本記事は、2025年9月7日(日)に阪神競馬場で行われる『セントウルステークス(G2)芝1200m』の追い切り評価記事となります。
出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。
- エコロジータ
A評価
アブキールベイは小柄な牝馬ゆえ、馬体重を減らさないことと真っ直ぐ走らせることが調整のテーマでした。それでも楽々と好時計を叩き出しており、能力の高さを感じさせます。以前はカリカリした面も見られましたが、今回は終始リラックスして集中した走り。状態の良さに加え、精神面での成長が窺える点を高く評価します。
B+評価
カルチャーデイは1週前と同じく栗東CWで単走追い。フットワークのバネ感とトモの回転力が際立ち、勢いが前へ前へと伝わる走りでした。体全体の動きが後肢の回転に追いつかないほどで、迫力があります。クビの使い方が十分でなかった点は割引きですが、それでも好調ぶりは明らかです。
その他注目馬
カンチェンジュンガは栗東坂路の真ん中を単走で駆け上がり、直線半ばから自ら脚色を強めてグイグイと加速しました。最後に手前を替えてもうひと踏ん張りを見せた点も評価できます。チップを高々と蹴り上げ、脚元の迫力も十分です。
ヨシノイースターは栗東坂路のラチ沿いを2週続けて登坂し、内容もほぼ同じ。1週前は鞍上のステッキの仕草に素早く反応して鋭い伸びを見せました。最終追いでは最後に手前が戻る場面こそありましたが、重箱の隅を突く程度で全体の動きは十分に良好です。今回は枠順にも恵まれ、念願の重賞制覇もありそうです。
ママコチャは1週前に速い時計を消化し、最終追いは坂路でサラリ。直線で逆手前となりリズムを崩した点は割り引きですが、それでも楽々と加速ラップを刻み、地力の高さを感じさせました。トウシンマカオは美浦坂路をラチ沿いに登坂し、スピード感ある走りを見せました。ただし鞍上が気を抜いて真っ直ぐ走らせられなかった点は大きな割引きです。それでも昨年の覇者であり、能力は健在。58㎏をどう見るかでしょう。
ジャスティンスカイは右手前に頼る走りで、頭を右前肢の上に置く癖は割引きです。それでも四肢の可動域は広く、前肢を大きく放り投げるダイナミックな走りを見せています。テイエムスパーダは栗東坂路で単走追い。全体時計は控えめでしたが、坂の途中からグイグイと脚色を強めました。最後はやや緩めたものの、体を大きく使えています。
ショウナンザナドゥは、手前替えを拒む場面こそありましたが、弾むようなフットワークで状態の悪さは感じません。肌艶も良好で、気分良く走ることができれば浮上の余地を残しています。
追い切り評価(まとめ)
枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ショウナンザナドゥ | 牝3 | 53.0 | B |
1 | 2 | テイエムスパーダ | 牝6 | 55.0 | B |
2 | 3 | ママコチャ | 牝6 | 56.0 | B |
2 | 4 | エコロジータ | 牡3 | 55.0 | – |
3 | 5 | ヨシノイースター | 牡7 | 57.0 | B |
3 | 6 | アブキールベイ | 牝3 | 53.0 | A |
4 | 7 | カンチェンジュンガ | 牡5 | 57.0 | B |
4 | 8 | レッドアヴァンティ | 牡6 | 57.0 | B- |
5 | 9 | ジャスティンスカイ | 牡6 | 57.0 | B |
5 | 10 | ウイングレイテスト | 牡8 | 57.0 | B- |
6 | 11 | ワンダーキサラ | 牝6 | 55.0 | C |
6 | 12 | ティニア | 牡5 | 57.0 | C |
7 | 13 | カルチャーデイ | 牝4 | 55.0 | B+ |
7 | 14 | トウシンマカオ | 牡6 | 58.0 | B |
8 | 15 | モズメイメイ | 牝5 | 55.0 | C |
8 | 16 | グランテスト | 牝5 | 55.0 | B- |
今週開催のその他重賞レース
紫苑ステークス(G2)

京成杯オータムハンデ(G3)

札幌2歳ステークス(G3)

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