2026年9月6日(日)に中山競馬場で行われる『紫苑S(G2)芝2000m(馬齢)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は11頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。
追い切り評価
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ジワタネホ | 牝3 | 55.0 | 三浦 | B− |
| 2 | 2 | サムシングスイート | 牝3 | 55.0 | 団野 | B+ |
| 3 | 3 | リアライズルミナス | 牝3 | 55.0 | 津村 | A |
| 4 | 4 | マスターソアラ | 牝3 | 55.0 | 大野 | C |
| 5 | 5 | ファムクラジューズ | 牝3 | 55.0 | 菊沢 | C |
| 6 | 6 | アストリル | 牝3 | 55.0 | ミシェル | B |
| 6 | 7 | ロングトールサリー | 牝3 | 55.0 | 杉原 | B |
| 7 | 8 | ナイスプレーアスク | 牝3 | 55.0 | 岩田康 | B− |
| 7 | 9 | ドリームコア | 牝3 | 55.0 | ルメール | B |
| 8 | 10 | ジッピーチューン | 牝3 | 55.0 | 北村友 | B |
| 8 | 11 | ベンヴェヌータ | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 | B− |
A評価
リアライズルミナス
後肢の踏み込みが深く、低い姿勢を保ったまま連動性高く動けています。力が上へ逃げず、スーッと流れるように前へ推進する走りが魅力です。
少し気になるのは、左手前より右手前の方が伸びやかに走れている点。それでも、瞬発力勝負になりやすいローズSより、持続力を生かせる紫苑Sを選んだ意図は理解できます。
秋華賞へ向け、ここで何とか権利を取りたい一頭。追い切りからも勝負仕上げに映ります。人気でも、この馬を最高評価とします。
B+評価
サムシングスイート
最終追い切りは終い重点でしたが、ラストはもの凄い切れ味。併せた外の相手は古馬3勝クラスでしたが、びっしり馬体を並べ、手応え優勢のままクビ差先着しました。
前肢を大きく前へ突き出し、ジワッと伸びる鉈のような切れ味。トビが大きいため中山コースへの対応は鍵になりますが、今年は少頭数。体幹もしっかりしており、問題なくこなしてくれそうです。
動きの良さが目立った一頭。面白い存在です。
B評価
ジッピーチューン
春先から目を引く動きを見せていた馬ですが、夏を越して一回り成長した印象です。フットワークが地に足につき、活気も十分。充実ぶりが伝わってきます。
本番はもう一つ先。ここで100%の仕上げではないのでしょうが、状態面に大きな不安はありません。初の2000mが鍵になるものの、恥ずかしい競馬はしなさそうです。高く評価します。
ドリームコア
1週前は京成杯AHに出走予定のヴァルキリーバースと併せ馬。追われる相手を尻目に、こちらは軽く促された程度で涼しい顔のまま半馬身先着しました。ゴール後にはさらに差を広げており、状態の良さを隠し切れません。
最終追い切りは軽く流した程度。本番を見据えて余力を残しながらも、好状態に仕上がっています。能力だけで馬券圏内に来てしまいそうです。
アストリル
追い出しを我慢させられ、頭が上がる場面はありましたが、GOサインが出てからの反応は素早いものでした。全身を大きく使って動けており、特に後肢の伸びやかさが目立ちます。相手は障害未勝利馬と格下でしたが、これを5馬身突き放す圧巻の内容。相手関係は一気に強くなりますが、追い切りの動きは高く評価します。
ロングトールサリー
肩の可動域にはやや物足りなさを覚えますが、トモの力感は十分。直線ではしっかりとギアを上げられています。道中で余力を残して運べれば、中山の急坂を力強く駆け上がってくるイメージが湧きます。人気がないようなら、この馬が爆穴候補です。
B-評価
ベンヴェヌータ
1週前は前受けさせ、ゆったりと自然な形で加速。雰囲気は悪くありませんでした。ただ、最終追い切りで前を追いかけた際は、追走に余裕を感じません。直線でも手前を替えず、力みの強い走りになっています。ミモザ賞後に軽度の骨折が判明した馬。まだ良化途上の印象は否めず、今回は評価を割り引きました。
ナイスプレーアスク
美浦坂路で入念に乗り込まれています。フットワークには弾力性があり、しっかりとした加速ラップも踏めています。ただ、脚元の力感は上位評価馬との比較で一枚劣る印象。華奢な馬体で2000mに対応できるかも気になります。動きは決して悪くありませんが、相対評価で割り引きました。
ジワタネホ
頭の位置が安定せず、前肢を外から回すロスの多い走法。脚元の力感にも物足りなさが残ります。前走からの良化は感じますが、上位評価馬との比較では見劣ります。評価は割り引きました。
C評価
ファムクラジューズ
キビキビとしたフットワークで走る馬ですが、併せた相手をあおるなど、まだ幼さが残ります。動きの連動性もひと息で、力がうまく前へ伝わっていません。推進力を削ぐ走りになっている点も気になり、評価は割り引きました。
マスターソアラ
動きの俊敏性と連動性に欠け、思うように前へ推進していません。クイーンC4着の実績はありますが、今回の追い切りからは強調材料を見いだせず。評価は割り引きました。
今週開催のその他重賞レース
札幌2歳ステークス(G3)

京成杯AH(G3)

セントウルステークス(G2)

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これはちょっと目を引きました。
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一閃録
競馬を見ていて思うことがあります。「なぜ人気なのか」より、「なぜ人気がないのか」。そんな“期待値”の話を、意外な人物を題材に書いてみました。

