《2023》ファンタジーステークス【最終追い切り】調教評価

ファンタジーS 追い切り 調教評価
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本記事は、2023年11月4日(土)に京都競馬場で行われる『ファンタジーS(G3)芝1400m』の最終追い切り評価記事となります。

出走馬は18頭。時間なく良く見えた馬についてコメントします。

以下の馬については、追い切り動画がありませんでした。

  • バロン

A評価馬

もっとも良く見えたのは今村聖奈騎手が騎乗予定のセイウンデセオです。表記は単走でしたが、実際は併せ馬。序盤は相手を煽り、手前替えを拒むシーンも見られましたが、手前が替わると豪快に伸びて、相手を5馬身突き放す圧巻の走り。全く人気はありませんが、走りにスケールの大きさを感じます。ポテンシャルを評価しての最高評価です。

B+評価馬

ワイドラトゥールが、3F目から12秒のラップを刻み、最後まで加速し続ける優秀なラップ。それでいて余力は十分です。スラッとした長い脚を俊敏に動かし、キビキビ走れています。ドナベティは、小柄な馬で肩回りはまだ窮屈さがありますが、後肢の蹴りに光るものあり。仕掛けに対する反応もしっかりしており、長く脚を使えています。柔らかなフットワークも評価できますが、何より評価したいのが動きの連動性。馬券妙味含め、魅力ある一頭です。ピューロマジックが前肢が高くあがり躍動感十分。半腱半膜様筋が太く、トモのボリューム十分。いかにも脚力が強そうです。

その他注目馬

この組からは良く見えた順に数頭だけコメントします。

テラメリタは、手前を替えなかった点は割引きですが、左右のバランスは取れており体幹しっかり。キビキビとシャープな走りをする馬です。クイックバイオが、栗東坂路で大きくのびやかなストライド。ラクラクとこのスピードを出せているところに能力を感じます。最後まで馬なりで余力十分。余裕を感じます。シュークリームは、序盤をゆっくり走らせ、ジワジワとスピードに乗せ、ラスト1Fでキレ味を発揮させる内容が、いかにも京都コースが合いそう。脚元のパワフルさと四肢の広がりは及第点ですが、動きに連動性がありキレ味も十分です。イツモニコニコもシャープな脚捌き。前後の脚の出は真っ直ぐで、体全身を波打たせ躍動感十分。ラスト1Fで0.4秒失速しましたが、それを感じさせないスピード感ある走りです。

追い切り評価(まとめ)

枠番馬番馬名性齢斤量騎手1週前
11ドナベティ牝255.0坂井瑠B+
12ロータスワンド牝255.0藤岡康B-
23ピューロマジック牝255.0斎藤新B+
24ヒヒーン牝255.0吉田隼B-
35クイックバイオ牝255.0西村淳B
36カルチャーデイ牝255.0酒井B
47セントメモリーズ牝255.0石川裕B-
48テラメリタ牝255.0秋山真B
59セイウンデセオ牝255.0今村聖A
510イツモニコニコ牝255.0MデムB
611シカゴスティング牝255.0鮫島克B
612レディーエンジェル牝255.0B-
713キャプテンネキ牝255.0松若B-
714シュークリーム牝255.0団野B
715バロン牝255.0和田
816ワイドラトゥール牝255.0北村友B+
817キャンシーエンゼル牝255.0松山C
818クリノハレルヤ牝255.0藤岡佑B-

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