2020年8月23日(日)に小倉競馬場で行われる『北九州記念(G3)芝1200m(ハンデ)』の1週前追い切り評価となります。登録は22頭。追い切り動画で確認できた5頭の追い切り評価となります。
- アウィルアウェイ
- イエローマリンバ
- エイシンデネブ
- カリオストロ
- クライムメジャー
- ゴールドクイーン
- ジョイフル
- ダイメイプリンセス
- トゥラヴェスーラ
- ビアイ
- ブライティアレディ
- プリディカメント
- メイショウカズヒメ
- メイショウキョウジ
- メジェールスー
- ラブカンプー
- レッドアンシェル
アンヴァル 【B】
栗東坂路単走。G前一杯。
馬場の真ん中を右手前で引っ張り登坂。ラスト1Fからの鞍上の仕掛けで左手前に替えると荒々しく加速。顔を右に向け鞍上が追いづらいフォームにはなっていたが、十分な脚力で真っ直ぐ推進していた。鞍上のムチにも反応できており、ムチが入ると更にギアが入っていた。全体時計は標準的も、ラスト1Fでめい一杯追ったとは言え、ラスト2F時計の24.3-12.0秒は優秀。最終追い切りは軽く流してくるかも知れないが、フォームの安定性を確認してみたい。
ジョーカナチャン 【B+】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
こちらもラスト1Fまで右手前で引っ張り登坂。ラスト1Fで鞍上が軽く左肩を叩き手前を替える合図を送るもワンテンポ遅れて手前を替えた点と、手前を替えた際少しヨレた点は割引。即座に反応して欲しいところ。とは言え終始低い姿勢で、フォームの安定性が高く、走りに活気があり、余力は十分。最終追い切りへの期待も込めてプラスに評価してみたい。
タイセイアベニール 【B】
栗東坂路併せ。G前強め。
栗東坂路併せ。ラスト2F辺りで左手前に替えた際にヨレた点は割引。その後は真っ直ぐに走り、ラスト1F辺りから強めに追われて併せた相手に半馬身先着。全体時計が50.4秒と早いため、仕方ないかもしれないが、ラスト1Fは12.5秒で0.3秒の減速。この評価となる。
マイネルグリット 【B+】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
前脚の着地ポイントが近く、体幹もしっかりしていないため、走りが左右にヨレる点は割引も、G前軽く仕掛けられての全体時計50.2-12.1秒はかなり優秀な時計。さすが動画にあがってくるだけの動きではある。最終追い切りへの期待も込めてプラスに評価してみたい。
モズスーパーフレア 【B+】
栗東坂路併せ。G前軽仕掛け。
ラスト2F過ぎた辺りで左手前に替えると埒沿いを走り一杯に追う相手を全く相手にせず、3馬身以上突き放し先着した。馬なりで相手を突き放した後であったものの、残り100mあたりでフッと気を抜き、減速しそうになったところを、鞍上にステッキを入れられ気合いを付けられると再び加速したものの0.3秒減速した。とは言え、走りの軸は極めて安定し、活気も十分。ほぼ馬なりで50.9-11.9秒の時計は評価すべき。暑い時期でもある。この馬にとっては、追い切りをやり過ぎる必要は無いのかもしれない。ハンデは何キロを背負うことになるのだろうか。そこが気になる。
サマースプリントシリーズのその他レース
北九州記念はサマースプリントシリーズの4戦目。過去のスプリントシリーズに出走して、今回のレースにも出走する馬は以下のとおり。
- 函館SS
- 該当なし
- CBC賞
- 【1着】ラブカンプー
- 【2着】アンヴァル
- 【3着】レッドアンシェル
- 【4着】タイセイアベニール
- 【5着】エイシンデネブ
- 【7着】アウィルアウェイ
- 【9着】ジョイフル
- アイビスSD
- 【1着】ジョーカナチャン
- 【4着】メイショウカズヒメ
- 【5着】ダイメイプリンセス
- 【10着】ラブカンプー
- 【16着】ゴールドクイーン
函館SS、CBC賞の追い切り評価記事がないことご了承ください。(ブログを開設前のレースとなるため。)
今週開催のその他重賞レース