《2026》京都金杯【評価結果】レース回顧 ~“内を取りにいった総意”が、直線の渋滞を呼んだ~

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追い切り評価結果

結果は、【B-】→【B】→【B】。完敗でしたが、最低人気のショウナンアデイブを【B】にできたのは救いでした。

着順馬名評価人気
1ブエナオンダB-4
2ファーヴェントB5
3ショウナンアデイブB18
4トロヴァトーレB-6
5ランスオブカオスB-1
6ヤンキーバローズB+7
7クルゼイロドスルC9
8ラケマーダC17
9キープカルムB3
10マサノカナリア11
11マテンロウオリオンA14
12キョウエイブリッサB-8
13ホウオウラスカーズB15
14コレペティトールB-16
15ヤマニンサンパ12
16シンフォーエバーC10
17ガイアメンテB2
18エアファンディタB-13

パドック

当日のパドック所見は、Xメモをそのまま貼っておきます。

回顧

ブエナオンダの勝ち時計 1:33.7秒は普通。レースの展開を作ったのはシンフォーエバーで前半1000m通過は59.1秒。ミドル寄りのスローペースで、後半の瞬発力勝負の展開。結果的には、序盤で好位を確保し直線でスムーズに走れた馬の1,2,3着。

ポイントは「時計」ではない。開幕週の京都という前提が、騎手の判断をほぼ一方向に揃えた。意識は総じて内。内枠に有力馬が集まった今年はなおさらで、隊列が固まるのも早い。誰もがロスを嫌い、外へ押し上げるより“まずは内で我慢”を選ぶ。結果、直線は内が混む。伸びたい馬が同じラインに集まり、スペースが細くなる。ここで勝敗を分けたのは、切れ味の絶対量というより、**「脚を使える場所があったか」**だ。

勝ったブエナオンダは、その“場所”を確保できた側。序盤で脚を使いすぎず、好位で流れに乗り、直線はスムーズ。ラスト3Fが 11.6-11.5-11.5 と最後まで失速しない展開で、脚を出し切れる位置取りはそのまま武器になる。辛勝に見えても、裏を返せば「開幕週の正解」を引けた勝ち方だった。

一方、人気薄で大穴を演出したショウナンアデイブは、“驚き”よりも“納得”が先に立つ。追い切りの動きは良かったし、パドックでもリズムが整っていた。名前を出せなかったのが惜しいが、準備の段階から走れる雰囲気はあった。大穴という結果だけに目を奪われるより、**「動ける下地が揃っていた」**と捉えるほうが筋が通る。

そして、このレースは負けた組にも“次へ繋がる負け方”が目立つ。
内でゴチャつき、直線で弾き切れなかった ランスオブカオス、キョウエイブリッサ、キープカルム、マテンロウオリオン は、その典型だろう。脚色自体は足りている。届かなかったのではなく、届かせるためのスペースが足りなかった競馬。スムーズなら勝ち負けに加われた可能性は高い。

ヤンキーバローズは、道中の入れ込みが敗因として大きい。後半勝負の流れでリズムを崩すと、最後のキレ味に回す“余白”が削られる。折り合いが噛み合う条件なら、内容は一変していい。

一方で、後方から外を回した組は、開幕週の京都で最も厳しい選択を強いられた。トロヴァトーレ、クルゼイロドスル はまさにそれで、スローからの瞬発戦で後ろ、さらに外では届きにくいのは自然な結末だ。外が伸びる馬場、あるいはタフな流れで、改めて狙い直したい。

最後にマサノカナリア。52kgでもこの結果だと、現状は能力的に厳しいと言わざるを得ない。条件替わりなど、大きな後押しが必要になる。

まとめると、今年の京都金杯は「普通の時計」でありながら、勝敗の軸はかなり明確だった。
内を取りにいった総意が、直線の渋滞を生み、スペースを持っていた馬が勝った。
私の感想としては、次走で狙いたいのは“内で詰まった組”です。

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