本記事は、2022年11月3日(木・祝)に盛岡競馬場と門別競馬場で行われる『JBC4競争』の追い切り評価となります。
JBCレディスクラシック(JpnⅠ)~盛岡ダ1800m~
出走馬は12頭。追い切り動画で確認できた10頭の追い切り評価となります。
- ユノートルベル 岩手
- ヴァレーデラルナ JRA
ショウナンナデシコ 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
10/30(日)。右手前一本でしっかりとした加速ラップは踏めているものの、顔をやや右を向け、まっすぐ走れなかった点は割引。評価は据え置いた。
サルサディオーネ 【B+】
小林ダ単走。G前一杯⑥
10/29(土)。やや強引な手前替えであったが、比較的スムーズ。もう8歳だが、低い姿勢でクビを使って活気十分。時計も出ている。最後にステッキを抜いた際、尻尾に少し力が入った点だけを割引いた。
テリオスベル 【B-】
美浦坂路単走。G前仕掛け。
10/26(水)。軽めの内容。上体高くフワフワとした走り。G前で鞍上が気合いをつけるも反応なく、そのまま駆けた。ラチを頼る走りになっていた点も割引。中間に早い時計もなく、動き一息。評価は割引いた。
アナザーリリック 【B-】
美浦南W併せ。G前一杯⑧
10/26(日)。津村騎手が騎乗。直線での手前替えはスムーズだったものの、そこからの伸びが一息。先に仕掛けた相手に対してステッキを入れて追うも併入するのがやっと。肩の出も悪く、最後に手前も戻していた。評価は割引いた。
併せた相手は、古馬1勝クラスのチュウワジョーダンです。
レーヌブランシュ 【B】
栗東CW単走。G前強め⑨
10/30(日)。直線半ばからの映像。集中して伸びやかに走れていたが、ゴール手前で馬自ら緩めたか。鞍上がそれを咎め、激しく鼓舞するも、馬はそれに反応せず。序盤の動きは悪くない。評価は据え置いた。
ジュランビル 【B-】
小林ダ単走。馬なり⑥
10/29(土)。チークピーシーズを着用しての追い切り。しっかりとした脚取りではあったが、四肢の可動域は狭く覇気薄い走り。評価しづらい。
グランブリッジ 【B-】
栗東P併せ。G前強め⑤
10/26(水)。小沢大騎手が騎乗。ポリトラック馬場での追い切り。3頭併せの内。ピッチ走法で小気味の良いフットワーク。3頭馬体を並べて直線に入ってくる。肩ステッキをピシピシと入れ、終始気合い付けながらであったが、あっさりと中外の相手に1馬身遅れてしまう。推進力を上に逃がす完歩も多く、評価しづらい。
プリティーチャンス 【A】
栗東坂路単走。馬なり。
10/26(水)。ラチ沿いを登坂。重心を低く保ち、キビキビと前肢のスナップを効かせた走り。活気も十分。ラスト1F過ぎたところで手前を戻していたがロスはほぼなく、走りの軸もブレていない。
10/30(日)のCWの追い切り映像もありました。バランスの良いフォームで気分よさそうに走れています。JRA勢の中では最もよく映ります。【A】に繰り上げました。
サルサレイア 【B-】
小林ダ単走。一杯⑦
10/29(土)。前肢が離れて付いており力の入りづらい体の構造。低い姿勢を保ち活気は十分も、前駆と後駆の連動性一息。評価は割引いた。
その他注目馬
追い切り映像はありませんでしたが、追い切り時計から気になる馬を1頭取り上げます。
ヴァレーデラルナは、10/30(日)に岩田望騎手を背に、栗東CWで古馬3勝クラスのプライムフェイズとの併せ馬。これを4馬身半追走から併入です。時計を見る限り終いのキレ味十分です。
JBCスプリント(JpnⅠ)~盛岡ダ1200m~
出走馬は14頭。追い切り動画で確認できた11頭の追い切り評価となります。
- コパノフィーリング 岩手
- キラットダイヤ 岩手
- ラプタス JRA
レッドルゼル 【A】
栗東坂路単走。馬なり。
