《2020》秋華賞【評価結果】―レース回顧

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追い切り評価の結果はいかに?

jamieのファン

jamie、史上初の無敗の3冠牝馬となるかデアリングタクトにとっての大一番。当然この馬には高い評価を付けたんやろな!?

jamie

うん、【B】を付けたよ。

jamieのファン

マジで【B】かよ!そんなんで良く読者付いてくるな…。

jamie

でも1週前追い切りは【A】だったし、実際最終追い切りは軽めの内容。最終追い切りとしては【B】が妥当だったと思うよ。

jamieのファン

となると1週前追い切りの評価のかなり重要になるな。

jamie

そうなんだよね…。この評価結果記事は、あくまで最終追い切り評価の評価記事だからね。あっ、後…、今回はレース回顧記事ではなく、”デアリングタクト”の生い立ちとそれに纏わる人間ドラマについて、時間の許す限り書いてみたよ。(ほんとはもっと調べて書きたかったけど時間も限られてるしね。)最後まで読んでみてね。

着順馬名評価人気
1デアリングタクトB1
2マジックキャッスルB-10
3ソフトフルート9
4パラスアテナB-12
5ミスニューヨークA16
6オーマイダーリンB-14
7マルターズディオサB-4
8ムジカB-11
9ウインマイティーB3
10フィオリキアリB-15
11アブレイズB+17
12ダンツエリーゼC18
13リアアメリアA2
14ミヤマザクラB6
15ウインマリリンB5
16サンクテュエールB-8
17クラヴァシュドールB+7
18ホウオウピースフルB+13

史上初の無敗の3冠牝馬 デアリングタクト

まず、史上初の無敗の3冠牝馬を誕生、本当におめでとう!

そして、この偉業を達成した生産牧場の「長谷川牧場」のみなさま、馬主「株式会社ノルマンディーサラブレッドレーシング」およびデアリングタクトへの出資者のみなさま、杉山晴紀厩舎関係者のみなさま、松山騎手をはじめ、この馬に携わったすべての関係者の皆さまに、心からおめでとうと申し上げます。

ノーザンファームの1強とも言える今の競馬界において、これほどロマンに満ち溢れた勝利があるだろうか。

デアリングタクトを語るには、長谷川牧場から語らねばなるまい。

長谷川牧場

2017年4月15日、日高の小さな牧場からシンデレラが誕生した。

長谷川牧場は、北海道日高町で毎年10頭未満の馬を生産している小さな生産牧場。

2017年、2018年とJARでの勝利なし。2019年と2020年で5勝。そのうち4勝がデアリングタクトによるもの。

この小さな生産牧場からデアリングタクトは誕生した。

母・デアリングバード

デアリングタクトのお母さん(デアリングバード)は社台ファーム生産馬(1口:90万円/40口で募集)で藤原英厩舎に預けられるも、体質が弱く、3歳の7月の未勝利戦(9着)を1戦しただけで引退。

JS(ジェイエス)繫殖馬セールに上場され、長谷川牧場が388万8000円で落札した。

デアリングタクトのお祖母ちゃん(デアリングハート)は、すべて牝馬限定とは言え重賞で3勝を挙げている。

セレクトセール

そんな母から産まれたデアリングタクトは、産まれた時から、「小さくも機敏な仔」だったと言う。

「生まれた時はちゃんこい(小さいかったん)だ。それでも機敏だったな。少しずつ手をかけて、ケガをしようように気を付けて育てていきました。」(長谷川牧場主・長谷川文雄(69)さん)

Sponichi Annex ~【秋華賞】デアリングタクトよ「無事に走って」”ちゃんこい”牧場にデッカイ夢を~

2017年当歳馬(0歳馬)のセレクトセールに上場するも、2017年は買い手が付かず主取りという苦い経験を経て、翌2018年の「1歳馬の部」で、ノルマンディーファームが1200万円で落札。

ノルマンディーファームでの募集価格

ノルマンディーサラブレットレーシングの所有馬となったデアリングタクト。

クラブは募集価格1760万円。募集口数400口と決め、1口あたり4.4万円で会員に対して出資希望を募る。

《ここから先の「育成過程」、「杉山晴紀調教師との出会い」等についても調べて記載したかったが、時間の都合上、割愛する。》

シンデレラガール、史上初無敗の3冠牝馬に

当歳時、1歳時と決して目立つ存在でなかったデアリングタクト。

新馬戦を2番人気で勝利すると、そこから無傷の4連勝でオークスを制して2冠を達成。

そしてトライアルレースを使わずに挑むこの舞台。

否が応でも緊張は高まる…。

《ここからは通常のレース回顧となるが、今回は前段と後半のノーザンFの屈辱について記載したかったため省略する。》

王者ノーザンファーム、屈辱の敗戦

今回の秋華賞で、何としてもデアリングタクトに一矢報い、最後の1冠を手中に収めたかったのは、生産界の巨塔ノーザンファームではないだろうか。

今年の秋華賞には、ノーザンファーム生産馬が「4頭」出走していたものの、オール2桁着順の苦渋を味わうことに。

  • 1枠1番 ミヤマザクラ ⇒ 14着
  • 1枠2番 リアアメリア ⇒ 13着
  • 2枠4番 ホウオウピースフル ⇒ 18着
  • 5枠9番 サンクテュエール ⇒16着

ノーザンファーム生産馬がすべて馬が内枠をひいたこと、出てきたら有力馬となっていたレイパパレ、クラヴェルが抽選落ちとなったこともデアリングタクトにとって幸運だった。

杉山晴紀調教師について

1981年12月24日生まれ。神奈川県出身。

2016年に栗東で厩舎を開業。(開業5年目)

  • 2018年5月にウインテンダネスで目黒記念 (GⅡ) を制してJRA重賞初制覇。
  • 2018年11月には、京都競馬場で行われたJBCクラシック (JpnⅠ) をケイティブレイブで勝利してビッグタイトルを獲得。

2019年は30勝をマーク。

2020年は既に35勝。(2020年10月18日終了時点)

全国リーディングの6位に入る勝利数をあげ、注目を集める新進気鋭の若手調教師。

  1. 矢作厩舎  46勝
  2. 友道厩舎  42勝
  3. 堀厩舎   39勝
  4. 安田隆厩舎 36勝
  5. 藤沢和厩舎 36勝
  6. 杉山厩舎  35勝
  7. 国枝厩舎  34勝
  8. 西村真厩舎 32勝

ミスニューヨークと長岡禎騎手について

筆者がこのレースで本命としたミスニューヨークについても、記載したかったのですが、時間の都合上、こちらについても割愛いたします。

最後に

デアリングタクトは決してエリートではありません。

むしろセレクトセールで買い手が付かず主取りの苦渋を味わったあたり、どちらかと言えば劣等生の位置づけの馬だったのではないでしょうか。

多くの関係者がこの馬に、多くの愛情を送り、信じ続けて、史上初の無敗の3冠牝馬という偉業を成し遂げた…。

このように、このレース1つとっても、数多くのドラマがあります。

レースの一つ一つをしっかり紐解くと、この秋華賞と同じように多くの人間と馬が織りなすドラマが詰まっており、、、これが競馬の魅力であるとも筆者は考えます。

これからも追い切り評価、レース回顧などの記事を通して、競馬の魅力を伝えていければと思います。

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