追い切り評価の結果はいかに?
出走馬は17頭。追い切り動画で確認できた13頭に評価を付け高評価としたのは4頭。うち2頭が馬券内。
3強とされた馬の中から高評価としたのはレシステンシア1頭のみ。3着ジャンダルムに【A】評価を付け、2着ミッキーブリランテもプラス評価に近いコメントを残していた。
少しは参考になった人がいたかも知れない。
着順 | 馬名 | 評価 | 人気 |
---|---|---|---|
1 | レシステンシア | B+ | 1 |
2 | ミッキーブリランテ | B | 10 |
3 | ジャンダルム | A | 4 |
4 | インディチャンプ | B- | 3 |
5 | ダノンファンタジー | B | 2 |
6 | メイショウチタン | B- | 9 |
7 | ロードアクア | C | 12 |
8 | ザイツィンガー | - | 13 |
9 | クリノガウディー | B+ | 7 |
10 | タマモメイトウ | - | 17 |
11 | コンパウンダー | - | 16 |
12 | メイケイダイハード | B- | 11 |
13 | ブラックムーン | C | 15 |
14 | メイショウキョウジ | - | 14 |
15 | カツジ | B+ | 8 |
16 | ベストアクター | B- | 5 |
17 | トライン | B | 6 |
レース回顧
勝ち時計1:19.2秒はコースレコード。
ペースは、前半600mが34.0秒、後半600mが33.8秒。前後半差が0.2秒しかないミドルペースでレースが行われた。
このペースを作ったのは、レシステンシア(北村友)であった。
パドック
この日はパドックが見れなかったので省略する。
総評
筆者時間の都合上、簡単な回顧となることご了承ください。
例年開幕週で行われる本レースだが、今年は京都競馬場改修工事の影響もあり3週目。コースレコードとしての価値は高い。ただ、同舞台で行われた土曜日の最終レース(2勝クラス)でも1:20.0秒の時計が出ており、時計の出る馬場だった可能性はある。
勝ったレシステンシアは、ちまたでは「溜め逃げはダメだ。飛ばして逃げた方が良い。」と言われていたが、北村友騎手はそんな外野の声が気にせず(届いていないのかも知れないが)、ムリに行かせず自然にスピードの違いでハナに立つ競馬。
これに関しては、人それぞれかも知れませんが、個人的にはカッコ良いと思いました。
北村友勝利はジョッキーインタビューでも次のように述べていた。
- 自分のリズムに徹しよう
- 2番手でも良いと思っていた
「具合いの良さを感じていた」と語っており、自信をもって騎乗していたのだろう。後続に影を踏ませることなく2馬身差を付けての完勝であった。
2着ミッキーブリランテは、この枠からなら積極的に買うべき1頭であった。
3着ジャンダルムは、外枠13番からの競馬でスタートで押して押してポジションを取りに行き2番手。
レシステンシアと並んで最後の直線に入るも、最後は地力の違いで突き放されてしまった。
勝ち馬には少し能力差を見せつけられるカタチとなったが、2着馬ミッキーブリランテとは枠順が変われば、着順も変わっていたものと思われる。
4着インディチャンプは、福永騎手が「ラスト1Fで止まってしまいました。」とのこと。追い切り評価では「絶好の切り時」と酷評したが、やはり状態面は100%でなかったのかも知れない。
5着ダノンファンタジーは、好枠からのスタートも痛恨の出遅れ。川田騎手をもってしても5着がやっと。痛かった。
レシステンシアの次走は高松宮記念(G1)だろう。
北村友騎手は、G1でレシステンシアに騎乗したいだろうが、この日の前日3月27日(土)にクロノジェネシスでメイダンのドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル)に参戦することが決まっている。
また、北村友騎手は今週のオーシャンS(G3)で有力馬の1頭と目されるカレンモエに騎乗予定。この馬も勝つとなると…。
高松宮記念でレシステンシア、カレンモエら有力馬が、誰に乗り替わるのかについても注目したい。
しかし、北村友騎手が騎乗する馬質の向上が著しい。エージェントは誰なのだろうか。後で調べておきたい。