10/26(水)。馬場の真ん中を登坂。脚をまっすぐ前に出す美しいフットワーク。前肢は高く上り、後肢でチップを高々と蹴り上げ力感も十分。馬体も程よくふっくら見せ、毛艶もよく適度な気合乗り。体を大きく動かし走れている。完璧に仕上がっている印象。人気でも高く評価したい。
盛岡コースは初ですが、能力ある馬ですし川田騎手です。
イグナイター 【C】
田園ダ単走。強め②
10/29(土)。活気は十分でこの馬なりに状態は悪くなさそうも、ここに入ると、四肢の可動域狭く着地の非力さは否めない。動きの質で比較下位。評価は割引いた。
ダンシングプリンス 【B】
美浦坂路単走。馬なり。
10/26(水)。ずっしりパワフルではあるものの、動きはスローで幾分重たく感じる走り。馬場のやや内側を登坂したことを考えれば時計が遅く、ラスト1Fも大きく失速。ただ走りの軸はしっかりしている。評価は据え置いた。
10/30(日)の映像では、幾分上昇気配感じるもラスト1Fで僅かとは言え失速。安定したフォームで集中できています。評価が難しかった一頭で当日の気配は要チェックです。
プライルード 【B+】
牧場坂路併せ。馬なり。
10/29(土)。格下馬が相手だったとは言え、動きの迫力とスピード感は十分。鞍上が「どうしたんだ?」と後を振り返るほど、呆気なく相手を交わし去った。最後は緩めて余力十分。状態はよく映る。プラスに評価したい。
ヘリオス 【B】
栗東CW単走。G前強め⑨
10/27(木)。今村聖奈騎手が騎乗(レースは武豊騎手)。リラックスした走り。直線での手前替え流麗。直線でジワッと脚色を伸ばし、最後に軽く仕掛けられてもうひと伸び。2段階で脚色を伸ばせている。ピッチ走法のため四肢の広がりは狭いも、クビを使ってリズミカル。状態は良く映る。
他馬との比較で一つ評価を下げました。【B】の中では上位です。
ワールドリング 【B+】
船橋ダ単走。馬なり⑤
10/29(土)。肩を柔らかく使い前肢なめらか。後肢の蹴りにもう少し力強さが欲しいものの、余力残しの内容だったことを考えると十分の内容。クビの角度よくリラックスしながらも集中。なめらかで弾力性あるフットワークを高く評価してみたい。
キモンルビー 【B-】
船橋ダ単走。一杯②
10/29(土)。しっかり地面を蹴り後肢の力感十分。ただ前肢の捌きが硬く、思ったように推進力を前に伝えきれていない。直線で手前も替わっていなかった。活気は十分で、この馬なりに状態は良さそうも評価しづらい。
ティーズダンク 【B】
浦和ダ単走。強め③
10/29(土)。コーナーを体を倒しながら曲がれておりスピード感十分。直線で右手前に替わってから少し頭が高くなりフワついてしまったのが残念なところ。最後は集中力が途切れ手前をコロコロ替えながらの走り。ただ気合い乗りは十分で、マイナス評価にはしたくない動き。据え置いた。
テイエムサウスダン 【B-】
美浦坂路併せ。馬なり。
10/26(水)。3頭併せの中。走りは少し忙しなく見栄え一息。重心を低く保ち、ゴールに向かってきっちり脚を伸ばすことができているものの、コーナーを逆手前で回り、内にいた古馬2勝クラスのレッドモンレーヴにはやや手応え見劣る内容。評価は割引いた。
リュウノユキナ 【B-】
美浦南W単走。馬なり⑥
10/26(水)。5Fが73.2秒と、馬場の真ん中をゆったり駆けさせただけの軽めの内容。クビに硬さはみられるも四肢の動きは滑らか。体もふっくら見せていた。
10/30(日)。美浦坂路で全体時計52.0秒と、そこそこ時計は纏めて来ましたが、舌を出し右にヨレながらの走り。能力はさておき状態は一息に映ります。評価は割引きました。
スマートダンディー 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
10/30(日)。前肢の着地ポイントの近い馬で、前肢が外を回っていることもありクネクネした走り。悪く言えばこうだが、よく言えばスナップをしっかり効かせて走れている。上体はやや高めも活気は十分。評価は据え置いた。
