本記事は、2021年6月26日(土)に行われる新馬戦(東京5R 芝1800m)の追い切り評価記事となります。
出走馬は10頭。追い切り動画で確認できた6頭の追い切り評価となります。
なお、追い切り動画がない馬については評価しておりませんので、ご了承ください。
1枠 1番 ニシノカケハシ 【-】
映像なし
2枠 2番 ジオグリフ 【B-】
美浦南W併せ。G前強め③
3頭併せの内。外は古馬1勝クラス、中は3歳未勝利の馬。外を2馬身、中を1馬身追走から、強めに追って半馬身遅れ。外の2頭はほぼ馬なり。クビが前に出ていないため、走りに推進力なく評価しづらい。
3枠 3番 ウィンターアゲイン 【-】
映像なし
4枠 4番 フレンドプリンセス 【-】
映像なし
5枠 5番 アサヒ 【B】
美浦南芝併せ。馬なり②
コーナー深く回り、直線は馬場の良いラチ沿いに進路をとりながら、やや斜行しながらの走り。首をグッと下げた好フォームであるが、四肢の可動域は及第点で脚元の力強さは少し物足りない。ただキビキビと活気十分に走れており、マイナス評価にはしたくない走り。
6枠 6番 カメハメハタイム 【B+】
美浦南W併せ。G前仕掛け⑧
3頭併せの中。内に1馬身先行、外を3馬身追走し直線へ。直線に入ると、内の馬がめい一杯追って本馬を交わしていく。こちらは慌てず、内外の相手が2馬身前に抜け出した状態から、仕掛けると反応良く伸びて併入。四肢の可動域は広く、クビを大きく前に突き出して走るダイナミックな走り。高く評価したい。
7枠 7番 プチョヘンザ 【-】
映像なし
7枠 8番 ヴァプンアート 【B-】
美浦南P併せ。馬なり④
2頭併せの内。アタマが高くかかり気味。鞍上はややアンコントローラブルな状態。併せた相手は未勝利馬であったが動けており、この動けている相手に対して、このアタマの高いフォームでアタマ差先着。追い付かれ気味の先着ではあったが、相手はめい一杯追って、こっちは馬なり。脚力は相当なものだろう。ただフォームや気正面での割引要素が多く、評価は割引いた。
1週前は古馬OPゲンパチフォルツァとの併せ馬で2馬身先行から1馬身先着を果たしているようで、時計も良く能力はありそう。ただ1週前の映像はなし。最終追い切りで見れたフォームはイマイチでこれを割り引きたいと思います。
8枠 9番 アグリシュブール 【B-】
美浦坂路単走。馬なり。
2頭併せの内。軽めの内容だったとは言え、ラチ沿いの相手を威嚇するかのように顔を向け馬体を寄せながらの走り。手前を替えるのが早すぎで舌を出しながら遊びながら走っており、評価しづらい。
8枠10番 アスクビクターモア 【A】
美浦坂路単走。馬なり。
馬場の真ん中を単走で登坂。全体時計54.3-12.6秒と目立たないも、素晴らしい動きをする馬。前脚を高く上げ弾むようなフットワークで滞空時間の長い走り。時計は出ていなくても「走ってくる馬」というのが伝わる動き。まず勝ち負けしてくるだろう。高く評価したい。
1週前は南Wの7分ところを通り、全体時計65秒台後半。ラスト1F12秒台前半の好時計。これを馬なりで計時しているあたり能力の裏付けもしっかりしている。オッズをみると単勝人気2.1倍。頷けるオッズである。