2022年12月25日（日）に中山競馬場で行われる『有馬記念（G1）芝2500m（定量）』の1週前追い切り評価となります。
出走登録は16頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価となります。
- ウインマイティー
アカイイト 55.0 【B】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
いつになく活気十分。手前を替えることなく終い遅れたがこれはいつものこと。体幹しっかりにパワフルに走れている。この馬に関しては全体時計で評価したい。
jamie全体時計は自己ベストには0.5秒及びませんが、過去2番目に早い時計を出してきました。
アリストテレス 57.0 【C】
栗東CW併せ。G前強め⑦
2頭併せの内。6F時計77.8秒とテンから飛ばしめい一杯負荷をかける内容。ただまだ仕上がり切っておらず最後はバテバテとなり大きく失速。この一追いでどこまで変わるか。最終追い切りに注目したい。
jamie併せた相手は、古馬2勝クラスのブルーロワイヤルです。
イクイノックス 55.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり③
ルメール騎手が騎乗。2頭併せの内。クビをキチンと使えておらず、動きの連動性と集中力は一息。一方で後肢のキレ味とスピード感はまずまず。本気を出しておらず余力十分の内容だったとは言え、口を開き最後まで右手前一本の走り。併せた相手には、きっちりクビ差先着も評価しづらい。
jamie併せた相手は、古馬3勝クラスのセントオブゴールドです。普段から追い切りで動くタイプでもなく、評価の難しい一頭です。
イズジョーノキセキ 55.0 【B-】
栗東CW併せ。G前強め⑦
2頭併せの内。やや俊敏性には欠けるが、クビを前に突き出し体全身を使ったフットワーク。併せた相手にきっちり先着も、これは相手が仕掛けを遅らせてくれていた。体はまだ少し重ため。評価は割引いた。
jamie併せた相手は、古馬3勝クラスのジェットエンブレムです。
ヴェラアズール 57.0 【B】
栗東CW単走。馬なり⑦
手前をコロコロ替えながら遊びながらの走り。ただ手前をこれだけ替えながらもスピードの衰え一切なし。走りの器用さとセンスを感じる。前肢は高く上り、体もふっくら見せている。好調だろう。
jamieジャパンカップの勝利で名実ともに箔が付きました。堂々とした雰囲気を醸し出しています。
エフフォーリア 57.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり⑧
横山武騎手が騎乗。3頭併せの中。外はホープフルSに出走予定のシーウィザード。これを1馬身追走し、コーナーを深く回って来る。ゴール手前でグッと抜け出す瞬間的なギアチェンジを見せ1馬身先着。ヴェラアズールとの比較で活気と迫力に劣るものの、着地の力感は十分でしっかり地面を捉えパワフルに走れている。
jamie最終追い切りではもう一段上の迫力を見せて欲しいと思います。
ジェラルディーナ 55.0 【B+】
栗東CW単走。馬なり⑦
団野騎手が騎乗（レースはC.デムーロ騎手想定）。気正面の成長を感じる落ち着いた走り。クビの角度良く脚元俊敏。十分良く映るが、それでもまだ余力残しの内容。最終追い切りも楽しみにしたい。
jamie最終追い切りはコースで併せ馬を消化してくると思います。
ジャスティンパレス 55.0 【B-】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑧
マーカンド騎手が騎乗。3頭併せの外。肩の出にやや硬さが見られ、クビの振り幅が一定とならなかった点は割引きも、後肢の蹴りは力強く伸びやか。とは言え、大きく追走していたとは言え、併せた中の相手に手応え見劣る内容。確かに相手も動けていたが、この遅れは評価しづらい。
jamie併せた中の相手は、2歳未勝利馬のジャスティンレオンです。
タイトルホルダー 57.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり⑦
横山和騎手が騎乗。2週前追い切りの映像もあったが、こことの比較でグッとフォームが安定。この1週前追い切りで大幅に上げてきた。この馬の最大の長所である安定したフットワークで走れていた点は大きくプラス。追う外の相手を、馬なりで寄せ付けない勝負根性も見せた。ただ、この馬にはもう一つ上の走りがある。評価は据え置いた。
jamie最終追い切りではもう一段上の走りに期待です。
ディープボンド 57.0 【B+】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦
川田騎手が騎乗。2頭併せの内。クビを前に突き出し大きなフットワーク。軽い仕掛けで抜け出し、一時は1馬身半差付けていたが、最後は少し緩めて差を詰められた。とは言え、余力残しの十分の内容。最終追い切りで綺麗に仕上がりそうなイメージが持てる。高く評価したい。
jamie併せた相手は、古馬1勝クラスのグリューヴルムです。
ブレークアップ 57.0 【B】
美浦南W併せ。馬なり⑥
戸崎騎手が騎乗。低い姿勢を保ち、クビと前肢を大きく前に投げ出し、体全身を使った大きな走り。動きの俊敏性はやや物足りなく映るも、この馬なりに好調だろう。評価は据え置いた。
jamie併せた相手は、2歳未勝利のクラッパーボードです。
ポタジェ 57.0 【B-】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑥
吉田隼騎手が騎乗。2頭併せの内。併せた外の相手に対して気持ちを見せ前に出るも、相手に抵抗され最後は併入。相手には手応え見劣っていたが、いつになく気持ちの入った走り。最終追い切りでも攻めて来るかも知れない。期待したい。
jamie併せた相手は、古馬1勝クラスのリアドです。
ボッケリーニ 57.0 【C】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦
浜中騎手が騎乗。2頭併せの内。直線半ばからの映像だったが、四肢の可動域狭く迫力平凡。仕掛けに対する反応も薄い。併せた相手には1馬身先着していたが、この評価となる。
jamie併せた相手は、古馬3勝クラスのシロニイです。
ボルドグフーシュ 55.0 【A】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑥
福永騎手が騎乗。2頭併せの内。四肢の可動なめらかに相手を5馬身以上突き放し圧倒。上半身と下半身の動きの連動性にまだ改善余地はあるが、それを含めても十分の動き。通ったコースは馬場の6分どころであったが、それを加味しても十分な好時計。高く評価しておきたい。
jamie併せた相手は、古馬OPのクインズメリッサです。ゴールを過ぎても、まだ走りに余裕があった点も好感です。
ラストドラフト 57.0 【B-】
栗東CW併せ。G前軽仕掛け⑦
三浦騎手が騎乗。2頭併せの外。この馬らしい綺麗なフットワーク。前を大きく追走から、ラスト1Fだけ軽く仕掛けて1馬身前にいた相手を捕えて併入という内容。ただ脚元の力感は薄く、このメンバーに入るとスピードが少しもの足りない。とは言え、もうひと追いで綺麗に仕上がってきそうな雰囲気はある。最終追い切りにも注目したい。
jamie併せた相手は、古馬2勝クラスのミモザイエローです。
最終追い切りの動きは必ずチェックしよう
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最終追い切り
1週前追い切り