《2022》ターコイズステークス【最終追い切り】調教評価

ターコイズS 追い切り 調教評価
  • URLをコピーしました!

2022年12月17日(土)に中山競馬場で行われる『ターコイズS(G3)芝1600m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた14頭の追い切り評価となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • サブライムアンセム
  • フラーズダルム
目次

アナザーリリック   56.0 【B+】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け⑦

津村騎手が騎乗。2頭併せの内。コーナーで前を1馬身まで捕らえながらも、鶴クビで気合乗り十分にしっかり我慢。直線ではスムーズに手前を替えると、鞍上がゆっくり手綱を緩めジワッと伸びた。懸命にムチを入れ追う相手を尻目に3馬身突き放し圧倒。最後は軽い肩ステッキを1発入れ、綺麗に仕上げた。

jamie

併せた相手は古馬2勝クラスのローズボウルです。実績だけ見ると、この馬の55㎏はお得感があります。

アブレイズ      56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前に早い時計を出し、最終追いは輸送を考慮し坂路でサラリ。煩い仕草を見せ集中力欠く内容も、活気は十分。脚元に力強さもある。評価は据え置いた。

jamie

オマケしての【B】評価です。

ウィンシャーロット  55.0 【B】

美浦南W単走。馬なり⑦

この馬の追い切りは初めてみたが、隙のない安定したフットワーク。クビを上手に使って重心低く走れている。もう少し脚元に力感が感じられると良いのだが…。評価は据え置いた。

jamie

過去の追い切り履歴はいつもどおりの内容。初の重賞挑戦も気負いはみられません。スタートセンスが良く常に好位で競馬できる馬です。ハンデはやや見込まれてしまいましたが、中山マイルの舞台はぴったりに思えます。

エリカヴィータ    54.0 【C】

美浦南W併せ。G前仕掛け③

2頭併せの内。靄で見えづらかったが、先に仕掛けて何とかクビ差先着という内容。外の相手は追い出しを待っており見栄えも悪い。走りに良い時のスッーと並行移動するようなスムーズさが感じられない。

シャーレイポピー   53.0 【B】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

馬場の真ん中を登坂。手前をカチッと替え、キビキビと登坂。この馬なりに大きく動けている。ただラスト1Fからの鞍上の仕掛けには、もう少し鋭く反応して欲しいところ。また少し線も細く映る。評価は据え置いた。

シャドウディーヴァ  56.0 【B-】

美浦坂路併せ。G前仕掛け。

相変わらずコーナーで逆手前。前を大きく追走しゴールに向けて脚色伸ばすも、中の相手にはハナ差先着も、外の相手に半馬身届かずという内容。ただ時計は遅く、アタマを上手に使えていない。適度な活気を示し、脚元の力感そこそこも評価しづらい。

スカイグルーヴ    55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり④

ルメール騎手が騎乗。馬が行きたがるのをかなり抑えながらの追い切り。ルメール騎手をもってしても後傾姿勢となっており抑えるのに必死。良く言えば、抑えきれない手応えだが、悪く言えばかかり気味。古馬2勝クラスのラレイナを追走から難なく併入できており脚元の力感十分も、高い評価は与えづらい。

jamie

少し行きたがる一面を見せていた点は気になります。これをルメール騎手はどう感じたでしょうか。

フィアスプライド   53.0 【B-】

美浦南W併せ。G前一杯⑤

3頭併せの内。手前はスムーズに替えていたがタイミングは一息。意図して替えたというよりかは勝手に替わったという感じ。トップギアに持ってくるまでに時間を要しており、脚元の力感もモノ足りない。一杯に追って外の2頭に先着も相手は新馬と未勝利馬。時計は出ているが高い評価は与えづらい。

jamie

1週前の坂路での動きは褒められるものではありません。地を這わせるような走り方で急坂は向かないと思います。

フェルミスフィア   53.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり③

3頭併せの内。直線半ばから、軽く促した中の相手に抜け出され僅かに遅れはしたが、しっかり地面を叩きながらも、気負うことなくリラックスした走り。決して悪くはないものの相対評価でこの評価となる。

jamie

併せた中の相手は、新馬のアルメリアです。

ママコチャ      53.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

何が嫌だったか。序盤はかなり煩い仕草をみせながら登坂。気難しい一面があるところを見せた。残り150mからの走りはパワフルで良かったが…。3カ月の休み明けで体をふっくら見せ気配は悪くないものの、手前を替えることなく右手前一本の走り。この評価となる。

jamie

映像はありませんでしたが、1週前のCWの時計は優秀です。パドック良ければ押さえ程度に拾いたいと思います。

ミスニューヨーク   55.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前に早い時計を出し、最終追いは坂路で軽めの王道パターン。斜に構えるフォームはいつものこと。年齢を重ね、若い時に見せていた唸るような走りは影を潜めてしまったが、ラスト1Fから脚の回転を上げ脚を伸ばした時の迫力はなかなか。最後に手前を戻さなければプラスなのだが…。一つ評価を下げた。

jamie

ウインシャーロットとの実績の違いを考えると、この馬のハンデ55㎏はお得に思えます。【B】の中では最上位です。

ライティア      54.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

前肢を高々と上げ、小気味良いフットワーク。適度に気合いも乗っており好気配。ただ体が小さいこともあり、迫力は少し欠く印象。最後に手前を戻した分だけ一つ評価を下げた。

jamie

準OPでの好走実績は豊富ですが、実績は3勝クラスを勝ったばかりです。この馬のハンデ54㎏は少し見込まれ過ぎているようにも思えます。

レイハリア      56.0 【A】

美浦坂路併せ。馬なり。

松岡騎手が騎乗。前を2馬身追走から、ゴール手前でカチッと手前を替え、併せた相手に1馬身先着という内容。相手に並び掛け、手前を替えてからの脚の回転が鋭く力感も十分。毛艶もよく好調だろう。高く評価したい。

jamie

併せた相手は、古馬2勝クラスのヤマニンバンタジオです。ハンデの56㎏は近走成績を考えるとかなり見込まれてしまいましたが、その分人気も落とすことになると思います。ハンデ含めての評価です。

ローザノワール    54.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。序盤はやや顔を傾けるシーンも見せたが、全体としては弾力性あるフットワークで、まっすぐに推進力十分の走り。鞍上は馬のリズムに合わせていただけで追ってはおらず、馬なり。エリザベス女王杯の時も良く見え【A】を付けた馬だが、引き続き状態はよく映る。高く評価したい。

jamie

レイハリアとどちらを【A】とするか迷った一頭です。エリザベス女王杯の方が良いデキに思えたため一つ評価は下げましたが、引き続き面白い一頭だと思います。またこの馬の54㎏はハンデキャッパーの盲点になっているようにも思えます。

今週開催のその他重賞レース

朝日杯フューチュリティステークス(G1)

最終追い切り

あわせて読みたい
《2022》朝日杯フューチュリティステークス【最終追い切り】調教評価 2022年12月18日(日)に阪神競馬場で行われる『朝日杯FS(G1)芝1600m』の最終追い切り評価となります。 出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価と...

1週前追い切り

あわせて読みたい
《2022》朝日杯フューチュリティステークス【1週前追い切り】調教評価 2022年12月18日(日)に阪神競馬場で行われる『朝日杯FS(G1)芝1600m』の1週前追い切り評価となります。 出走登録は19頭。追い切り動画で確認できた15頭の追い切り評価...
ターコイズS 追い切り 調教評価

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次