《2歳新馬》2026年6月20日(土)【追い切り評価】~今村聖奈騎手が導いた良質なフットワーク。スターリーデーをA評価~

新馬戦 追い切り 調教 評価

本記事では、2026年6月20日(土)に函館・東京・阪神競馬場で行われる2歳新馬戦の追い切りを評価します。

対象は、JRAレーシングビュアーで追い切り映像を確認できた馬です。出走馬全頭の映像が公開されているわけではないため、映像確認馬のみの評価となります。

目次

東京4R 芝1400m

8.スターリーデー【A】を最上位に評価しました。栗東芝コースで、今村聖奈騎手が騎乗しての併せ馬。併せた相手は3歳未勝利馬で、最後は追いつかれ気味に併入という内容でしたが、動きそのものは良質です。クビを上手に使い、前後の連動性が高いキビキビとしたフットワーク。見た目にもまとまりがあり、聖奈騎手も好感触を持ったのではないでしょうか。将来性も含めて、高く評価します。

7.パストザクラウン【B】は、時計だけを見ると強く評価しづらい内容です。全体時計は遅く、終いもわずかに失速。ただ、ピッチ走法で体幹がしっかりしており、キビキビとしたフットワークは悪くありません。もう少し脚力が付いてくれば、面白さが出てきそうです。2.ルークウォーム【B】は、手綱で抑えられていたこともあり、クビの振りが一定せず、見栄えはあまり良くありません。それでも脚元の力感はまずまず。追い切り評価としては、オマケで据え置きました。10.ゴールデンハニビー〖B〗は、左手前の走りは悪くありません。ただ、右手前には苦手意識がありそうで、東京芝1400mという舞台を考えても、その点は割り引きたいところです。パドックで見直す余地を残し、評価は据え置きました。

1.インサイドエッジ【B-】は、美浦坂路での単走追い。まだ走りが若く、右手前に替わる際に上体が高くなり、大きなロスが生じた点は割引きです。3.アフィーリア【B-】は、クビに硬さが見られます。現時点では強く推しづらい内容です。9.ニクスルーナ【B-】は、前肢が開き気味のフォーム。体の造りの問題もありそうですが、最終追い切りでは適度な活気を示しつつも、フォーム面で評価を上げ切れません。11.ユリア【B-】は、脚元に非力な印象が残ります。使いながら良くなってくればというタイプに映ります。

追い切り評価(まとめ)

東京4R(芝・1400m)

馬番馬名騎手単オッズ評価
1インサイドエッジゴンザル12.6B-
2ルークウォーム津村3.8B
3アフィーリア三浦26.2B-
4オーケーマドンナ菊沢一38.5
5ソプラノクイーン戸崎8.9
6エルシオン横山典34.7
7パストザクラウン27.1B
8スターリーデー今村聖8.3A
9ニクスルーナ松山3.9B-
10ゴールデンハニビールメール4.5B
11ユリア荻野極13.0B-

函館5R 芝1200m

函館5Rは、映像確認馬の中では 4.ラピッドテソーロ【B+】を最上位に評価しました。クビを上手に使い、前後の連動性が高い大きなフットワークで走れています。派手な内容ではありませんが、走りのバランスは良く、今回のメンバーの中では素直に評価したい一頭です。

2.イモージェン【B】は、外にいた自厩舎の相手を置き去りにし、内で併せ馬をしていた他厩舎の馬を追走して抜き去る内容。クビの使い方には硬さを残しますが、脚力はしっかりしていそうです。評価は据え置きました。.ファサ【B】は、函館Wコースで、同レースに出走予定のショコラリーヴとの併せ馬。1週前同様、騎手候補生が騎乗して相手の様子を窺いながらの内容で、本気で走らせている感じはありません。それでも、大きなフットワークで四肢の可動域も十分。こちらも評価は据え置きました。

