《小倉記念》2026【追い切り評価】調教診断

小倉記念 追い切り 調教 評価

2026年7月19日(日)に小倉競馬場で行われる『小倉記念(G3)芝2000m(ハンデ)』の最終追い切り評価となります。

出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた14頭の追い切り評価となります。

以下の4頭については、追い切り動画がありませんでした。

  • トータルクラリティ
  • サフィラ
  • ケイズレーヴ
  • ノーランサンライズ
目次

追い切り評価

枠番馬番馬名性齢斤量騎手評価
11ゼンダンハヤブサ牡452.0酒井学B-
12ダガノアビー牝454.0B-
23ナムラエイハブ牡556.0田山B
24コパノサントス牡653.0藤懸B-
35エヒト牡958.0吉村誠B
36ガイアメンテ牡557.0川田B+
47トータルクラリティセ453.0国分優
48サフィラ牝555.5西村淳
59ジーティーアダマン牡457.0松山B
510マイネルメモリー牡654.0菱田B-
611カネフラ牡653.0富田A
612ケイズレーヴ牡456.0渡辺竜
713カエルム牡552.0M.デムB
714ウエストナウ牡557.5高杉B
715テーオーソラネル牡755.0田口C
816ノーランサンライズ牝450.0今村
817ジョバンニ牡457.5コレットB
818レーゼドラマ牝455.5松若B

Grade A

カネフラ

栗東坂路のラチ沿いを単走で登坂。馬体はしっかりと締まり、終いに見せた切れ味も抜群です。脚取りには明確な軽さがあり、好調ぶりを隠し切れない動きでした。今回は53kgの軽ハンデも魅力です。後方から運ぶ馬だけに展開の助けは必要ですが、前が激しくやり合い、差しの利く流れになれば一発があっても不思議ではありません。輸送を無事にクリアできれば、軽ハンデを生かした一発まで期待したい存在です。今回の最終追い切りでは最も高く評価します。

Grade B+

ガイアメンテ

1週前は川田騎手が騎乗。しっかりと負荷をかけながら、好時計をマークしました。最終追い切りは終い重点の内容でしたが、外から追われる古馬3勝クラスの相手に対し、持ったままジワリと前へ出ました。そのまま手応え十分に1馬身先着。最後まで鞍上の手は動かず、仕上がりの良さが伝わる内容です。1週前に負荷をかけ、最終追い切りでは余力を残す理想的な調整過程。人気馬ではありますが、それでも高く評価せざるを得ない好内容でした。

Other Key Runners

エヒト

9歳馬ですが、年齢を感じさせず、能力の衰えも見られない素晴らしい動きを披露しました。フットワークには活気があり、最後まで力強い脚取りを維持。馬自身の前進気勢も十分で、心身ともに活力が感じられる内容です。2023年の小倉記念を58kgで制しており、この舞台での実績は申し分ありません。今年も同じ58kgを背負いますが、今回の追い切りを見る限り、9歳という年齢は大きな割引材料にはならないでしょう。

レーゼドラマ

肩や股関節の動きは滑らかで、四肢の可動域も十分です。クビの使い方も良く、体幹のブレを抑えながら、バランスの取れたフットワークで軽快に駆けています。余計な力みがなく、後肢で生み出した推進力をロスなく前方へ伝えられている点も好印象です。好調と見てよく、B評価の中でも上位に取りました。

ジーティーアダマン

体幹がしっかりとしており、四肢を真っすぐに運ぶ、バランスの良いフットワークです。直線では持ったまま抜け出し、古馬3勝クラスの相手に楽々と半馬身先着。最後まで手応えには十分な余裕がありました。動きの質は高く、ここでも能力上位の一頭であることを改めて感じさせる内容です。課題は、重賞未勝利馬としては決して軽くない57kgをどう捉えるか。斤量面には慎重さが必要ですが、追い切りの内容だけなら高く評価できます。

カエルム

柔らかなフットワークが目を引きます。先行する形から、外の相手が勢いよく迫ってきました。一度替えた手前を戻す場面はありましたが、そこからしぶとく食らい付き、簡単には前へ出させません。道中は余計な力みのない走りを保ち、追われてからもしっかりと反応。相手の猛追をしのいで最後は併入しており、勝負根性も感じられる内容です。重賞ではまだ未知数ですが、この動きで52kgなら軽視できない存在です。

ジョバンニ

2週続けて、気性面の難しさをのぞかせました。発汗が目立ち、走っている最中も頭の位置が定まりません。走りのリズムも安定せず、能力を出し切れないリスクを感じる内容です。一方で、脚取り自体はキビキビとしており、体調面に大きな不安は感じません。追い切りの内容だけなら評価を下げたいところですが、地力を考慮してB評価に据え置きました。ただし、能力面の加点を大きく含んだ評価です。当日のパドックでは、発汗の程度と落ち着きを必ず確認したい一頭です。

ウエストナウ

1週前はやや重苦しさを残していましたが、最終追い切りではその重さが抜け、スカッとした走りに変わっています。馬なりのまま楽に好時計をマーク。脚取りにも余裕があり、1週前からの良化をはっきりと感じさせました。外を走った新馬ツーハーツもよく動いていたため、併せ馬では相対的に目立ちにくい形となりましたが、ウエストナウ自身の動きも十分に評価できます。仕上がりに不安はなく、課題は57.5kgのハンデをどう克服するかに尽きます。

ナムラエイハブ

動きに強い迫力こそ感じられませんが、フットワークは大きく、全身をしっかりと使って走れています。ややおっとりとした印象で、前進気勢という点ではもう一段ほしい内容でした。それでも走りのバランスは崩れておらず、動きの質に大きな問題はありません。このひと追いをきっかけに気持ちが乗ってくれば、さらに良くなりそうです。良化の余地を残す内容とみて、評価はBに据え置きます。

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