《2023》関屋記念【最終追い切り】調教評価

関屋記念 追い切り 調教評価
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本記事は、2023年8月13日(日)に新潟競馬場で行われる『関屋記念(G3)芝1600m(別定)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた16頭の追い切り評価です。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • サクラトゥジュール
目次

アヴェラーレ     55.0 【B-】

美浦南W併せ。G前強め②

3頭併せの内。併せた中の相手が動けており見栄えは悪くなったが、終いの伸びはまずまず。ただ線が細く映り、コーナー途中で早々に手前を替えた点は割引き。評価は割り引いた。

jamie

併せた中の相手は、2歳未勝利馬のチェルヴィニアです。土曜日の新潟2Rに出走予定です。新馬戦で【B+】と高く評価した馬。この馬もかなり動けています。人気必至ですが注目です。

アナザーリリック   55.0 【A】

美浦南芝併せ。馬なり③

津村騎手が騎乗。2頭併せの外。前をゆったりと追走。直線向くと、前肢でしっかり地面を叩き、キレ味抜群のフットワーク。四肢の伸縮スピードと広がりは十分。追えばどこまでも伸びていきそうな勢い。高く評価したい。

jamie

近1年良績なく人気がなさそうです。前半が流れる展開になるなら、期待が一層高まります。

カワキタレブリー   57.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

アタマが高く覇気薄い走り。最後は少しソラを使っていたか。鞍上がステッキを使いそれを咎めていた。評価できない。

コンシリエーレ    57.0 【C】

美浦南W併せ。馬なり⑥

丸山騎手が騎乗。2頭併せの内。前をゆったりと追走から、外で懸命に追う相手に馬なりのままアタマ差先着という内容。ダート馬らしく馬体はパワフルも動きの俊敏さは一息。評価できない。

jamie

併せた相手は、障害未勝利馬のセイウンシデンです。

セルバーグ      58.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

中2週での臨戦となるため中間に早い時計は出していない。この馬は気分よく走らせることが大事な馬。併せ馬を課さず、馬の気分を大事にした調整過程。毛艶が良く、陣営の思惑通りに仕上がった印象。ただアタマを右前肢の上に置くフォームになっている点は割引き。評価は割り引いた。

jamie

この馬がどの位のペースで逃げるかがポイントです。前半1000mを57秒台なら差し馬が台頭し、58秒より遅ければ前が粘り込む可能性が高まりそうです。斤量58㎏が最後にジワリと効いてきそうです。

ディヴィーナ     55.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

この馬もセルバーグ同様、中京記念から中2週での臨戦。中間も強くは追わず、この最終追いも馬場の真ん中を淡々と走らせただけの内容。華奢な馬ということもあるが動きに迫力はない。きっちり折り合い落ち着いて走れているも、高い評価は与えづらい。

jamie

能力は評価していますが、軸で買いたいとは思いません。

ノルカソルカ     57.0 【B+】

栗東CW併せ。G前仕掛け⑤

騎手候補生を背に4F追い。クビに硬さが見られるも、これがこの馬のStyle。格下相手に気分よく先着させた。気持ちにムラがある馬が、今回は前肢を大きく前に投げ出し、集中して走れている。後肢の蹴りも力強く推進力十分。4F追いだったとは言え、長く脚を使えている。プラスに評価してみたい。

jamie

小林脩斗騎手を抜擢です。抜擢された騎手が、チャンスをものにしようと乱ペースの要因となることは、よくある事ですが、馬券内に残すなら、セルバーグにハナを譲り、素直に番手というのが個人的な意見です。小林脩斗騎手がCoolな騎乗をできるか。ここにも注目したいと思います。後、この馬はテンの脚がそれほど早くありません。外枠の方が良いと思います。

ビューティフルデイ  55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり②

好時計も通ったコースはかなり内。過剰な評価は禁物。ただ落ち着いた走りで好バランス。新潟の長い直線を走ることを考えると、この位落ち着きある方が良いという見方もできるが、個人的にはもう少し迫力が欲しいところ。評価は迷ったが割引いた。

jamie

古馬2勝クラスのロムネヤを3馬身追走から併入という内容は悪くありません。ただ近1年マイル実績がない点は気になります。

フィアスプライド   55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり③

北村宏騎手が騎乗。2頭併せの内。外を1馬身半追走から併入という内容。力むことなくリラックスして走れているものの、俊敏性は一息で動きにピリッと来るものがない。評価は割り引いた。

jamie

この動きを見る限り、マイル戦は少し忙しく映ります。後ろからの競馬になりそうで、展開面の助けが必要になりそうです。

フォルコメン     57.0 【B】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑦

2頭併せの内。直線での手前替えでスムーズさを欠き、リズムを崩した点は割引き。モタつく間に外の相手に前に出られてしまう。ただそこから軽く仕掛けると追いつき併入。余力十分の仕上げ。毛艶はピカピカで状態面は上昇傾向。評価は据え置いた。

jamie

当日のパドック気配に注目の一頭です。

フラーズダルム    55.0 【C】

栗東CW単走。馬なり④

夏バテだろうか。終始舌を出しながらの走り。もともと四肢の広がりは広くなくピッチ走法の馬だが、今回はいつにも増し、こじんまりとした走り。脚元の力感も薄く評価できない。

ミッキーブリランテ  57.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

顎を引きクビの角度をグッと固定。時計は出ていないも綺麗な加速ラップ。手前は替えて欲しかったが、脚元のパワフルさは十分。体幹しっかりの纏まりある動き。今回は良いときのミッキーブリランテ。評価は据え置いた。

jamie

本数は少ないですが、中京記念からの中2週、年齢、暑い時期、これらを踏まえると仕方ないと思います。

メイショウシンタケ  57.0 【B-】

栗東CW併せ。G前強め⑧

2頭併せの内。キビキビと動けているものの着地の力感は一息。動きに余裕がなく、思ったように前に推進していない。馬なりの外の相手にも半馬身遅れ。相手も動けていたとは言え、見栄えの悪い内容。評価は割り引いた。

jamie

併せた相手は、古馬1勝クラスのアンフィニドール。この馬も動けています。

ラインベック     57.0 【B】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

1週前にしっかり負荷をかけ、最終追いは坂路で終い重点という調整過程。ラスト1Fで手前替えを促すも、馬が拒みバランスを崩してしまう。ただ、その後は馬自ら手前を替え鋭伸。ラチ沿いを堂々とした走り。乗り込み量も豊富で状態は良く映る。

jamie

【B】の中では最上位です。

ララクリスティーヌ  55.0 【B+】

栗東CW単走。馬なり⑥

手前替え流麗に前後左右バランスの良いフットワーク。クビの角度もよく、低い姿勢で地に足着いた走り。鞍上からの肩を叩く合図にも素早く反応できており、その後の肩ステッキにも確り反応。2段階で加速できている。1週前も良かったが、この最終追いは文句なし。高く評価したい。

jamie

正直【A】ですが、敢えてこの評価です。

ロータスランド    55.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前に猛時計を出し、最終追いはサラリ。手控えた内容も、しっかり手前を替えて集中して走れている点は好感が持てる。アタマが高い点は少し気になるも、堂々としたフットワーク。ここに入ると風格すら感じる。

jamie

【B】の中では上位です。

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