9.スノーウィスパー【C】は、手前をコロコロ替え、遊びながらの走り。2週続けて同じような内容で、悪い癖がありそうです。ブチコ産駒の白毛馬ということで人気を集めるようなら、追い切りだけで見ると嫌いたい一頭です。6.ソニックアイル【B-】は、1週前の動きはバランスの良いフットワークで期待が高まりました。ただ、最終追い切りは案外。相手が古馬1勝クラスだったとはいえ、並ばれ、追い越されてから動きが悪くなった点は大きく割引きです。一段評価を下げました。

1.ワイプユアアイズ【B-】は、1週前にチカバリエンテとの併せ馬。クビの角度は良く、フォーム自体は決して悪くありません。ただ、最終追い切りでは軽い仕掛けのセイウンコハルタに遅れを取っており、脚力面ではまだ不足している印象です。10.チカバリエンテ【C】は、コーナーがぎこちなく、直線で追ってもギアが入らない走り。現時点では強く推しづらい内容です。7.タイガーストリート【C】は、追い切り評価としては強調しづらい内容。5.セイウンコハルタ【B-】は、小柄な馬ですが、キビキビと動けており活気は十分。軽い仕掛けで、強めに追うワイプユアアイズにクビ差先着しています。8.ショコラリーヴ【B-】は、フォームのバランスは悪くありません。ただ、脚力面ではまだ不足している印象です。

追い切り評価(まとめ)

函館5R(芝・1200m)

馬番馬名騎手単オッズ評価
1ワイプユアアイズ横山和24.8B-
2イモージェン北村友4.3B
3ファサ武豊5.0B
4ラピッドテソーロ丹内5.1B+
5セイウンコハルタ長浜鴻47.4B-
6ソニックアイル横山武5.6B-
7タイガーストリート小沢37.8C
8ショコラリーヴ古川吉58.5B-
9スノーウィスパー佐々木3.2C
10チカバリエンテ小林美25.1C

阪神5R 芝1400m

阪神5Rの中で最もよく映ったのは、 8.ブラックミューズ【B+】です。1週前は、先週の新馬戦・阪神芝1800mで3着だったオンユアマークスに対して、余力十分に先着。相手が動けている中で、本馬の動きが際立ちました。最終追い切りは坂路で、新馬のシックパラソルとの併せ馬。アタマ差遅れましたが、相手も動けており、こちらは2馬身半追走してのもの。内容としては十分です。

1.サンタンジェロ【B】は、最終追い切りは軽めの内容でしたが、併せた相手である新馬のハロナを見つつ、余力十分の走り。全体時計は平凡ですが、後肢のキレ味には鋭いものがあります。6.クールタロウ【B】は、アタマの高い雑なフォームです。ただ、内転筋は力強く、脚力はまずまずありそうです。

4.カツダルマ【B-】は、相手を煽りながら、外の2頭を大きく突き放す内容。ただ、力感は平凡で、気性の荒さの方が目立ちました。5.ダノンヴェルサイユ【B-】は、低い姿勢で走れていますが、タッチが軽く、地面を撫でるような力感の薄い走りです。3.ハロナ【B-】は、同レースに出走予定のサンタンジェロとの併せ馬。追走していたものの、ラチ沿い深く回る相手に対して、本馬はショートカット気味にコーナーを回ってきます。それでも届かず1馬身遅れ。評価のしづらい内容です。2.ルースソラール【B-】は、吉岡厩舎管理馬のため、水曜追いはフォームを整える程度。吉村誠之助騎手が跨っていましたが、終始アタマの高い走りで、気性的に難しい一面がありそうです。9.リュウトウコヤク〖B-〗は、追い切り評価としては強調材料に乏しく、評価はB-までとしました。

追い切り評価(まとめ)

阪神5R(芝・1400m)

馬番馬名騎手単オッズ評価
1サンタンジェロ西村淳2.9B
2ルースソラール吉村誠18.9B-
3ハロナ坂井瑠16.3B-
4カツダルマ9.8B-
5ダノンヴェルサイユM.デム16.8B-
6クールタロウ富田12.4B
7ティンタアマレラ川田3.7
8ブラックミューズ岩田望4.0B+
9リュウトウコヤク田山20.7B-

