《2020》ファンタジーS【評価結果】―レース回顧

2020 アルゼンチン共和国杯 みやこS 京王杯2歳S ファンタジーS レース回顧 追い切り評価
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追い切り評価の結果はいかに?

jamieのファン

jamie、ファンタジーSの追い切り評価はどうだった?

jamie

出走12頭中、追い切り動画があったのは10頭。うち5頭を高評価としたよ。

jamieのファン

高評価馬が2頭馬券内も、【A】評価馬が最下位か…。

jamie

うーん…。少し振り返ろう。

着順馬名評価人気
1メイケイエールB+1
2オパールムーンB-7
3ラヴケリーB+5
4オプディミスモ11
5ヨカヨカB-2
6ミニーアイルB+4
7デルマカンノンB+10
8モンファボリB-6
9セレッソフレイム12
10サルビアB-3
11フリードB8
12メイショウイチヒメA9

レース回顧

勝ち時計1:20.1秒はコースレコード。

昨年のレシステンシアの勝ち時計を0.6秒上回り、従来のレコードを0.3秒更新する素晴らしい時計での勝利。

ペースは前半3Fが34.1秒、後半3Fが34.8秒と僅かな前傾ラップ(ミドルペース)。

前半1000m通過は56.6秒。

このペースを作ったのは、フリード(和田)であった。

パドック

この日は用事があリアルタイムにパドックを見れなかったが、後追いで見たパドックでは、デルマカンノン、メイケイエール、オパールムーン、ラヴケリーの4頭が良く見えた。

デルマカンノン

クビを使ってリズムを刻み、大きく力強く歩けており好気配。

メイケイエール

踏み込みの力強さには欠けるものの、スッスッと柔らかく歩けている。とても雰囲気ある馬。馬体からはマイルまでこなしても良さそうに見える。

オパールムーン

胴の詰まった馬体で、トモのボリュームがもの凄く、踏み込みがかなり力強い。

ラヴケリー

歩幅は小さいもののアタマを下げ、厩務員を引っ張るような前進気勢溢れる周回。踏み込みも力強く好気配。

1着 メイケイエールについて

規格外の馬が、また1頭現れた。

この馬については武豊騎手の勝利ジョッキーインタビューが全て。

「だいぶ掛かっていたというか、前半から力んで夢中になって走っていました。なだめても抑えがきかなくて…。普通ならダメになるパターンなんですけどね…。前半あれだけロスがあっても最後まで持つのはすごいと思いましたし、能力があります。

(中略)

 距離は折り合い一つですね。折り合いさえつけば1600mでも大丈夫です。ただ現状のままでは厳しいでしょうね。明確な課題があるのでそこですね。」

~JRA勝利ジョッキーインタビューからの筆者による抜粋~

実際にパトロールビデオを見ても、スタートから最初の800mくらいまではずっと掛かりぱなし。武豊が何とかなだめようとするもアタマが上がるだけでスピードを抑えることができず制御不能な状態。終始外目を追走することに。

体力的にも距離的にもかなりのロスがあったものと思われる。

落ち着いて走れるようになったのはラスト3F時点から。なおラスト3F時計は34.5秒(3位タイ)。

序盤あれだけ掛かっていると、最後の直線で完全に沈むパターン。それをこの馬は、直線に入ると手前を替え、減速ラップとなりながらも最後まで力を出し切り、オパールムーンの追撃を3/4馬身差凌ぎ、レコードでの見事な勝利。

能力が高いのは言うまでもなく、勝負根性も相当なものだ。

前走の小倉2歳Sでも同じように掛かかって走っていた。気正面での課題は、この馬にとって大きな課題になるだろう。

ただ、能力的には今後の短距離~マイル路線を引っ張って行ってほしい逸材。

この大きな課題をクリアし大成して欲しい。

2着 オパールムーンについて

スタートから控えて最後方で競馬を進める。

ラスト3F時点で先頭との差はおよそ8馬身半。

ここから上がり3F 33.5秒(1位)。

1頭だけ次元の違う脚を繰り出し、メイケイエールに迫るも3/4馬身届かずの2着。

3着馬ラヴケリーには1馬身1/4差を付けた。

本レースの上がり2位は34.2秒(4着馬オプティミスモ)であり、後方2番手にいた上がり2位の馬と0.7秒差を付けている。

早い流れの展開に恵まれたという見方も出来るが、この末脚はなかなか。今回の2着は決してフロック視しない方が良いだろう。

馬体から、今後も短い距離を使われることになりそうだが、今回と違った展開でどうか?

