《2023》帝王賞【最終追い切り】調教評価

JBC 帝王賞 追い切り 調教 評価
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2023年6月28日(水)に大井競馬場で行われる『帝王賞(Jpn1)ダ2000m(定量)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた10頭の追い切り評価となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

  6.オーヴェルニュ

 11.ドスハーツ

斤量は全馬57.0㎏です。斤量の表記は割愛いたします。

目次

1.テーオーケインズ    【A】

6/21(水)のCWが本追い切り。クビを前に突き出す好フォーム。仕掛けに対する反応素早く、推進力ある走りができています。6/25(日)は栗東坂路で調整程度の内容。やや斜に構えたフォームになっていましたが、肩に柔らかさがあり体大きく使って動けています。

2.クラウンプライド    【B】

6/21(水)のCWが本追い切り。川田騎手を背に6F 78.8秒の早い時計。6/14(水)にも80.4秒を計時しており負荷量は十分。ただあまり余力はなく、川田騎手の合図に対する反応は一息です。6/25(日)は調整程度の軽めでしたが、股下に発汗があり力み感じる内容。評価は据え置きました。

jamie

綺麗なフォームで走る馬です。マイナス評価にはしたくありません。この馬については、パドックで取捨を決めたいと思います。

3.ランリョウオー     【C】

6/22(木)浦和のダートコースを単走でG前強めに追うという内容です。肩の出が一息。途中フワッとソラを使ったため、鞍上が懸命に追って馬に激を入れました。これだけ追った割に時計は平凡です。スピードが不足しています。

4.メイショウハリオ    【B-】

6/25(日)栗東坂路を単走で追われました。表記は単走でしたが実質は併せ馬。前を走る相手を射程圏に捕えると、軽く仕掛けて1馬身先着です。ただ動きにのびやかさがなく、最後に脚色を落としています。今一つ動きに迫力を感じません。評価は割り引きました。

5.ノットゥルノ      【B+】

6/23(金)栗東坂路での併せ馬。クビを前に突き出し弾力性十分のフットワーク。脚元俊敏に併せた相手に楽々と1馬身先着です。ただ手前替えができておらず、僅かとは言え終い失速。まだ完調ではないかも知れませんが、体をスカッと見せ毛艶はピカピカ。上昇傾向にはありそうで、この一追いで綺麗に仕上がりそうです。プラスに評価します。

jamie

併せた相手は、古馬2勝クラスのインプロバイザーです。

7.ミヤギザオウ      【B-】

6/24(土)大井のダートコースを単走でG前強めという内容です。早い時計を出し意欲的ですが、ゴール前で脚が上がっていたのは割引きです。右手前に替わってからの走りもモノ足りません。後、鞍上がステッキを落とした点も評価できません。

8.プロミストウォリア   【B-】

6/24(土)が本追い切り。普段から質の高いフットワークをする馬で高く評価している馬ですが、今回はフワフワとした走りで今一つ見栄えしません。そこそこの時計で綺麗な加速ラップは踏めていますが、馬自ら動いている感じはなく何か動かされている。そんな印象です。評価は割り引きました。

9.ライトウォーリア    【B】

6/24(土)牧場坂路での併せ馬です。右手前一本の走りでしたが、重心を低く保つ走りで併せた相手に1馬身先着。クビ筋から僅かな発汗は見られましたが許容範囲。活気は十分です。

jamie

地方勢の中ではこの馬がもっともよく映ります。

10.ジュンライトボルト  【B-】

6/21(水)のCWでの併せ馬が本追い切り。ここで古馬OPのフライライクバードに1馬身突き放されてしまいます。相手が動けていたとは言え見栄えは良くありません。6/25(日)はポリトラックでサラッでしたが、上体起き上がり気味。地面に対する力感薄く絶好調とは言い難い走りです。スピードに乗せてからはジワジワ前に重心を乗せ少しマシになったのですが…。評価は迷いましたが割り引きました。

12.ハギノアレグリアス  【B+】

6/25(日)栗東坂路を単走で追われました。全体時計は控えめでしたが、ゴールに向かってしっかり脚を伸ばし続ける好内容です。ラスト1Fで手前を戻した点は割引きですが、最後まで集中して体幹しっかりの安定した走りです。普段は、あまり良く見せない馬ですが、今回はとても良く見せています。

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