東京5R 芝1600m

東京5Rは、映像確認馬が少ない一戦です。映像確認馬はすべて【B】評価でしたが、記事に面白みを出すため、明示的に 6.ペアスターロード【B+】の評価を一つ上げました。1週前は、新馬ロンドンガーズとの併せ馬。後ろから来る相手に食らい付こうとするも、並ぶことはできず、クビ差遅れという内容でした。ただ、これは相手がかなり動けていました。この馬自身の動きもまずまずです。最終追い切りの坂路でも、新馬のフルーツバスケットに遅れましたが、これは本気で追っておらず、そこまで気にする必要はなさそうです。安定したフォームで走れていた点は好感です。

4.マーズエクレール【B】は、終いの脚はキレました。ただ、左手前が苦手なのか、すぐ右手前に戻して走っていた点は割引きです。評価を一つ落としました。9.コナパームス【B】は、血統馬なのか妙に人気していますが、追い切りだけで見ると、人気ほど良くは映りません。これだけ人気を被るようなら、嫌いたくなる一頭です。

追い切り評価(まとめ)

東京5R(芝・1600m)

馬番馬名騎手単オッズ評価
1レッチュベルク荻野極6.9
2コンクレデンツァ武藤雅59.2
3ニシノアイオーン嶋田純32.2
4マーズエクレール戸崎4.2B
5ホワイトフレアー10.8
6ペアスターロード松山8.5B+
7ウィールズアップ津村13.5
8ナナレイ丸山45.9
9コナパームスルメール2.0B
10ジーティーフクジ上里49.0

函館6R ダート1000m

函館6Rは、映像確認馬の中では 1.クラウスーラ【B+】を最上位に評価しました。3頭併せの真ん中で、新馬のライーリーアースとびっしり馬体を並べて併入。前肢を大きく前に投げ出し、ダイナミックなフォームで走れています。まだ新馬らしさは残しますが、走りのスケール感はメンバーの中でも目立ちました。

6.ベイビーブラザー【B】は、時計こそ遅いものの、クビを前に突き出して活気十分。脚元にも力強さがあり、状態は良く映ります。ダート1000mという条件を考えても、前向きさは好材料です。

3.アースグリッパー【B-】は、アタマの高い走りで、推進力が前に向かっていきません。現時点では、走りの効率面に課題を残します。7.サンクレセント【B-】は、現時点ではまだ脚力不足。追い切りから強く推せる材料は多くありません。2.デスティネーション【B-】は、フォーム自体は悪くありません。ただ、追ってからの反応が乏しく、全体的に俊敏性を欠く内容です。初戦からスピード勝負に対応できるかは、やや疑問が残ります。5.イチゴワタアメ【B-】は、まだ動きにまとまりがなく、思うように推進していきません。使いながら良くなってくればという印象です。11.カクシンゴールド【B-】は、大きく動けてはいますが、まだ脚力不足の感が否めません。4.ノリヤンモーニン【B-】は、フォームは安定していますが、脚元の力感が物足りません。それでも、併せた相手にしっかり先着できた点は評価できます。8.アークレオン【B-】は、手前が替わらず、力なく併せた相手に大きく遅れを取る内容です。雰囲気はありますが、脚力が強化されてからという印象。現時点ではこの評価が精一杯です。10.ワイドウィンザー【B-】は、函館5Rに出走予定のイモージェンに大きく置いて行かれており、高くは評価しづらい内容です。

追い切り評価まとめ

函館6R(ダート・1000m)

馬番馬名騎手単オッズ評価
1クラウスーラ横山武4.0B+
2デスティネーション舟山16.7B-
3アースグリッパー武豊4.3B-
4ノリヤンモーニン浜中9.5B-
5イチゴワタアメ小林美7.8B-
6ベイビーブラザー吉田隼19.2B
7サンクレセント丹内4.8B-
8アークレオン小沢26.4B-
9ノヴァフォルス遠藤汰68.6
10ワイドウィンザー斎藤新16.6B-
11カクシンゴールド柴田裕9.3B-

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