ここにも注目しておきたい。

3着 ラヴケリーについて

厳しい流れを前に付けての3着は立派。

しかも通ったコースは、3頭雁行状態の一番外をずっと走ってのもの。

メイケイエールと比べると少し違いが際立ってしまうが、この中ではかなり強い競馬をした1頭。

前走の函館2歳S(団野騎手)のレースを見る限り、テンに早い脚が無さそうに思え、キレ味活かす競馬になると予想していたが、川田騎手は先行してタフな競馬を選択。

またメイケイエールほどではないものの、この馬も道中少し掛かっていた。

それでいて3着に粘らせた川田騎手の馬を動かす技術は素晴らしい。

メイケイエールの破天荒な競馬内容の影に隠れる形となっているが、このレースは先行勢には本当に苦しく、掛かり気味に先行しての3着は高く評価すべき。強い馬だ。

4着 オプティミスモについて

大外枠からのスタート。

好スタートも内の各馬を前に行かせ、後方2番手の内目を追走。

内目をロスなく回り、最後の直線で藤井勘一郎騎手の風車ムチが繰り出されるも、ラヴケリーにハナ差届かずの4着。

上がり3F時計は34.2秒(2位)。

オパールムーンが外を回したのに対して、この馬は最内をロスなく通ってのもので、展開にも恵まれての4着ではあったが十分な内容。

結果的に最も過小評価されていた馬となったが、実力は高い。本来、こういう馬を追い切り映像からから拾いたいところだが、この馬については、追い切り映像が無かった。

藤井勘一郎騎手も上手く乗った。

その他高評価馬について

6着 ミニーアイルについて

最序盤は後方から3番手。

競馬の内容はほぼ4着馬オプティミスモと同じ。

序盤は後方のインに構え、中盤に押し上げる内容。

オプティミスモとの違いは、最終コーナーで外に出した点。

直線向いて加速するところで、前を走るヨカヨカがヨレて、この馬の進路に入って来られたのは痛かった。これが無ければヨカヨカとのクビ差は逆転出来ていた可能性が高い。

このレースの上位3頭との能力差は、少しあるとは思うが、内を通ったオプティミスモ、ヨカヨカ辺りとの能力差は無いという見立て。

また、走破時計1:20.5秒は昨年のレシステンシアを0.2秒上回るものであり、悲観する内容ではない。

今後の活躍も期待したい。

7着 デルマカンノンについて

6着馬と1馬身以上離されての7着も、このレースの4〜6着馬と同じ評価か、それ以上の評価をしたい馬。

最序盤、1枠1番という枠を活かして押してポジションを取りに行き、3角時点で先頭から1馬身差の4番手のイン。

前半の1000m通過タイムが56.6秒の激流を追走してのこの着順は、ラヴケリーほどては無いとしても、高く評価したい内容。

走破時計も昨年のレシステンシアと同タイムだ。

後、評価したいのはこの馬のパドック。後追いで見たパドックではあるが、個人的にはパドックの気配は1番手に評価だった。

次走かなり狙い目の馬として、チェックしておきたい。

12着 メイショウイチヒメについて

追い切り評価で【A】評価を付けた馬であったが、パドックでも見栄えせず、レースでもまったく見せ場なく、追走で精一杯の内容で、最後は歩いてゴールしていた。

この馬にとって1400mは長い。

これで人気はガタ落ちするだろう。追い切りが良かった点は信じたい。距離短縮で出て来て再び動けているようなら、もう一度だけ狙ってみたい。

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