JBC2歳優駿(JpnⅢ)~門別ダ1800m~
出走馬は13頭。追い切り動画で確認できた12頭の追い切り評価となります。
- ラッキーストーリー 北海道
ナチュラルリバー 【B-】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑥
10/26(水)。藤岡佑騎手が騎乗。肩関節が柔らかく前肢の可動域は十分。ただ仕掛けに対する反応はダート馬らしくジワッとしたもの。新馬のジューンスパークにクビ差先着も、時計は平凡で脚力は非力に映る。評価しづらい。
ゴッドインパルス 【B】
美浦南W単走。馬なり⑦
10/27(木)。輸送を考慮し最終追い切りは、調整程度の軽めの内容。クビの使い方が一息でフワッとした走りではあったが、四肢を大きく広げ、しっかりと地面を掴む走り。走る馬の雰囲気を醸し出している。評価は据え置いた。
リアルミー 【B-】
門別坂路併せ。一杯。
10/30(日)。ムチを使ってめい一杯に追う意欲的な内容。ただムチに対してさしたる反応は見せず、終い失速。走りの軸も安定しておらず評価しづらい。
オーマイグッネス 【C】
門別坂路併せ。一杯。
10/30(日)。この馬もムチを使ってめい一杯。ただ馬は少し嫌がっており顔を背けながらの走り。失速ラップで、まっすぐ前を向いて走れておらず、評価できない。
スギノプリンセス 【B+】
門別坂路併せ。一杯。
10/31(月)。芦毛の馬。鞍上はムチを振るっていたが、全て見せムチ。好感の持てる内容。馬も集中し、クビを前に突き出し、真っ直ぐに駆けた。終いは0.7秒失速も走りはブレていない。高く評価してみたい。
北海道組ではこの馬が一番面白そうです。
ゴライコウ 【A】
栗東坂路単走。G前強め。
10/26(水)。服部寿騎手が騎乗。チップを高々と蹴り上げ迫力は満点。それでいて走りに弾力性があり、脚捌き柔らか。終い仕掛けて12.4秒とややモノ足りなく映るも、ラスト1Fでしっかりと0.5秒加速できている。高く評価したい。
タイガーチャージ 【B-】
門別坂路併せ。一杯。
10/31(月)。馬が可哀想になるくらいムチを入れられてのハード内容。この内容はあまり好ましく思わないも、最後まで前肢を前に突き出し、気持ちを切らすことなく集中して走れているものの、比較下位。評価は割引いた。
テレパシー 【B+】
栗東CW併せ。G前強め⑥
10/23(水)。和田竜騎手が騎乗。古馬2勝クラスのナムアミダブツを大きく追走し、直線仕掛けて4、5馬身突き放す圧巻の内容。前肢の出は一息も、フォームのバランス良く、後肢の蹴りがキワ立つ走り。終いまでしっかり伸びていた。高く評価したい。
評価にメリハリをつけるため一つ評価を下げましたが、【A】評価でも十分足る内容です。
ベルピット 【D】
門別坂路単走。強め。
10/30(日)。追い方に余裕が感じる内容。ただ前の馬に隠れ、動きがほとんど見えなかったため、評価不能の【D】とする。
リストン 【B】
門別坂路併せ。一杯。
10/31(月)。時計・内容ともにスギノプリンセスと似たような内容。ただ走りの質はスギノプリンセスの方が上位。とは言え、この馬もクビを使って活気十分。門別坂路組の中では上位の一頭だ。
リアルガー 【C】
門別坂路単走。一杯。
10/31(月)。馬場の外目を走らせ、見せムチをめい一杯振るうも、馬は何か怯えているよう。活気薄く時計も遅い。評価できない。
エコロアレス 【B】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
10/26(水)。馬場の真ん中を登坂。後肢が開き気味で見栄えの悪い走りも、クビを前に突き出すことで、強い前への推進力を保てている。脚力は魅力も、あまり好きな走りではない。評価は据え置いた。
