には思えない。
ユーキャンスマイル 58.0 【B】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
馬場の真ん中を登坂。この馬の坂路追いはあまり見たことが無かったが、両前脚の着地ポイントが近い。下手すれば左右の前脚がクロスしているのではないかと思うほど。こういう馬は良馬場で走らせてあげたくなる。全体時計53.8-12.4秒で加速ラップは踏めているのだが、ラスト1Fから苦しくなり、鞍上に軽く仕掛けられ、手前を替えて踏ん張ったあたり、今ひとつ余力の感じられない内容。評価は据え置く。
ラストドラフト 56.0 【B】
美浦P併せ。軽く促す④
2頭併せの内。ポリトラック馬場で内目を通ったため時計面での課題評価は禁物。並んだ状態から軽く促し前に出るも、最後は強めに追った相手に半馬身交わされた。コーナーリングは軽やかに気分良さそうに駆けていたものの、直線で右手前に替わってからの伸びが物足りない。脚の回転力で勝負する走法で、完歩は小さい。右回りのコーナーの多いコースのほうが合うような気がする。調子は悪くなさそうだが…。
アルゼンチン共和国杯(G2)の参考レース
昨年の菊花賞、今年のダイヤモンドS、阪神大賞典、青葉賞、天皇賞・春、目黒記念、宝塚記念等もありますが、ここでは本blogで掲載したもののみ記載いたします。
09.06 新潟記念(G3)
- サンレイポケット(3着)
- 最終追い切り評価 【B】
- ゴールドギア(9着)
- 最終追い切り評価 【B】
- アールスター(14着)
- 最終追い切り評価 【-】
08.16 小倉記念(G3)
- アールスター(1着)
- 最終追い切り評価 【-】
- サトノルークス(11着)
- 最終追い切り評価 【B-】