本記事は、2022年7月31日に行われる新馬戦の追い切り評価となります。
12:15 札幌5R 芝2000m
出走馬6頭中、5頭の追い切り動画がありました。
B+評価馬
2.ウェイビーは、とてもフォームのバランスが良い馬です。本気で走ってはいませんでしたが、ゴール直線で見せた一瞬の脚は見逃せません。1.ウインアイオライトは、手前替えが上手くいかず走りのバランスを崩すなど、まだ走りに幼いところはありますが、肩の回転がスムーズで、クビの角度よく後肢と綺麗に連動させて軽やかな走りができています。併せた中は同レースに出走するナチュラルリバーです。
その他注目馬
人気になっている6.ライツオブキングスは、体高が高い脚長の馬です。クビの可動域が狭いこともあり上体は高めですが四肢の可動域は広く大きな走りはできています。3頭併せで悠然と大外を回し内の2頭と併入しました。股下の発汗は少し気になります。
追い切り評価(まとめ)
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 1.8倍 | B | 6.ライツオブキングス |
2人 | 3.7倍 | B+ | 1.ウインアイオライト |
3人 | 6.9倍 | B+ | 2.ウェイビー |
4人 | 9.7倍 | B- | 3.ナチュラルリバー |
5人 | 16.7倍 | - | 4.モズスナイパー |
6人 | 18.2倍 | B- | 5.スイッチオン |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(日曜日9:40)のものとなります。
12:25 新潟5R 芝1800m
出走馬10頭中、8頭の追い切り動画がありました。
A評価馬
2.コスモバイオレットはストライドが広く、とても大きなフットワークで走る馬です。直線の長い新潟にいかにも向きそうな走りです。脚元にもう少しパワーが欲しいところですが、クビを前に突き出しながら走ることで前への推進力を産み出しています。
B+評価馬
1.ガルムキャットは、上半身をカチッと決め、前肢を高く上げカッコ良いフォームで走る馬です。後肢の回転もなめらかでバネ感があります。2週前に比べると1週前ではクビは上手に使えていました。全体時計は遅いですが終いの脚はしっかりしています。フォームの良さを評価します。8.ラスハンメルは、クビを使って活気十分。手前替えで若干スムーズさを欠いたものの許容範囲で、手前変換後のフォームの乱れはありません。体幹しっかりの好フォームで、余力十分に加速し続けた走りは評価できます。
その他注目馬
良いと思う順に書いていきます。
3.スマッシュキングは、筋肉隆々の馬体であるにも関わらず、関節柔らかで四肢の可動域は十分です。フォームも水平に保てていますが、併せた相手が古馬OP馬のクールキャットだったとは言え、力なく交わされた点が気になり一つ評価は落としました。5.ダノントルネードは、栗東坂路のラチ沿いを併せ馬で軽く流すだけの映像でした。重厚感あるフットワークで一完歩一完歩ずっしりとしたフットワークです。体幹しっかりとゴールに向けて綺麗な加速ラップを踏む内容でしたが、ゴール直線で手前を戻してしまった点は気になります。4.シャザーンは、重心低く走る馬です。1週前は2馬身後ろにいた内のジュンブロッサム(古馬1勝クラス)にあっさり交わされ1馬身遅れ。最終追い切りは芝コースで追い切られましたが、3歳未勝利馬にしっかり1馬身先着です。最終追い切りの動きは、1週前の低すぎるフォームが改善され、バランスは良くなっていました。クビの角度よく動きも俊敏です。ただ直線で手前を戻していた点は気になります。評価は据え置きました。
追い切り評価(まとめ)
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 2.5倍 | B | 4.シャザーン |
2人 | 4.4倍 | B+ | 8.ラスハンメル |
3人 | 4.6倍 | B | 5.ダノントルネード |
4人 | 9.8倍 | - | 7.シーズンリッチ |
5人 | 11.4倍 | B- | 6.ウインオーディン |
6人 | 16.4倍 | B+ | 1.ガルムキャット |
7人 | 21.8倍 | B- | 10.ショウナンガチャ |
8人 | 26.7倍 | B | 3.スマッシュキング |
9人 | 48.1倍 | A | 2.コスモバイオレット |
10人 | 53.9倍 | - | 9.タイキクラージュ |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(日曜日9:50)のものとなります。
12:35 福島5R 芝2000m
出走馬16頭中、5頭の追い切り動画がありました。
B+評価馬
10.ディナトセレーネは、美浦坂路の緩いコーナーを逆手前で入ってきます。そのまま右手前一本で追う内の相手に対して涼しい顔でラクラクと併入です。余力十分の内容で追えば、どれくらい伸びるのだろうかと思わせる余力十分の内容です。またトビも大きく、このメンバーの中では最上位評価です。
その他注目馬
7.フルメタルボディーは、通ったコースを考えると確かに時計は出ているのですが、単調な走りで走りに余力は感じません。この人気は時計を評価されてのものでしょうが、動きとしてはそれほど高い評価はできません。13.アイサマンは、併せたエバーシャドネー(古馬1勝クラス)に追い出しを待ってもらうカタチでしたが、力なく1馬身遅れです。時計は出ていますが通ったコースは内で、まだ内転筋の力強さはモノ足りません。この評価が精一杯です。
追い切り評価まとめ
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 4.1倍 | B | 7.フルメタルボディー |
2人 | 4.1倍 | B+ | 10.ディナトセレーネ |
3人 | 6.9倍 | - | 6.マジカルガール |
4人 | 9.0倍 | B | 13.アイサマン |
5人 | 9.4倍 | B- | 16.キガン |
… | … | … | (以下、省略) |
8人 | 21.3倍 | B- | 4.ヴァーナルブルーム |
… | … | … | (以下、省略) |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(日曜日10:05)のものとなります。