追い切り評価の結果はいかに?
出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた15頭に評価を付け高評価としたのは5頭。【A】評価馬どおしの1、2着決着で最高の結果となった。【A】評価馬の1頭は14人気のアイスバブルだったことも評価できるところだろう。
実際、Twitterのフォロワーの方からも「記事を参考に、大きな馬券を的中できました」と嬉しい報告もいただきました。参考にして下さった方は、本当におめでとうございます!
人気薄の【B+】評価馬ディアマンミノルも首差の4着と健闘していたね。
着順 | 馬名 | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|
1 | トーセンスーリヤ | A | 2 |
2 | アイスバブル | A | 14 |
3 | バイオスパーク | B | 12 |
4 | ディアマンミノル | B+ | 11 |
5 | サトノエルドール | B- | 8 |
6 | ジェットモーション | C | 4 |
7 | ワールドウインズ | C | 5 |
8 | マイネルウィルトス | B | 3 |
9 | カフェファラオ | B+ | 1 |
10 | ハナズレジェンド | B | 6 |
11 | ドゥオーモ | B | 15 |
12 | タイセイトレイル | - | 16 |
13 | ワセダインブルー | B- | 9 |
14 | マイネルファンロン | B | 7 |
15 | レッドジェニアル | B+ | 13 |
16 | アドマイヤジャスタ | B | 10 |
レース回顧
勝ち時計1:58.7秒は早い。過去10年で2番目に早い時計。本レースの良馬場における過去10年の平均勝ち時計は1:59.6秒であることから十分早いと言えよう。
ペースは、前半1000mが58.5秒、後半1000mが1:00.2秒。1.7秒前半の方が早いハイペースでレースが行われた。
このペースを作ったのは、レッドジェニアル(坂井瑠)であった。
回顧
筆者の本命はアイスバブル。対抗はトーセンスーリヤ。3番手はディアマンミノルであった。
レッドジェニアルとマイネルウィルトスが競り合うカタチで、後続を4馬身ほど引き離しての逃げ。
ハイペースで後方有利な展開の中、先行したトーセンスーリヤが、後続を3馬身突き放しての快勝。一頭違う強さを見せつけた。
優勝したトーセンスーリヤは、最終追い切りでも抜群に動けており、「追い切りの動き」と「成績」がリンクする馬という印象。筆者にとっては買いやすい馬だ。
2着アイスバブルは、ハイペースを後方からと展開に恵まれた1頭であるが、最後の直線で前が詰まる不利あり。追走はラクそうで4角での手応えも抜群。前が詰まる不利がなければ…。もしかたら1着があったかも知れない…。そう思わせるほどの脚色ではあった。
3着バイオスパークはソツのない競馬。外枠からスッと前につけ勝ち馬をみるポジション。池添騎手が上手く乗ったが、昨年(3着)時は55㎏で今回は57㎏。よく頑張った。洋芝適正も高いのだろう。
悔しかったのが4着ディアマンミノル。この馬が3着であれば、大きな馬券をGETできていただけに悔しいクビ差4着となった。アイスバブルとほぼ同じ位置取りだったがポジションは外。外を回したこちらの方が評価が高いという見方もできるが、アイスバブルは前が詰まる不利があり脚色は、アイスバブルの方が勢いはあった。
勿体なかったのが、直線でムチを落としたこと。ラスト1Fはムチを使って追うことができなかった。これがなければ…。着差はクビ差である。馬券内があったかも知れない。
最後にカフェファラオについてだが、最後の直線ではアイスバブルに進路を遮られての9着であり、これがなければ、もしかしたら掲示板はあったかも知れない。58.5㎏のハンデも効いていたように思える。ルメール騎手は、「距離や芝は大丈夫。ただ、1番枠で狭くなってしまいました。彼は狭くなると気にしてしまう馬なので…。」というレース後のコメントをしていたが、果たしてそうなのだろうか?
この馬の評価については、意見が分かれるところかも知れないが、追い切りの動きを見ている限り、芝での走りも問題なさそうで、それほど悲観する内容でもなかったというのが筆者の考え。これでグッと評価を落とすようなら、次走は以外と面白いのかも知れない。