《2022》オークス【最終追い切り】調教評価

2021 優駿牝馬 オークス 追い切り 調教 評価
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2022年5月22日(日)に東京競馬場で行われる『優駿牝馬(G1)芝2400m(定量)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた全頭の追い切り評価となります。

目次

アートハウス     55.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

川田騎手が騎乗。1週前にしっかり追って、輸送を考慮し最終追い切りを坂路でサラリ。王道の仕上げ。川田騎手とバシっと折り合いが付き集中した走り。素晴らしい。ラチ沿いを走る相手を、持ったままゴール前でスッと首差先着する好内容。高く評価したい。

【1週前追い切り A】

jamie

川田騎手はスターズオンアースにも騎乗できましたが、母パールコードへの思い、中内田師との絆を優先してこの馬に騎乗です。陣営もその思い応え、十分闘える素晴らしい仕上げです。

ウォーターナビレラ  55.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。馬なりではあったものの、小出しに脚を使わせ、それなりに負荷をかける内容。そもそもコースでの追い切りは輸送を考えると割引。それでもコースで追い切って来たのは、まだ馬体が太いと言う事だろう。実際太めに映り、フワフワした走りで動きは重め。評価しづらい。

【1週前追い切り B】

エリカヴィータ    55.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり③

福永騎手が騎乗。2頭併せの内。マジックキャッスルと併せて手応え優勢だった1週前が本追い切り。最終追い切りは軽い調整程度の内容。前を1馬身半追走から気負うことなくアタマ差先着。雄大フットワークでジワっと脚色伸ばす走りが、いかにもオークス向きそう。高く評価したい。

【1週前追い切り B+】

jamie

最も長く脚を使えそうなのはこの馬です。この走りであれば、府中の2400mは難なくこなしてくれそうな気がします。

サークルオブライフ  55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑤

1週前が相手に手応え見劣る内容でよく見えず、どのような最終追い切りを行うか注目していた1頭。国枝厩舎らしくスタイルを崩さず、南Wでの馬なり仕上げ。ただ3頭併せの外で少し負荷を強めにしたか。ピッチ走法だが長く脚は使えている。ただ手前を右手前に決めきれなかった点は大きく割引。この評価となる。

【1週前追い切り B-】

jamie

併せた中の相手は3歳OP馬のコマンドラインです。全21頭中、ど真ん中くらいの【B】評価です。

サウンドビバーチェ  55.0 【A】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を荒々しい気合い乗りを示し、ラクラクと馬なりで、終いキレっキレの走り。最終追い切りを馬なりで、終い早い脚を使って来たら、この馬を高評価すると決めていた一頭。やや主観が入るが高く評価したい。

【1週前追い切り A】

jamie

荒々しかったこともあり、走りは少し雑です。それでも、この馬の素質溢れる走りと今回の想定オッズに魅力を感じます。

シーグラス      55.0 【B】

美浦坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂。顔が少し右を向いておりジワジワと右に斜行していたものの許容範囲。右手前一本の走りではあったが、脚元パワフルに伸びやかに走れている。毛艶も良く、この馬なりに状態は良さそう。マイナス評価にはしたくない。

【1週前追い切り B-】

スターズオンアース  55.0 【A】

美浦南W併せ。馬なり。

ルメール騎手が騎乗。2頭併せの内。柔らかなフットワークでバランスの良い好フォーム。前を1馬身追走から、直線で綺麗に手前を替えて、外の相手を難なく2馬身突き放す圧巻の内容。思わず「おぉ!」と感嘆の声が漏れたほどだ。正直文句なしの追い切り。人気は承知で高く評価したい。

【1週前追い切り B+】

jamie

不安要素として距離を挙げる人がいるかも知れませんが、この走りを見る限り、個人的には全く不安はありません。寧ろ好ましくすら思えます。

スタニングローズ   55.0 【B】

栗東坂路併せ。馬なり。

D.レーン騎手が騎乗。ラチ沿いを走る相手を2馬身追走。前脚を少し左前に出す独特のフォーム。これは割引。これもあり走りが今一つ安定しない。評価できるのは、ラスト1FでD.レーン騎手の肩ステッキ1発に反応し脚を伸ばした点。辛うじてこの評価に留まった。

【1週前追い切り B】

ナミュール      55.0 【C】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

ラチ沿いを登坂。手前替えにスムーズさを欠き、走りの軸がズレてしまった点は割引。終い仕掛けた際に手前を戻してしまうなど、その後の走りも一息。最後は上体が高くなり、良い時に見せるキレ味が見られなかった。状態一息と言う見立て。

【1週前追い切り B-】

ニシノラブウインク  55.0 【B+】

美浦南W併せ。馬なり⑦

3頭併せの内。前を大きく追走しスピード感たっぷりにコーナーに入って来る。コーナーで脚を緩め少し息を入れてから、直線で再び加速。追う中の相手を尻目に涼しい顔でラクラクと1馬身突き放す好内容。長く良い脚を使えている。プラスに評価したい。

