《2022》シルクロードステークス【最終追い切り】調教評価

シルクロードS 追い切り 調教
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2022年1月30日(日)に中京競馬場で行われる『シルクロードS(G3)芝1200m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた16頭の追い切り評価となります。

以下の2頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • ザヴォワールエメ
  • レジェーロ

木曜日以降、追い切り動画アップされるようなら記事に追記いたします。

目次

エーポス       55.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

亀田騎手が騎乗。序盤何が気に食わなかったか、アタマを上げる仕草。その後すぐ落ち着き、前脚を大きく前に突き出し勢いよく登坂。ラスト1Fで手前を替えると更に鋭伸し、綺麗な加速ラップ。終い僅かに手綱を使うもほぼ馬なり。余力十分に迫力ある動きができている。高く評価したい。

jamie

1週前追い切りの評価を付けるなら【B】でしたが、乗り込み量豊富で、この最終追い切りでしっかり仕上がった印象です。それほど人気はしなさそうで面白い1頭だと思います。

カレンモエ      55.0 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

1週前にビシッと追っており、最終追い切りは馬なりで流しただけの内容。手前替えで顔を背けた点は割引も、柔らかなフットワークでとても気分良さそうに登坂。軽めのため時計は平凡も、終いに掛けてラクラクと綺麗な加速ラップを踏めているあたり調子が良いのだろう。プラスに評価したい。

jamie

レースは松山騎手ですが、最終追い切りは斎藤騎手が騎乗していました。

シャインガーネット  54.0 【B】

美浦南W単走。馬なり⑧

前脚をピンと伸ばす独特の走法。四肢の可動域は狭めも首を使って推進力ある走り。尾は綺麗に流れている。ラクに走らせ、通ったコースを加味するとなかなかの好時計。評価は据え置いた。

ショウナンバビアナ  51.0 【B-】

美浦坂路単走。馬なり。

動きは少しスローも、前脚のスナップを効かせキビキビとラチ沿いを登坂。ゴール前で手前を替えた際、少し右にヨレた点は割引。ハンデは魅力も評価しづらい。

ジャンダルム     57.5 【A】

栗東坂路単走。G前仕掛け。

馬場の真ん中ややラチ側を登坂。アタマは少し高め。ただゴールに向かうに連れ、馬自らが脚の回転を上げ脚色を伸ばした。鞍上は軽く仕掛けていたが、馬の動きに呼応していただけ。活気十分に走れており、何より動きに迫力がある。人気を承知で高く評価したい。

jamie

1週前はよりラチ沿いを走り、49.7-24.1-12.3秒の素晴らしい時計。追ったのは最後の100m程度。ラスト1Fで0.5秒失速も、体幹はしっかりしており最後まで集中して走れていました。

タイセイアベニール  56.0 【C】

栗東坂路単走。G前軽く追う。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。身体が少し重たく映り脚元が非力。手前を替えた後は少しフワついた走りになっていた。評価しづらい。

ナランフレグ     56.0 【B】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け。

丸田騎手が騎乗。2頭併せの内。前を1馬身追走しながら大きなフットワークでコーナーを回ってくる。頭をグッと下げ低い姿勢で集中した走り。直線、馬が相手を交わす気持ちを見せると、鞍上がそれに呼応して軽く仕掛ける。相手は馬なりのままだったが、しっかり抜け出し半馬身先着した。仕掛けに対する反応がもう少し鋭ければより良かったが。

jamie

【B】の中では最上位の評価です。

ビアンフェ      57.5 【B+】

栗東坂路単走。馬なり。

560㎏近い大きな馬だが、ゴム毬のように弾むようなフットワークでラチ沿いに入ってくる。鞍上は馬にリズムを合わせて軽く促す程度であったが、走りの安定性を欠き、ラスト1Fで0.3秒の失速した点は割引。ただ毛艶はピカピカで調子が良さそうに映る。プラスに評価してみたい。

ポープフルサイン   54.0 【B】

美浦南B併せ。G前軽く促す③

3頭併せの内。かなりゆったりとコーナーに入ってくる。前脚は高く上がり余力十分。直線向いても相手の1馬身後ろであったが、鞍上が軽く促すと素早く反応し、瞬時に並び掛ける。無理に追い抜くことなく、合わせるように中外と併入した。全体時計が遅く、評価が難しいが仕上がり途上と判断し評価は据え置いた。

