《2025》ターコイズステークス【最終追い切り】調教評価

ターコイズS 追い切り 調教評価
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本記事は、2025年12月20日(土)に中山競馬場で行われる『ターコイズステークス(G3)芝1600m(ハンデ)』の最終追い切り評価記事です。

出走予定馬は16頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。

A評価

ビップデイジーは、栗東坂路での単走追い。馬場の真ん中をまっすぐ登坂です。四肢の回転は滑らかで、フットワークに品があります。右手前一本の走りでも窮屈さはなく、手前を替える必要を感じさせません。余力を残したまま、きれいにまとめています。

B+評価

ドロップオブライトは、集中力が高く、終始キビキビとした動きです。終いは僅かに脚色が緩みましたが、無理に促さず馬のリズムを優先した内容で、気にする必要はないでしょう。最後まで脚取りは力強く、全体時計も優秀。十分に評価できる内容です。

その他注目馬

カピリナは、トビの大きなフットワークが目を引き、四肢の回転もなめらかです。左手前に替わった場面ではクビを前に突き出せず、少しフワッとした走りになりました。その分だけ評価は一枚下げましたが、右回りでの実績を踏まえれば過度に気にする必要はなさそうです。総合的には、全体の動きの質の高さを評価します。

フィールシンパシーは、クビの振り方は一息ですが、前肢を高く上げ、後肢も伸びやかに運べています。体を大きく使えている点は好材料で、今回はいつになく動きにスケール感があります。チェルビアットは、栗東坂路での単走追いです。アタマが上がるのを抑え、振り子のような前後運動でフットワークの弾力性は十分です。線はやや細く映りますが、肌艶も良く、体幹もしっかりしています。

キタウイングは、クビの角度が良く、カチッとした好フォームです。ラスト1Fで馬自らジワッと加速できていた点も好感が持てます。人気はかなり薄そうですが、ハンデ50kgなら一撃があっても不思議はありません。リラボニートは、栗東坂路での併せ馬です。1週前にしっかり時計を出しており、最終追いは調整程度でしたが、馬体を並べたまま運び、最後にハナ差だけ前へ出ました。後肢の伸びやかさも保てており、状態はきれいに整っています。ジューンオレンジは、軽く流す程度の内容ですが、集中力は高く、頭の位置も常に体の中心に置けていて安定感は抜群です。ただ、良い時に比べると動きのキレはもう一段ほしい印象です。

ウンブライルは、完歩は狭めですが、手前替えはスムースです。首筋をポンと叩かれた際の反応は平凡で、併せた相手に半馬身遅れました。最終追いでも促されて併入と、ひと目では評価しづらい内容です。ただ、この馬は普段から追い切りで目立ちにくいタイプでもあります。日曜の坂路で良いラップを刻めているだけに、軽視は禁物でしょう。最終判断をパドックに委ねる形で評価は据え置きました。

追い切り評価(まとめ)

枠順発表後、更新します。

今週開催のその他重賞レース

朝日杯FS

金曜日の夜、更新予定。

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