いつも早い時計を出す森厩舎の馬です。時計だけの評価は禁物です。距離も短い方が良さそうに思えます。
JBCクラシック(JpnⅠ)~盛岡ダ2000m~
出走馬は15頭。追い切り動画で確認できた9頭の追い切り評価となります。
- セイカメテオポリス 船橋
- サンライズハイアー 金沢
- ヴァケーション 岩手
- ジェネラルエリア 金沢
- オンザロックス 大井
- ブルーエクセレンス 岩手
クラウンプライド 【B+】
栗東坂路単走。馬なり。
10/30(日)。馬場の真ん中ややラチ側を登坂。アタマは少し高めも、体全身を使い伸びやかな走り。体もスカッと見せており、状態よく映る一頭。プラスに評価してみたい。
ギガキング 【B】
船橋ダ併せ。G前軽く仕掛け⑤
10/29(土)。抑えの効いた重心の低いフットワーク。筋肉の隆起も目立つ。G前仕掛けて、併せた内の相手に半馬身先着した。ラクに早い時計が出せている。好調だろう。
メイショウハリオ 【B】
栗東CW併せ。G前一杯⑥
10/30(日)。2頭併せの外。馬なりで走る内の相手に対して、ゴール前で尻ムチ一発入れ強めに追うも、追い抜けず併入という内容。相手が相手だっただけに見栄えは今一つだったものの、安定したフォームで早い時計で走れている。評価は据え置いた。
併せた相手は、古馬OPのテーオーロイヤルです。
フィールドセンス 【A】
船橋ダ単走。馬なり④
10/29(土)。四肢の可動域は決して広くないものの、肩を柔らかく使った弾力性ある走り。クビの角度がよいこともあり、推進力をしっかり前に伝えられている。高く評価してみたい。
ペイシャエス 【B-】
美浦坂路併せ。G前仕掛け。
10/26(水)。田辺騎手が騎乗。ラチ沿いを走る、馬なりのままの相手に対して、見せムチ使って半馬身先着も、この馬自身のラスト1Fは僅かとは言え減速。手前替えのタイミングが早すぎた点も割引き。評価は割引いた。
ラチ沿いの相手は、古馬1勝クラスのテンナイトパールです。
クリノドラゴン 【C】
栗東坂路単走。馬なり。
1030(日)。調整程度の軽めの内容だったとは言え、アタマが手前肢の上にあり、顔をまっすぐ向けて走れなかった点は大きく割引き。右手前一本の走りで、動きに覇気もない。
カフジオクタゴン 【B+】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
10/30(日)。直線半ばからの映像。ラスト1Fでカチッと手前を替えるとクビを前に突き出し、前肢をピンを張り前に投げ出す走り。ゴールに向かって加速度合いを増すラップを踏み登坂した。高く評価したい。
オーヴェルニュ 【B-】
栗東CW単走。馬なり⑤
10/26(水)。かなり掛かりながら。最後まで折り合うことなく、口をパクパクさせながらの走り。何か嫌々走っていた。一方で脚元はそれなりに力強い。追い切りからはこの評価となる。
この追い切りが不満だったのでしょうか。10/29(土)に6Fで80秒を切る早い時計を出してきました。ただラスト1Fは12.6秒で最後は失速気味です。総合的にあまり良い印象は受けません。怖いのは川田騎手です。当日の気配で取捨を決めたい一頭です。
テーオーケインズ 【B】
栗東CW単走。馬なり⑥
10/26(水)。松山騎手が騎乗。全体時計は抑えて終い重点の内容。馬は少し行きたがる素振りを見せていたが、松山騎手にしっかり従い、四肢の回転綺麗な走り。状態は8割程度かも知れない。評価は据え置いた。
10/30(日)。の栗東坂路の追い切り。ここでも終い重点の内容でしたが威風堂々。王者の貫禄を感じる走りです。この仕上げでも十分勝負になりそうな雰囲気です。
今週開催のその他重賞レース
ファンタジーS(G3)
準備中
京王杯2歳S(G2)
準備中
みやこS(G3)
準備中
アルゼンチン共和国杯(G2)
準備中
来週のG1レースも先取りしておこう
エリザベス女王杯(G1)
1週前追い切り評価記事を準備中。