マイスタイル     57.0 【B-】

栗東坂路併せ。G前強め。

ラチ沿いを走る相手を追走し、馬場の真ん中に入ってくる。走りの軸は安定しているもののクビをほとんど使えておらず、鞍上が終始促すも、なかなか前に推進しない。最後は見せムチで鼓舞するも、なかなか手前の決まらない相手に2馬身突き放されてしまう。評価しづらい。

マイネルアルケミー  54.0 【B-】

美浦南P単走。馬なり⑤

赤と白の染分け帽。競馬学校の生徒が騎乗して追い切り。脚長で大きなフットワークで走れているものの、単に流しただけの内容で、動きに迫力を感じない。

ミッキーワイルド   56.0 【B】

栗東坂路単走。馬なり。

馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。全体時計55.7-12.7秒の軽めの内容。1週前に51.9秒の早い時計を出しており、これで良いのだろう。毛艶はピカピカで、体幹しっかりに好フォームで走ることができている。評価は据え置いた。

メイケイエール    55.0 【B】

栗東CW単走。馬なり⑧

行きたがる気性は治っていない。折り返し手綱で何とか抑えることができていたものの、本番ではこの馬具は使用できない。このままでは、本番で折り合って走ることは難しそう。陣営の工夫が見られる点は評価出来るも、馬がまだ我慢して走ることを覚え切れていない。

jamie

柔らかな関節を持ち、四肢の可動域が広く、後肢の蹴りも力強くバネたっぷりの走り。動きは上質で一流馬のそれ。まともに走れば一番強いと思います。意図のある追い切りが実になると良いのですが…。ピンがパーかで馬券的にはオッズ見合いで単勝です。

ルッジェーロ     55.0 【B-】

美浦南W併せ。馬なり⑨

2頭併せの内。コーナーで相手との距離をグッと詰める動きができており、左回りのコーナーリングは上手い。ただ直線向いてからの走りは、前脚が前に出ず、手前がなかなか決まらない走り。ちょこまかとした走りとなっており評価しづらい。

レッドアンシェル   57.5 【A】

栗東坂路単走。G前一杯。

2週続けて坂路で好時計。ただ内容はともにしっかり追ってのもの。時計面というより、2週続けて強めに追って、しっかりとした負荷を掛けている点を高く評価したい。馬も活気十分で、その負荷を楽しんでいるようにも見える。

jamie

レースは和田騎手ですが、最終追い切りは加藤祥騎手が騎乗していました。この馬はパドックで調子の良し悪しが顕著に出るタイプです。パドックにも注目です。

レインボーフラッグ  53.0 【C】

栗東坂路単走。G前軽仕掛け。

馬の多い時間帯に馬場の真ん中ややラチ側を登坂。序盤からアタマが高く、推進力のない走り。ラスト1Fあたりでは手前を戻しており、その後は力なく失速。評価できない。

出走が叶わなかった馬たち

サンノゼテソーロ   54.0 【B-】

美浦南W併せ。G前軽仕掛け③

2頭併せの内。前を1馬身追走から直線軽く仕掛けて、馬なりのままの相手にアタマ差遅れ。活気が薄く、動きはスロー。脚元も非力で評価できない。

ショックアクション  54.0 【B】

栗東CW併せ。馬なり⑧

団野騎手が騎乗。2頭併せの内。外を1馬身追走し直線に入ってくる。重心を低く保ち活気十分。馬なりで相手に並び掛けると、相手が追い出しを開始。こちらは馬なりのままアタマ差先着した。動きにもう少し伸びやかさがあれば…。

トウショウピスト   54.0 【B】

美浦南P単走。馬なり⑤

ポリトラック馬場だったこともあるが、スピード感十分。この馬も前脚のスナップを効かせた素軽い走りで爽やかに駆けた。ショウナンバビアナと比べると活気もある。少し線が細く映り、脚元の力感が物足りなかった分、一つ評価を下げた。

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