2026年5月31日(日)に東京競馬場で行われる『日本ダービー(G1)芝2400m(馬齢)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は18頭。追い切り動画で確認できた全頭の追い切り評価となります。
追い切り評価
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 最終 | 1週前 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ライヒスアドラー | 牡3 | 57.0 | 佐々木大 | B- | B |
| 1 | 2 | マテンロウゲイル | 牡3 | 57.0 | 横山和 | B- | B- |
| 2 | 3 | ケントン | 牡3 | 57.0 | 丹内 | B- | B |
| 2 | 4 | アルトラムス | 牡3 | 57.0 | 横山武 | B | B- |
| 3 | 5 | バステール | 牡3 | 57.0 | 川田 | B- | B- |
| 3 | 6 | コンジェスタス | 牡3 | 57.0 | 西村淳 | B- | C |
| 4 | 7 | メイショウハチコウ | 牡3 | 57.0 | ディー | B | B |
| 4 | 8 | ショウナンガルフ | 牡3 | 57.0 | 浜中 | B- | B- |
| 5 | 9 | アウダーシア | 牡3 | 57.0 | レーン | B | C |
| 5 | 10 | ジャスティンビスタ | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠 | C | B |
| 6 | 11 | リアライズシリウス | 牡3 | 57.0 | 津村 | B+ | B |
| 6 | 12 | アスクエジンバラ | 牡3 | 57.0 | 岩田康 | B | B |
| 7 | 13 | パントルナイーフ | 牡3 | 57.0 | ルメール | A | B |
| 7 | 14 | ゴーイントゥスカイ | 牡3 | 57.0 | 武豊 | B- | B |
| 7 | 15 | フォルテアンジェロ | 牡3 | 57.0 | 荻野極 | A | A |
| 8 | 16 | グリーンエナジー | 牡3 | 57.0 | 戸崎 | B | - |
| 8 | 17 | ロブチェン | 牡3 | 57.0 | 松山 | B+ | B+ |
| 8 | 18 | エムズビギン | 牡3 | 57.0 | ゴンサル | B- | B |
Grade A
フォルテアンジェロ
1週前は南Wで格の違いを感じさせる圧巻の動き。外で追われる相手を尻目に、馬なりのまま力強く脚を伸ばしました。
最終追い切りも3頭併せの中で余力十分。内から迫るゴーイントゥスカイに対しても手応え優勢のまま応戦し、最後まで前へ出させませんでした。
ピッチ寄りの走法は距離への課題にも映りますが、動きの質そのものはメンバー上位。追えばさらに伸びていきそうな手応えがあり、ダービーの大舞台でも楽しみを感じる一頭です。
パントルナイーフ
1週前は測ったようにゴール前で差し切り先着。ゴール後も長く脚を使えており、余力のある走りが目を引きました。
最終追い切りも好内容。終始抑えながら進み、内から迫る相手に自然と反応。無理なく脚を伸ばし、そのまま併入しました。
2週続けて持続力の高さを感じる内容。東京2400m向きの雰囲気があり、ダービーの舞台でこそ良さが出そうな一頭です。
Grade B+
ロブチェン
1週前は相手を圧倒する動き。手前替えもスムーズで、文句のない内容でした。
最終追い切りも活気十分。大きく前を走る相手を直線で射程圏に入れると、一気に差を詰めて先着しました。
気配の良さが目立ち、状態は高いレベルで安定しています。大舞台へ向けて、しっかり仕上がってきた一頭です。
リアライズシリウス
1週前は大きく追走しながら、最後は相手を寄せ付けず先着。余力を残しながら長く脚を使えており、心肺機能の高さを感じさせる内容でした。
最終追い切りではフォームの良さが際立ちます。首を上手に使い、推進力が上へ逃げません。馬なりのまま前へ前へと進む走りで、最後まで脚色に余裕がありました。
大きな派手さはありませんが、東京2400mで問われる持続力と完成度を感じる一頭です。
Other Key Runners
アスクエジンバラ
1週前は迫力十分の内容。並び掛けた相手を力でねじ伏せるような走りで、動きには見応えがありました。最終追い切りも美しい加速ラップ。手前替えはスムーズで、首を上手に使いながら登坂できています。評価はBに留めましたが、動きの質だけなら上位評価に近い一頭。ダービーの舞台でも軽くは扱えません。
アルトラムス
