《2026》根岸S【評価結果】レース回顧 ~位置ではなく、脚。東京ダ1400の答え~

根岸S シルクロードS 評価結果 レース回顧
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追い切り評価結果

(1〜3着は)【B-】→【B-】→【B-】。追い切り映像が確認できた12頭のうち、マイナス評価としたのは4頭だけだったにもかかわらず、そのうち3頭で決着してしまいました。参考にしてくれた読者には、申し訳ない結果です。

着順馬名評価人気
1ロードフォンスB-6
2バトルクライB-13
3ダノンフィーゴB-4
4オメガギネスB5
5マピュースB8
6エンペラーワケアB2
7ウェイワードアクトA3
8チカッパC11
9インユアパレスB+1
10サントノーレ7
11マテンロウコマンドB9
12フェブランシュ10
13アルファマムB12
14メイショウカズサ15
15ネオトキオ14
16ケイアイドリー16

パドック

パドック評価はダノンフィーゴを拾えたのみ。反応を頂いた分、結果で返せず申し訳ありません。次は精度を上げます。

レース回顧

勝ち時計とペース

勝ち時計1:23.3は普通。 良馬場に限った過去10年(2016〜2025年)の勝ち時計は、平均/中央値が 1:23.2/1:23.1。時計面は「標準的」と言えよう。

前半3Fは 35.5秒、後半3Fは 35.8秒。後半が前半より 0.3秒遅い 小さな前傾で、極端な消耗戦というより、隊列を大きく崩さずに淡々と流れた“ミドル寄り”のラップです。

ペースを握ったのは 1.ウェイワードアクト(戸崎)。前を飛ばして後続を削る形ではなく、隊列をまとめたまま要所で踏む展開になったと言えるでしょう。

回顧

冬の東京は乾いている。
見た目は「良」でも、砂は水気を失い、粒がほどける。パサパサのダート――それだけで、レースの景色は少し変わってくる。

根岸Sの答えはシンプルだった。
「位置取り」より「脚を残して、最後に速い脚を使えるか」。この一点です。

乾いた砂と東京1400の形

東京ダ1400mは序盤からポジション争いが起きやすく、前へ行くほど“出費”がある。しかも直線が長く、坂も待つ。前で使った分だけ、最後に響きやすい舞台です。

今回のラップは 12.5-11.2-11.8-12.0-11.8-11.7-12.3
流れは淡々としているのに、先行馬は削られる。乾いた砂が、目に見えない摩擦を増やしていくからです。

結局、上がり勝負になった

結果が、それを物語っている。

1着 2.ロードフォンス(上り4位タイ35.5秒)※6番人気
2着 10.バトルクライ(上り1位34.8秒)※13番人気
3着 7.ダノンフィーゴ(上り2位タイ35.4秒)※4番人気

「速い上がりを使える馬」が、そのまま馬券になりました。
隊列が崩れないミドルのまま直線へ向くと、前が止まり切らない。だから差す側には、同じスピード域からもう一段ギアを上げる脚が要る。乾いたダートは、その差をさらに浮き彫りにします。

ロードフォンスは“格”がそのまま結末に

勝ったロードフォンスは、事前の公式格付(レーティング)でメンバー最上位。能力通りに収束しやすい形の中で、直線で割って抜け出し、最後まで脚色を保って押し切りました。内容は完勝です。

回顧の核心 バトルクライとダノンフィーゴは「見抜けたか」

正直、見抜く材料はあったが、追い切りだけで押し切るのは難しい。これが結論です。

  • バトルクライ:脚を“使う”より“残す”設計。東京1400で溜めて使い切れるか、という一点に賭ける価値はありました。
  • ダノンフィーゴ:地味でも確実に直線で脚を使えるタイプ。追い切りの良さより、「当日の砂と流れの中で最後まで脚を落とさないか」を拾えるかが課題でした。

有力各馬の敗因(簡潔)

共通するのは「前で支払った」こと。止まったのではなく、最後に“もう一段”が出なかった。

  • ウェイワードアクト:スタートで躓き、最序盤で脚を使った
  • エンペラーワケア:仕上げ7割
  • インユアパレス:キックバックや乾いた砂の適性面(仮説、検証は割愛)
  • オメガギネス:乾いた砂で持ち味のスピードが噛み合わなかった可能性

フェブラリーSへ

ロードフォンスは派手な時計ではないが、乾いた砂と長い直線で押し切った完勝。左回りで脚を使える戦績は魅力で、追い切り次第では通用の余地を残します。
――今回の根岸Sは荒れた。でも意味のない荒れ方ではない。次は、その「脚」をこちらが先に見抜けるか。回顧の収穫はそこにあります。

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