《2025》有馬記念【1週前追い切り】調教評価 ~レガレイラは気配ひと息。動きの質で抜けたのは人気薄の二頭~

有馬記念 追い切り 調教評価
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本記事は、2025年12月28日(日)に中山競馬場で行われる『有馬記念(G1)芝2500m(定量)』の1週前追い切り評価記事です。

出走登録は22頭。追い切り動画で確認できた17頭の追い切り評価となります。

以下の5頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • アラタ
  • ディマイザキッド
  • ビザンチンドリーム
  • ヘデントール
  • ライラック
目次

アドマイヤテラ   58.0 【B-】

前肢の伸びがひと息です。めい一杯に追っても、ほぼ持ったままのラヴェニュー(ポーフルS出走予定)に突き放されました。現状の動きはもうひとつで、評価はB-です。

エキサイトバイオ  56.0 【B-】

この時期にしては毛艶ピカピカで、体調は良さそうです。ただ推進力を上に逃がす走りで、終いにかけての余裕がありません。評価は上げづらい内容です。

エルトンバローズ  58.0 【B+】

太い首差しをカチッと固定し、集中して自分のリズムで走れています。後肢の可動域は大きく、バネ感も十分。近走の中では一段良く映ります。

コスモキュランダ  58.0 【B-】

栗東CWでの併せ馬です。相手は格下でしたが、あっさり抜き去って3馬身先着。股下から発汗は見られましたが、動きはのびやかで気分良さそうに駆けています。とはいえ四肢の可動域と脚元の力感はもうひとつで、評価は据え置きます。

サンライズアース  58.0 【C】

右前肢を外から回す走りは割り引きです。めい一杯に追いましたが、最後は疲れを見せて手前も戻しています。併せた相手に何とか併入が精一杯という内容です。

サンライズジパング 58.0 【B-】

栗東坂路での単走追いです。アタマが高く、推進力を上に逃がす完歩が目立ちます。評価は上げづらい内容です。

シュヴァリエローズ 58.0 【A】

栗東CWでの単走追い。クビでリズムを刻み、四肢が噛み合ってフォームにまとまりがあります。仕掛けへの反応も素直で、状態の良さがはっきり伝わる内容です。高く評価します。

シンエンペラー   58.0 【B】

栗東CWでの併せ馬です。相変わらず気難しい一面は見せますが、脚元のパワーはここでも最上位の一角。アタマの高さを脚力でカバーできています。仕掛けてからの迫力も十分で、一瞬の鋭さも見せました。評価はBです。

ジャスティンパレス 58.0 【B】

栗東CWでの併せ馬です。相手は格下でしたが動けており、差はなかなか詰まりませんでした。それでも鞍上が強めに促すと、一完歩ずつ差を詰めて最後はハナ差先着。地面をしっかり掴み、活気十分の走りです。

スティンガーグラス 58.0 【C】

栗東CWでの併せ馬です。手前を替えず、右手前一本の走り。相手に1馬身先着しましたが、忙しさが目立ち、余裕がありません。時計も平凡で、評価は厳しいです。

タスティエーラ   58.0 【B】

栗東CWで3頭併せの内。動かし過ぎないことを意図した内容でしたが、気配は終始良好です。直線で弾けそうになるのを抑えつつ、相手に詰められるとストライドを広げて併入。最終追い切りでさらに一段、という期待を持てる内容です。

ダノンデサイル   58.0 【B-】

序盤はゆっくり運び、直線は馬なりでどこまで動けるかを確認する内容です。馬なりのまま相手を捕える形を想定していたようにも見えましたが、ラスト1Fはもうひとつ伸び切れません。脚は使えていますが、前後の噛み合いと活気は良い時に比べて一息。上昇途上で、最終追い切りに期待したいところです。

マイネルエンペラー 58.0 【A】

栗東CWでの併せ馬。肩ステッキで促されると体を沈め、ジワッと前へ。四肢の可動域が広く、動きは伸びやかです。コーナーを深く回ってこの時計なら十分で、終いまで脚を長く使えています。高く評価したい一頭です。

ミュージアムマイル 56.0 【B】

栗東CWでの併せ馬です。めい一杯に追って6F78.5秒の猛時計。本気の内容でした。ただ終いは肩の出が甘く、突き抜ける余裕はありません。それでもパワフルで好バランスのフットワークは健在。最終追いを見て判断したい一頭で、評価は据え置きます。

ミステリーウェイ  58.0 【C】

栗東CWでの単走追いです。使える脚が短く、評価は上げづらい内容です。

メイショウタバル  58.0 【B+】

栗東CWでの併せ馬。繋ぎをしっかり返し、地面を掴み・蹴るパワフルなフットワークです。フォームに雑さは残しますが、脚力で押し切れる強みが大きく、舞台が合えば一発あっていい内容です。プラスに評価しておきます。

レガレイラ     56.0 【C】

美浦南Wでの併せ馬です。口をパクパクさせ、手前をコロコロ替えながらの走り。馬なりでは追い付けず、追って併入が精一杯でした。充実ぶりは目立ちますが、連覇に向けた1週前としては課題が残る内容です。最終追い切りでの巻き返しに期待します。

ホープフルSの1週前追い切りもチェックしておこう

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