【1週前追い切り B】

jamie

併せた中の相手は古馬1勝クラスのワルツフォーデビーです。全く人気は無さそうですが、かなり面白い1頭だと思います。

パーソナルハイ    55.0 【C】

栗東坂路単走。馬なり。

ラチ沿いを1頭分空けて登坂。体幹が安定せずブレブレになりながらの走り。クビを使って活気は示しているものの何か空回りしている印象。踏み込みも浅くパワーが地面に伝わっていない。評価できない。

【1週前追い切り C】

ピンハイ       55.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中を登坂。馬の気分に任せて流しただけの軽めの内容。軽めとは言え、上体が高く、フワフワと地に脚つかない走り。線も細く映り、この馬特有の内転筋の強さ感じる走りは見られなかった。評価しづらい。

【1週前追い切り B-】

プレサージュリフト  55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり④

戸崎騎手が騎乗。2頭併せの内。前を1馬身しコーナーを回って来る。序盤はクビに硬さが見られたものの、直前でギアが入った際に見せた脚力は豊か。前脚も高々と上がり調子は良さそう。相手を突き放すかに見えたが、動かし過ぎないようにという指示だだたのだろうか。鞍上が途中で抑えたようにも見えた。一瞬見せた脚力を評価したい。

【1週前追い切り B-】

jamie

【B】の中でも上位です。

5/15(日)にも美浦坂路で54.0-12.3秒とそこそこの時計を出しています。区間ごとに0.9→0.6→0.9秒ずつ加速する好内容で、これも好感が持てます。

ベルクレスタ     55.0 【B-】

栗東坂路併せ。馬なり。

ラチ沿いを走る馬を2馬身追走し、ショートカット気味に馬場の真ん中に入って来る。右手前で駆けたラスト2Fから1Fまでの加速は多少見応えはあったが、最後は左手前に切り替え加速ラップを維持する内容。併せた相手にはアタマ差先着も、今一つ余裕を感じない走り。評価は割引いた。

【1週前追い切り B】

ホウオウバニラ    55.0 【B-】

栗東CW併せ。馬なり⑤

2頭併せの内。4F追い。少し馬体が細く映り負荷を少なくしてきたか。直前で手前替えを試みるも、手前を替えることがてきず、右手前一本の走りとなった点は割引。一時は前に出るも、最後はもったままの相手に追いつかれて併入した。そこそこの時計ではあるものの評価しづらい。

【1週前追い切り B-】

ライラック      55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。完歩が小さくピッチ気味に走る馬。軽めだったとは言え、脚元の力感薄く、動きに迫力なくピリッとしない内容。併せた外の相手とは併入した。

【1週前追い切り B-】

jamie

併せた相手は3歳1勝クラスのニシノアナです。

ラブパイロー     55.0 【C】

美浦南W併せ。G前仕掛け⑧

2頭併せの内。前を3馬身追走から直線抜け出し1馬身先着という内容も、ストライドは狭く、左手前に頼る走り。評価できない。

【1週前追い切り B-】

jamie

併せた相手は障害OP馬のテトラルキアです。

ルージュエヴァイユ  55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑦

池添騎手が騎乗。2頭併せの内。低い姿勢を保ち、大きなストライドで弾むようなフットワークであったものの、終始舌を出しながら遊びながらの走りとなっていた点は大きく割引。併せた相手には半馬身先着も、終い伸びに迫力は見られなかった。高い評価は与えづらい。

【1週前追い切り B-】

出走が叶わかった馬たち

コントディヴェール  55.0 【B-】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。右手前で長く引っ張り、最後に左手前に替える走り。手前替えはスムーズで、クビを前に突き出し、前に前に推進力を伝えようとはしているものの、今一つピリッとしない走り。評価は割引いた。

【1週前追い切り 映像なし】

シンシアウィッシュ  55.0 【B】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

ラチ沿いを登坂。上体少し高めも、四肢の可動滑らかに小気味の良い弾力性十分のフットワーク。毛艶良く、馬体もふっくら見せており、フローラSの時より数段よく映る。

【1週前追い切り C】

jamie

1週前からグッと状態を上げて来ました。面白そうな1頭です。

ルージュリナージュ  55.0 【B】

美浦南W併せ。馬なり⑦

2頭併せの内。1週前の坂路で「いやに脚元パワフルな馬だな」と思った1頭。最終追い切りはコースで併せ馬。未勝利を勝ったばかりの馬とは思えないカチッとした好フォーム。直線で一度前に出られた相手に対して、慌てる事なく脚色を伸ばし追いつき併入。ゴールを過ぎても脚色は衰えず、長く脚を使えていた。

【1週前追い切り B】

jamie

【B】の中では最上位です。恐らく誰も拾わない馬。爆穴ならこの馬でしょう。私は拾いたいと思います。

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