本記事は、2022年7月16日に行われる新馬戦の追い切り評価となります。
12:25 小倉5R 芝1800m
出走馬7頭中、4頭の追い切り動画がありました。このレースは良く見える馬がいませんでした。1頭だけコメントします。
B評価馬
4.ネーブルは、今村聖奈騎手が騎乗していたこともあり、馬の活気は十分でチップを高々と蹴り上げ伸びやかに走れてはいましたが、推進力が上を向く完歩が多く、手前も決めきれなかった点は割引きです。評価は据え置きましたが、追い切り動画があった中では一番よく見えたということで取り上げます。
追い切り評価(まとめ)
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 2.6倍 | - | 2.エルモサミオ |
2人 | 4.6倍 | B- | 1.ウインターズテイル |
3人 | 5.5倍 | B- | 3.フラッシングレート |
4人 | 6.5倍 | - | 6.コンクシェル |
5人 | 9.5倍 | B- | 5.マロンアルジャン |
6人 | 11.9倍 | B | 4.ネーブル |
7人 | 12.6倍 | - | 7.サトノキャサリン |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(土曜日5:30)のものとなります。
12:35 福島5R 芝1800m
このレースは出走馬12頭中、2頭の追い切り動画しかありませんでした。
B+評価馬
12.ヤングローゼスは、3頭併せの中で、持ったまま内外の相手にクビ差先着しました。内の相手がOP馬のジュニパーベリーであったことを考えると2馬身先行した状態であったとは言え、上々の内容です。大きなストライドで後肢の蹴り伸びやかに走れています。
その他注目馬
4.エルクリードは、蹴り出す方向にブレがあり、時計もモノ足りなかったため、この評価としましたが、肩関節は柔らかく大きく走ることはできています。脚元の非力さが解消されれば良くなってきそうです。
追い切り評価(まとめ)
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 2.1倍 | B+ | 12.ヤングローゼス |
2人 | 5.4倍 | - | 8.ナンヨークリスタル |
3人 | 5.6倍 | - | 7.フェアエールング |
4人 | 15.1倍 | - | 13.シャンボール |
5人 | 19.3倍 | - | 9.エルカリエンテ |
… | … | … | (中略) |
10人 | 37.7倍 | B | 4.エルクリード |
… | … | … | (以下、省略) |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(土曜日5:40)のものとなります。
12:55 小倉6R 芝1200m
出走馬8頭中、4頭の追い切り動画しかありませんでした。
A評価馬
4.ラコンチャは、イスラボニータ産駒らしい肩関節の柔らかさの目立つ走り。手前をコロコロ替えるあたりまだ若さは見せていますが、四肢をめい一杯広げて、背中で波打つように走れています。高く評価したいと思います。
この走り方は良馬場の方が良さそうです。雨で滑りやすい馬場であれば割引が必要かも知れません。
1.タガノタントは、時計は出ておらず、併せた相手に1馬身遅れでしたが、バランスの良い走りで、活気十分に真っ直ぐ集中して走れています。
馬場が悪ければ、ラコンチャよりこの馬を上位に取りたいと思います。
B評価馬
B+評価に該当する馬はいませんでした。B評価とした2頭について、気になった順にコメントします。
7.タロントゥーズは、2頭併せの外。直線仕掛けるも、馬なりの相手にアタマ差遅れという内容でした。クビの使い方にまだ硬さを残しますが、全体としては力みのないバランスの良い走りで、大いに伸びしろを感じる動きです。脚元のパワーがついてくればより良くなりそうで、今後も注目しておきたいと思います。6.トールキンは、3頭併せの内。中には1馬身先着しましたが、外には2馬身突き放されました。ただ通ったコースを考慮しても優秀な時計です。前肢の出が物足りず、コーナーも上手くはありませんが、しっかり地面を捉える走りです。
追い切り評価まとめ
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 3.0倍 | A | 4.ラコンチャ |
2人 | 4.1倍 | B | 7.タロントゥーズ |
3人 | 4.5倍 | B | 6.トールキン |
4人 | 6.5倍 | A | 1.タガノタント |
5人 | 7.6倍 | - | 8.ペイシャフラワー |
… | … | … | (以下、省略) |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(土曜日5:45)のものとなります。
13:05 福島6R ダ1150m
出走馬8頭中、4頭の追い切り動画がありました。
A評価馬
12.シナジーエフェクトは、ラスト1Fで追いつけないと思う位置からハナ差先着です。肢を蹴り出す方向がよく、弾力性十分のリズミカルなフットワーク。とても雰囲気のある馬です。全体時計は平凡ですが余力十分の内容です。
人気になっていますが人気は割れており、オッズ妙味も十分です。ドロンコ馬場が想定され、大外枠もプラスだと思います。
その他の馬
追い切り動画あった馬について、人気順に全馬コメントします。
9.ワクワクルンルンは、キビキビとした走りですがフットワークに伸びしろを感じません。7.エコロヴィーガは、右手前を好む馬で、直線で手前を決めきれず走っていた点は割引きです。内転もまだ非力です。13.プメハナは、重心の低いキビキビとした走りですが、完歩が小さく今一つ魅かれません。さして動けていない外の相手に対し手応えはやや劣勢。評価は割引きましたが、マイナス評価した中では最上位です。5.サウザンパンチは、美浦坂路での併せ馬。こじんまりとした走りで高くは評価できませんが、内からグイッと相手の前に出た走りは評価できます。
追い切り評価まとめ
人気 | オッズ | 評価 | 馬名 |
---|---|---|---|
1人 | 4.0倍 | A | 12.シナジーエフェクト |
2人 | 5.4倍 | B- | 9.ワクワクルンルン |
3人 | 7.8倍 | - | 10.セイウンミライズ |
4人 | 9.4倍 | - | 3.カゲマル |
5人 | 9.5倍 | B- | 7.エコロヴィーガ |
6人 | 12.7倍 | - | 2.フェブルウス |
7人 | 13.4倍 | B- | 13.プメハナ |
8人 | 15.0倍 | B | 5.サウザンパンチ |
… | … | … | (以下、省略) |
注:人気とオッズは筆者記事執筆時間(土曜日5:50)のものとなります。