本記事は、2025年10月25日(土)に東京競馬場で行われる『アルテミスステークス(G3)芝1600m(馬齢)』の最終追い切り評価記事です。
出走馬は10頭。追い切り動画で確認できた全頭の追い切り評価となります。
Grade A
レディーゴール
1週前は栗東CWで3頭併せの外。見せムチにジワッと反応し、ステッキを入れてめいっぱい追う中の相手に対し、力むことなくクビ差先着しました。派手さはありませんが、後肢にバネ感があり、長く脚を使えています。最終追いは輸送を考慮した軽めの調整。それでも集中力を保ち、一糸乱れぬフォームでリラックスして登坂。手前替えもスムーズでした。全体として走りのセンスが光ります。序盤をリラックスして運べれば、終いはしっかりと伸びてきそうです。
B+評価
ハッピーエンジェル
体重の重そうな助手を背にしての追い切りでしたが、フォームの美しさが際立ちました。終い0.3秒の失速でハナ差遅れたものの、全身をしなやかに使う柔軟な走り。力強さと優雅さを兼ね備えており、距離延長は問題なさそうです。レースの主導権を握るのはこの馬かもしれません。当日の天気も本馬に味方しそうで、マルガが無理に競りかけず、リズムよく運べればチャンスは一気に広がりそうです。
Other Key Runners
マルガ
1週前は弾力性あるフットワークで軽快に坂路を駆け上がり、綺麗な加速ラップを刻みました。最終追いでは兄カルパの真後ろで折り合い、ラスト1Fであっさりと1馬身半先着。手前替えでやや不器用な面を見せましたが、この血統にしては重心の浮きをしっかり抑えて走れています。ただ、個人的にはソダシの方が迫力で上回る印象。新馬戦のレコード勝ちで注目を集めましたが、やや人気先行の感は否めません。総合的に見て、この評価としました。
タイセイボーグ
肩の可動域の広さに天性の資質を感じる馬。本来はもう少し俊敏に動けるタイプですが、今回の追い切りでは俊敏性と動きの連動性がやや物足りません。右手前を好む馬のようで、府中マイルの舞台適性は高そうです。全体としてはバランスの取れた走りで、俊敏さが加わればさらに高く評価できる一頭です。
ルーチェフィオーレ
後肢のバネ感が特徴的で、踏み込みの強さが目を引きます。前肢に伸びやかさが出てくれば、さらに評価を上げたい一頭でしたが、ここに成長の余地を残しています。とはいえ、1週前には軽く促しただけでスッと前に出て最先着。評価は据え置きました。
バースデイフライト
栗東坂路での併せ馬。キビキビとしたフットワークで活気十分。馬なりのまま古馬1勝クラスにクビ差先着しました。とはいえ、後肢の蹴り出し方向が安定せず、最後に手前を替えた点は割引き材料です。マイナス評価でも良かったのですが、オマケしてB評価に留めました。
追い切り評価(まとめ)
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 最終 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | タイセイボーグ | 牝3 | 55.0 | B |
| 2 | 2 | ドナルンバ | 牝3 | 55.0 | B- |
| 3 | 3 | ルーチェフィオーレ | 牝3 | 55.0 | B |
| 4 | 4 | レディーゴール | 牝3 | 55.0 | A |
| 5 | 5 | フィロステファニ | 牝3 | 55.0 | B- |
| 6 | 6 | ヒルデグリム | 牝3 | 55.0 | C |
| 7 | 7 | マルガ | 牝3 | 55.0 | B |
| 7 | 8 | ハッピーエンジェル | 牝3 | 55.0 | B+ |
| 8 | 9 | バースデイフライト | 牝3 | 55.0 | B |
| 8 | 10 | ミツカネベネラ | 牝3 | 55.0 | B- |
今週開催のその他重賞レース
菊花賞(G1)

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