本記事は、2025年11月30日(日)に東京競馬場で行われる『ジャパンカップ(G1)芝2400m(定量)』の1週前追い切り評価記事です。
出走登録は19頭。追い切り動画で確認できた17頭の追い切り評価となります。
- カランダガン
- シュトルーヴェ
A評価
タスティエーラは、序盤から力みのないリズムで、この馬らしいピッチ走法が自然に出ていました。1週前としてはリラックスの度合いが高く、それでいて走りにはしっかりと芯があります。内で懸命に追うダノンベルーガを尻目に、涼しい表情のまま1馬身先着。最終追い切りへ向けて、良い流れをつかめている印象です。
B+評価
シンエンペラーは、序盤から勢いよく飛ばし、直線では前の馬に追いつきそうなほどのスピードでした。進路を鋭く内へ切り替えて追われ、猛時計をマーク。最後は脚色が鈍りましたが、“荒々しい迫力”が際立つ動きです。プラス評価として扱いたい内容です。
その他注目馬
クロワデュノールは、普段から無駄な仕草をしない馬ですが、この日は手前を何度も替え、上体が浮ついてブレーキを踏む場面がありました。併せた相手を捕まえきれず遅れた点は割引きです。ただし踏んだラップは優秀で、最終追い切りでどこまで修正されるか注目です。ダノンデサイルは、体重をしっかり乗せて序盤からスピード感は十分でしたが、併せ馬で並んだところで脚色を緩めてしまい、ミッキーゴージャスに1馬身遅れました。相手の鞍上が振り返るほどで、やや気になる内容です。負荷自体はしっかり掛かっていました。
ホウオウビスケッツは、序盤控えて、後半に脚を伸ばす内容でした。無理に追わず、馬を前に置いて四肢を大きく使わせるようなストレッチ的な意図を感じます。動きは良好で、最終追い切りへの期待が高まります。アドマイヤテラは、俊敏性がもう少し欲しいところですが、一完歩ごとにしっかり地面を捉えて伸ばし、内の相手に1馬身先着しました。現状の完成度としては堅実な内容です。
ディープモンスターは、程よくガス抜きができており、リラックスした走りでした。四肢の可動域こそ平凡ですが、後肢のバネで補えています。最終追い切りは軽めが予想され、折り合って走れているかに注目です。ジャスティンパレスは、C.デムーロ騎手が操縦性を確認しながらの内容でした。リズムは一定ではなかったものの、古馬オープンのシャドウフューリーとびっしり併せ、持ち味である勝負根性を引き出せた点は好材料です。
ドゥレッツァは、序盤からしっかりとした気迫を見せましたが、終いの伸びは案外でした。本来もっと“唸るような走り”を継続できる馬だと見ているだけに、まだ上がり目は残していそうです。最終追いでどこまで弾けてくるかに注目です。ブレイディヴェーグは、序盤はエレガントな走りでしたが、後半は疲れが出たのかハミが取れず、併せた格下馬に煽られて辛うじて併入でした。それでも全体の雰囲気は悪くなく、最終追い切りでの良化に期待が持てます。
マスカレードボールは、肩ステッキ一発でギアが入らず、古馬2勝クラスにクビ差届かずの遅れ。動きにもう一段の迫力が欲しいところですが、時計はしっかり出せています。最終追いでどれだけ弾けてくるかに注目したいです。サンライズアースは、クビをほとんど使えず、下半身だけで走る形でしたが、それでも蹴りは力強くパワフルでした。フォームに偏りはあるものの、それを補う力を見せた点を評価しています。
最終追い切りの動きは必ずチェックしよう
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