本記事は、2025年11月15日(土)に京都競馬場で行われる『デイリー杯2歳ステークス(G2)芝1600m(馬齢)』の最終追い切り評価記事です。
出走馬は8頭。追い切り動画で確認できた全頭の追い切り評価となります。
A評価
アドマイヤクワッズ
1週前がまず圧巻でした。テンから浮遊感のあるフットワークで、体がフワッと前へ運ばれる軽さ。そこから坂井瑠星騎手が軽く促すだけで矢のように伸び、完成途上ながら素直にギアが入る反応は際立っています。最終追いは坂路での調整程度。やや右へ寄る場面はありましたが許容範囲で、気負わずリズム良く駆け上がることができています。ここは通過点という印象で、大きな舞台でも見てみたいと思わせる一頭です。
B+評価
エイシンディード
1週前は高杉吏麒騎手(20)が騎乗し、永島まなみ騎手(23)騎乗のハンベルジャイト(古馬3勝クラス)と併せ馬。相手が強くクビ差遅れましたが、本馬の走りは終始エレガントで、後肢の伸びやかさが際立っていました。肩まわりにもう一段柔らかさが出てくる余地はあるものの、現時点でも上々のデキです。本馬がペースを作る展開も十分。周りがマークを緩めてくれれば、そのまま前残りまであって良い一頭です。
その他注目馬
マイケルバローズ
岩田望来騎手が騎乗し、栗東坂路で併せ馬。道中で左へ寄る場面は、相手の脚と接触しそうになったために咄嗟に避けたもので、気にする必要はありません。本来は真っ直ぐ走れる馬で、脚色は力強く、迫力も十分。馬体の幅にも厚みが出ており、成長ぶりが感じられます。B+評価と迷った一頭で、この組では最上位の評価とします。
キャンディード
1週前にCWで併せ馬をこなし、最終追いは坂路で終い重点の内容。軽めだったこともありアタマの位置は高めでしたが、軸がブレず体幹が安定していた点は評価できます。ラスト1Fだけ脚色を強めましたが、そのキレは鋭く、仕上がりは上々です。
カヴァレリッツォ
1週前はC.デムーロ騎手が感触を確かめる程度で、追い切り自体は軽め。本追い切りは吉岡厩舎らしく土曜日に実施。映像のあった最終追い切りも軽い内容でしたが、筋肉のハリ・艶は良く、前膝をしっかり上げて真っ直ぐ登坂できていました。雰囲気ある馬ですが、アタマを回しながらで位置が安定しない点を割引きました。
追い切り評価(まとめ)
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 最終 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | エイシンディード | 牡2 | 56.0 | 高杉 | B+ |
| 1 | 2 | マイケルバローズ | 牡2 | 56.0 | 岩田望 | B |
| 2 | 3 | ガリレア | 牡2 | 56.0 | 杉原 | C |
| 2 | 4 | アイガーリー | 牡2 | 56.0 | 武豊 | B- |
| 3 | 5 | キャンディード | 牡2 | 56.0 | 北村友 | B |
| 3 | 6 | アドマイヤクワッズ | 牡2 | 56.0 | 坂井 | A |
| 4 | 7 | カヴァレリッツォ | 牡2 | 56.0 | C.デム | B |
| 4 | 8 | グッドピース | 牡2 | 56.0 | 西村淳 | B- |
今週開催のその他重賞レース
武蔵野ステークス(G3)

エリザベス女王杯(G1)
公開時期、未定
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