2週続けて遊びながら走っている印象です。それでも体幹はしっかりしており、フットワークはダイナミック。走りのスケールは感じます。まだ能力を出し切っていないようにも映りますが、それも含めて底知れない魅力があります。ダービーの大舞台で一変があっても驚けない一頭です。
グリーンエナジー
最終追い切りはライヒスアドラーとの併せ馬。直線では一度抜け出し、相手の追撃を受けながらも簡単には前へ出させませんでした。派手さこそありませんが、最後まで渋太く脚を使えており、状態は悪くなさそうです。ダービーの舞台でどこまでやれるか、楽しみを残す内容でした。
メイショウハチコウ
気難しさを見せながらも、フットワークは豪快。完歩が大きく、踏み込みの力強さも目立ちます。完成度はまだ途上ですが、走りにはスケールを感じます。人気以上に面白い存在で、ダービーの大舞台で一発の魅力を残す一頭です。
アウダーシア
1週前はやや見劣る内容でしたが、最終追い切りで一変。前回遅れた相手を馬なりのまま差し切り、動きの印象を大きく変えてきました。後肢の使い方も良く、直線での脚の伸ばし方にも余裕があります。状態は確実に上向いており、ダービーへ向けて間に合わせてきた一頭です。
マイナス評価とした人気馬
世代の頂点を決める日本ダービー。ここまで辿り着いた馬たちは、いずれも選ばれし存在です。今回は特別な一戦として、評価上位馬だけでなく全馬についてコメントします。なお、ここから先は記事執筆時点の人気順に記載しています。
ゴーイントゥスカイ
大きなフットワークが目を引く一頭です。追われてからの反応も悪くなく、自身の動きはしっかりできています。ただ、併せたフォルテアンジェロとの比較では見劣りました。最後は余力の差が表れ、手応えの違いも明確です。能力は感じるものの、ダービーの頂点を争う舞台ではもう一段の上積みが欲しく映りました。
ライヒスアドラー
1週前は相手に先着しており、能力の一端を感じさせる動きでした。ただ、最終追い切りでは手前替えが行われず、発汗も目立つ内容。動きそのものは悪くありませんが、万全という印象までは受けませんでした。能力は感じる一頭ですが、ダービーという舞台を考えると状態面に少し不安が残ります。今回はその点を考慮して評価を下げました。
コンジェスタス
京都新聞杯をレコードで制した無敗馬。父コントレイル、祖父ディープインパクトという血統背景もあり、ダービーで人気を集めるのは自然です。ただ、追い切り内容だけを見ると大きなインパクトはありません。動きは悪くないものの、迫力や上積みという点ではやや物足りなく映りました。実績と血統の魅力は認めつつ、追い切り評価としては少し割り引きます。
パステール
クロワデュノールを前受けする内容。併せ馬の形としては見応えがありましたが、走りを見ると頭の高さが目立ちます。推進力が前へ伝わり切らず、四肢の可動域もやや狭く映りました。川田騎手騎乗で注目したい一頭ではありますが、動きの伸びやかさという点ではもう一段欲しい印象です。
マテンロウゲイル
個人的には能力を評価している一頭です。枠も良く、追い切り内容が良ければプラス評価まで考えたかった馬でした。ただ、2週続けて手前替えには課題が残ります。1週前より改善は見られるものの、まだスムーズさを欠き、走りのリズムが整い切っていません。今回は泣く泣く割り引きましたが、パドックの気配次第では拾っておきたい一頭です。
ジャスティンビスタ
ホープフルSで2番人気に推された馬ですが、追い切り内容は今回のメンバーの中で最も良く映りませんでした。特に最終追い切りでの覇気の薄さが目立ち、ダービーへ向けて状態が上がってきた印象はありません。追い切りからは強調しづらい内容です。
エムズビギン
1週前は栗東CWでの単走追い。ラスト100mあたりで少し疲れを見せ、手前を戻す場面はありましたが、それまでは首を上手に使い、バランスの良いフォームで走れていました。最終追い切りは軽めの内容。それでも1週前同様、集中してバランス良く走れており、動きの質は悪くありません。大きく割り引く内容ではありませんが、ダービーで強く推すにはもうひと押し欲しい印象。B評価に近い位置づけながら、今回はマイナス評価馬として扱います。
ショウナンガルフ
1週前は栗東CWでの併せ馬。時計自体は悪くありませんでしたが、外の相手に簡単に突き放され、中の相手にも遅れを取る内容でした。最終追い切りは栗東CWでの単走。前膝を高く上げ、しっかり地面を踏んで走れており、動き自体は悪くありません。ただ、2週を通して見ると強調材料には欠けます。ダービーの舞台で上位評価するには、もう一段インパクトが欲しい内容です。
ケントン
ポテンシャルは感じますが、逆手前や発汗など若さが目立つ内容でした。走りそのものに魅力はあるものの、ダービーという舞台で強く推すには完成度がもう一段欲しい印象です。
今週開催のその他重賞レース
葵ステークス(G3)
目黒記念(G2)
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