2022年2月13日(日)に阪神競馬場で行われる『京都記念(G2)芝2200m(別定)』の最終追い切り評価となります。
出走登録は13頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。
アフリカンゴールド 56.0 【B-】
栗東CW単走。G前強め⑥
肩の出が悪く伸びやかさ欠く走り。右手前1本の走りだった点も割引き。そこそこの時計は出ているものの、終いしっかり追われてのもの。追われてからの反応も平凡で、身体も少し重たく感じる。評価は割引いた。
【1週前追い切り B-】
エヒト 56.0 【B】
栗東坂路単走。馬なり。
勢いよくラチ沿いに入ってくる。ただ逆手前。そのまま左手前でキビキビと登坂。鞍上は持ったままであったが活気十分。クビを使い体幹しっかりの好フォーム。残念だったのはラスト1Fからの走り。右手前に戻すと勢いが削がれ、ラスト1Fで0.7秒の失速。ただ失速してからもフォームの乱れは少なく、最後まで集中して走り切った。
人気がないようなら押さえたいと思う1頭です。
サンレイポケット 56.0 【B-】
栗東坂路併せ。G前一杯。
鮫島克騎手が騎乗。相手の真後ろにつけ途中から横に出して追い抜く実践をイメージした追い切り。ラスト1Fは肩ステッキを1発入れ、見せムチ使って一杯に追うも、馬なりの相手に抵抗され併入。最後は少し上ずった走りとなっており余力感じない内容。ただ相手もかなり動けていた。
【1週前追い切り B-】
併せた相手は、1週前追い切り同様、古馬1勝クラスのレッドヴァイスです。是非この馬にもご注目ください。良い馬です。
ジェラルディーナ 56.0 【B-】
栗東CW単走。馬なり⑦
2週続けて福永騎手が騎乗。終い重点の軽めの内容。1週前もさほど早い時計を出しておらず、この調整過程はどうだろうか。序盤はクビをまったく使わない走りで、直線向いてからの手前替えも嫌がる仕草。その後も少しフワフワした走り。走りが安定しない。ただラスト100mでギアが入ってからの走りは鋭くキレていた。
【1週前追い切り B】
1週前の方が良く見えました。
タガノディアマンテ 56.0 【B+】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
馬場の真ん中に入ってくる。真っ直ぐに集中した走り。ラスト1Fからの鞍上のステッキに素早く反応し、鋭く脚を伸ばせている。馬体もふっくら見せている。好調だろう。高く評価してみたい。
【1週前追い切り 映像なし】
人気がなさそうで面白そうな1頭です。
ダノンマジェスティ 56.0 【B】
栗東坂路併せ。馬なり。
和田竜騎手が騎乗。ラチ沿いを走る相手を追走し直線に入ってくる。クビを大きく縦に振り活気は十分。身体を大きく使って走れている。ただ苦しくなるとアタマを右前肢の上に置く癖があり、この悪癖のせいで走りの軸が安定してない点は割引き。馬なりのまま併せた相手にクビ差先着も、ラスト1Fで僅かに減速している。7歳だが、まだまだ良くなりそうな馬。評価は据え置いた。
【1週前追い切り 映像なし】
併せた相手は3歳1勝クラスのラインオブソウルです。
ディアマンミノル 56.0 【B】
栗東CW単走。馬なり④
横山典騎手が騎乗。7F追いと長めをゆったり馬なりで駆けさせるだけの軽めの内容。馬体をふっくら見せ、低い姿勢でしっかり地面を掴んで走れている。評価が難しい。据え置いた。
【1週前追い切り 映像なし】
映像はありませんでしたが、1週前にしっかりとした時計で追い切られています。パドックが良ければ拾いたいと思います。
マカヒキ 57.0 【B】
栗東坂路併せ。馬なり。
馬体を並べて馬場の真ん中に入ってくる。若い頃は美しいフォームで走る馬であったが、だいぶと良い頃に近いフォームで走れている。年齢を重ねパワフルさが増した。ただ、アタマの位置が高い点は割引き。上体高めも、馬なりで相手を圧倒。ゴール前でスッとアタマ差先着した。気配は悪くない。
【1週前追い切り B-】
併せた相手は古馬2勝クラスのジュンスカイブルーです。【B】の中では最上位の評価です。
マリアエレーナ 53.0 【A】
栗東CW単走。馬なり⑧
好フォーム。動きは柔らかくしなやか。クビを前に突き出し、大きく伸びやかなフットワークで走れている。走りに力みがなく、ラクラクと推進力ある走り。火曜日に追い切られたため左回りであったが、コーナーリングもとても上手。この馬の追い切りは初めて見たがとても爽やか。高く評価したい。
【1週前追い切り 映像なし】
12戦して掲示板を外したのは1度だけです。安定して能力を発揮できるのは、この馬のフォームの良さがあるのだと思います。気性も良くスタートセンスも良いという認識です。53㎏も魅力です。
ユーバーレーベン 54.0 【B-】
美浦南W併せ。馬なり⑧
津村騎手が騎乗。2併せの内。この馬らしいピッチ走法で直線に入ってくる。直線向いて手前が決まらなかった点は大きく割引。馬体を大きく見せてはいるが、終いにかけて緩慢な動きになっており評価しづらい。
【1週前追い切り B-】
併せた相手は3歳1勝クラスのレッドゲイルです。
ラーゴム 55.0 【B+】
栗東CW単走。G前強め⑤
池添騎手が騎乗。肩関節・股関節ともに少し硬めの馬だが、今回は各関節を大きく動かし伸びやかな走り。元来有するパワフルさと融合し、とても迫力ある走りができている。クビを小刻みに振り適度な気合乗りで活気も十分。1週前同様、高く評価したい。
【1週前追い切り B+】
レッドガラン 56.0 【A】
栗東坂路単走。G前仕掛け。
斎藤新騎手が騎乗。コーナーが逆手前だったものの、弾むようなフットワーク。1週前に仕上げているのだろう。最終追い切りは軽め。馬の気分に任せて走らせる内容ではあったが、ラスト1Fから馬みずからギアを入れ、2秒以上の加速。ギアが入ってからの走りの際、推進力を少し上に逃がす走りとなっていた点は本来割引。ただ1週前の素晴らしい動きがそれを凌駕する。
【1週前追い切り A】
この馬の1週前追い切り映像は是非みてください。
レッドジェネシス 56.0 【B-】
栗東CW併せ。G前仕掛け⑥
2頭併せの内。クビの可動が狭く脚元だけで走っている。ただその脚元の回転は鋭く力強い。外の相手とびっしり馬体を併せての追い比べとなり、最後は併入。相手を追走し手応え優勢とは言え相手は新馬。フォームも一息で高い評価は与えづらい。
【1週前追い切り C】
併せた相手は新馬のチェリーオントップです。
1週前追い切りの動きもチェックしておこう
今週開催のその他重賞レース
共同通信杯(G3)
クイーンC(G3)
来週のG1レースも先取りしておこう
フェブラリーS(G1)
1週前追い切り
出走登録24頭中、追い切り動画で確認できた16頭の追い切り評価です。