《2026》小倉大賞典【調査結果】レース回顧 ~小倉レコードに0.1秒差に迫る速い決着ーー中盤最速が作ったタフな持続戦~

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目次

追い切り評価結果

(1~3着は)【B】→【B】→【B】。
【B】評価馬が軒並み上位に名を連ねた一方で、プラス評価とした2頭は下位に沈みました。悔しい結果ではあるものの、2着のケイアイセナはプラス評価にするか迷った一頭で、【B】評価の最上位。少しでも参考になった方がいれば嬉しいです。

着順馬名評価人気
1タガノデュードB4
2ケイアイセナB1
3ショウナンアデイブB10
4ナムラエイハブB5
5シルトホルン11
6リカンカブールB9
7ガイアメンテB-8
8エアファンディタB-14
9パレハ6
10ラケマーダ13
11エピファニーA12
12エラトーB+3
13ビーアストニッシドB-15
14センツブラッドB-2
15マテンロウオリオンB-7
16ヘリオス16

パドック

この日は用事があり、パドックレポートはできなかったため割愛します。

レース回顧

勝ち時計とペース

勝ち時計1:45.2は、速い。2024年にエピファニーが計時した1:45.1に0.1秒迫るもの。過去10年(2016〜2025)の小倉大賞典における良馬場開催(8回)の勝ち時計平均/中央値 1:46.3/1:46.1と比べても、平均より1.1秒、中央値より0.9秒速く。十分に「速い」と言えます。

前半1000mの通過は58.6秒。前半3Fと後半3Fは35.4秒/35.1秒で、ほぼ差のないイーブンの流れです。極端な前傾・後傾ではなく、淀みが少ないミドルペースの持続戦でレースは進みました。

ペースを作ったのはケイアイセナ(藤岡佑)です。

面白いのは、このレースを3分割すると、いちばん速いのが“中盤”に来ている点。4F〜6F(11.3-11.9-11.5)の34.7秒が最速ゾーンで、道中で一度ギアが上がっています。対してラストは11.7→12.0と落ちており、道中でペースを引き上げ、その惰性で押し切る形に持ち込んだ。ラップからは、そんな内容が見てとれます。

回顧

11着 エピファニー(【A】評価)

期待を背負った【A】評価馬でしたが、序盤から落ち着ききれません。スタート直後、馬群の狭いところに突っ込み、馬体をぶつけながらの入り。ここで気持ちが昂ったのか、走りは終始、力みが目立ちました。

序盤から中盤にかけては、外の進路を意識しつつも、まずは折り合い優先。とはいえ窮屈なポジションのまま、脚を溜める形になりません。迎えた最終コーナー、外へ持ち出そうとしますが、センツブラッドが最後まで壁になり、進路が開かない。馬群を割りに行っても押し返され、最後まで“走りたい場所”を確保できませんでした。

ここでスムーズに捌けていれば——そう思わせる場面は確かにあります。ただ、序盤の力み具合を見れば、伸びが限定された可能性も否定できません。それでも今より良い着順があったのは間違いなさそうです。次走は58.5kgから解放されそうで、狙い馬として挙げておきます。


残念だった馬 エラトー(12着/【B+】評価)

残念だったのは、【B+】評価としたエラトーが12着に沈んだこと。53kgを活かして前目で競馬はできましたが、道中かかったマテンロウオリオンに馬体をぶつけられる不利もありました。

とはいえ、軽斤量でこの形に持ち込んでなお、最後にもうひと踏ん張りが利かなかったのは物足りません。重賞で勝負するには、もう一段の成長が必要です。


1着 タガノデュード

中盤が速いタフな流れのなか、後方3番手からじわじわとポジションを上げていきます。勝負所の残り600m、流れに乗せてスパート。派手な一瞬ではなく、持続力で前を削り取りに行く競馬でした。

展開に恵まれた面があったとしても、過去10年で2番目に速い勝ち時計での勝利は立派です。前走から3kg減の55kgも追い風だったのでしょう。


2着 ケイアイセナ

57kgを背負っても、この着順を走れる馬です。状態の良さは追い切りから伝わっていましたし、驚きはありません。自らタフなラップを刻み、後続の脚を削ぐ——内容としては見事の一言。ペースを作って、最後まで崩れませんでした。


3着 ショウナンアデイブ

内でじっと脚を溜める競馬。最後は綺麗に進路が空き、上がり4位の脚で3着まで押し上げました。展開に恵まれた部分はありますし、55kgの軽斤量も味方しました。ただ、こういう“穴の開け方”ができる馬でもあります。

3着でも次走の人気はそこまで出ないかもしれませんし、折り合いに苦労しにくいタイプ。状態が良いなら、またどこかで狙いたい一頭です。

最後にもう一頭の次走狙い馬 マテンロウオリオン(15着)

この馬も終始、力みながらの競馬でした。横山典騎手も折り合いをつけきれず、最後は諦めて前に行かせる形。無理に抑えたことで馬がエキサイトしたように見えます。当然、これでは能力を出し切れません。

今回は着順こそ大きく崩れましたが、内容としては“負けた理由がはっきりしている”一戦です。次走、状態が良く、気持ちの面で噛み合うようなら狙い目になります。

追い切り内容を評価した記事はこちら

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