2021年12月29日(水)に大井競馬場で行われる『東京大賞典(G1)ダ2000m(定量)』の追い切り評価となります。
出走馬は15頭。追い切り動画で確認できた12頭の追い切り評価となります。
- シゲノブ
- エイシンスレイマン
- ノーブルサターン
ロードブレス 57.0 【B+】
栗東CW併せ。馬なり⑦
3頭併せの内。相手の陰に隠れて動きはほとんど見えなかったが、スッーっと流れるような走りで動きがとてもスムーズ。余力十分に爽やかな走り。終いにかけて、しっかり脚を伸ばせている。
タービランス 57.0 【B-】
浦和ダ併せ。一杯③
2頭併せの外。直線で追って追って内に2馬身先着。活気は十分で脚元はパワフルなのだが、クビの使い方に硬さを残し、四肢も広がりがモノ足りない。手前替えもぎこちなく、動きも少し重たく映る。
アナザートゥルース 57.0 【B-】
美浦南W併せ。一杯⑦
2頭併せの内。外はポープフルSに出走するグランドライン。前脚をしっかり前に出して走れているものの、地面の掴みが悪く推進力に欠ける走り。脚元の力感は薄い。直線でグランドラインに追い抜かれそうになり、尻ムチ2発により、何とか併入という内容。評価は割り引いた。
キャッスルトップ 55.0 【C】
船橋ダ単走。一杯④
前脚をピンと伸ばす走り。前脚の掻き込みは皆無で後肢だけの走り。ムチがビシバシ入るも終いにかけて失速。上体も高めだが、走り方が通用するとは思えず評価できない。
ウェスタールンド 57.0 【B-】
栗東坂路単走。G前軽仕掛け。
馬場の真ん中やや植え込み側を登坂。時計は54.2-12.4秒と平凡。走りに集中していないというか、何か走らされてる感が満載の斜に構えたフォーム。何かピリッとしない。鞍上もそれを感じてか終い肩ステッキを入れるも、何ら反応見せずにフニッシュ。右手前1本の走りも割引き。
ノンコノユメ 57.0 【B】
船橋ダ単走。馬なり⑥
一完歩一完歩、キレのあるフットワーク。毛艶も良く気分良さそうに駆けた。馬なりで流しただけの内容とは言え、クビをほとんど使わない走りは割引き。身体全身を使って走れていればより良いのだが…。ただ調子は良さそうに映る。
オメガパフューム 57.0 【A】
栗東坂路単走。馬なり。
追い切りであまり良く見せる事の少ない馬だが、今回は今まで一番よく見える。脚元パワフルに集中して登坂。最後まで余力十分に綺麗な加速ラップを踏んで登板した。人気必至かもだが高く評価したい。
少し気になる点を挙げるなら、時計が53.6秒と遅い点。いつもは動き一息でも52秒台で走っているイメージがあります。ただ今回は動きが良いです。
ジョエル 55.0 【B】
船橋ダ併せ。一杯⑤
3頭併せの外。前を2馬身追走し、めい一杯追って併入。四肢の可動域はそれほど広くないものの、脚の回転でそれを補っている。重心低くキビキビとした走り。この馬なりに調子は良さそう。マイナス評価にはしたくない。
ミューチャリー 57.0 【B+】
船橋ダ併せ。G前仕掛け③
2頭併せの外。馬なりのまま相手の前に出ると、そこからエンジンをかけ、格の違いを見せ5馬身近く突き放した。相手が弱かったかもだが、ギアの入り方は評価できる。少し上体は少し高めも、クビを上手に使って適度なストライドで推進力ある走り。馬体もふっくら見せパワフルさも十分。
クリンチャー 57.0 【B-】
栗東坂路単走。馬なり。
ラチ沿いを登坂。手前を替える事なく右手前1本の走り。前脚を上から叩き付けるように走っており、とてもパワフル。ただクビの使い方が悪く推進力を上に逃すフォームとなっている点は大きく割引き。この評価となる。
デルマルーブル 57.0 【B】
美浦南B併せ。馬なり。
2頭併せの内。とてもリラックスした走り。動き柔らかく好フォーム。脚元の力感の薄さは気になるも、気分良さそうに駆け状態は悪くないだろう。評価は据え置いた。
サンライズノヴァ 57.0 【B】
栗東坂路併せ。G前強め。
チャンピオンズカップから中2週の臨戦も元気一杯。ラチ沿いを登坂。併せた内の相手は古馬3勝クラスのジャニーズララバイ。ラスト150mから左手前に替わると、もう一伸びして1馬身先着。全体時計51.9秒。ラスト2F時計は24.6-12.3秒。この馬の本来の力からすればもう少しラクにこの時計が出せるはず。一つ評価を下げた。
元気いっぱいで、プラス評価とするか迷った1頭です。