2026年9月6日(日)に阪神競馬場で行われる『セントウルS(G2)芝1200m(別定)』の最終追い切り評価となります。
出走馬は16頭。追い切り動画で確認できた全馬の追い切り評価となります。
追い切り評価
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ママコチャ | 牝7 | 56.0 | 武豊 | B |
| 1 | 2 | クラスペディア | 牡4 | 57.0 | 小崎 | B- |
| 2 | 3 | フリッカージャブ | 牡4 | 57.0 | 松山 | B |
| 2 | 4 | ティニア | 牡6 | 57.0 | 田口 | B |
| 3 | 5 | ダイヤモンドノット | 牡3 | 55.0 | 川田 | B- |
| 3 | 6 | プロトポロス | 牡6 | 57.0 | 亀田 | B |
| 4 | 7 | メイショウヨゾラ | 牝5 | 55.0 | 吉村 | A |
| 4 | 8 | ファストネットワーク | セ6 | 57.0 | レーン | B- |
| 5 | 9 | ピューロマジック | 牝5 | 55.0 | 岩田望 | B+ |
| 5 | 10 | ヤブサメ | 牡5 | 57.0 | 田山 | C |
| 6 | 11 | ヨシノイースター | 牡8 | 57.0 | 田辺 | B |
| 6 | 12 | レッドモンレーヴ | 牡7 | 57.0 | 酒井 | B |
| 7 | 13 | カルプスペルシュ | 牝4 | 55.0 | 西村淳 | B- |
| 7 | 14 | タマモブラックタイ | 牡6 | 57.0 | 幸 | B+ |
| 8 | 15 | ビッグシーザー | 牡6 | 57.0 | Mデム | B- |
| 8 | 16 | タマモイカロス | 牡3 | 55.0 | 池添 | B |
A評価
メイショウヨゾラ
2週続けて美浦ウッドで速い時計を出し、最後までしっかり脚を伸ばす好内容です。
この距離のGⅡとしては覇気の乏しい馬も目につくなか、本馬は短距離馬らしい適度な活気を見せています。それでいて力任せではなく、フットワークも実にきれい。気持ちと動きがうまくかみ合っています。
条件戦を連勝して一気の相手強化となりますが、今の充実ぶりなら面白そうです。できれば内枠を引き、前々でロスなく運びたいところ。最高評価に抜擢します。
B+評価
タマモブラックタイ
1週前は栗東坂路で併せ馬。横から馬体を寄せてくる相手を意に介さず、集中して真っすぐ登坂しました。
最終追い切りは栗東CWを単走。終始バランスの取れたフットワークで、無駄な動きが少なく、スムーズに推進・加速できています。鞍上がステッキを抜く仕草にしっかり反応し、瞬時にギアを上げた点も好感。頭の良さを感じさせる走りでした。
前走のCBC賞は休み明けで16着。ただ、今年3月には今回と同じ阪神芝1200mの米子城Sを勝っています。状態面の上積みは大きそうで、内枠からロスなく立ち回れれば一変があっても驚けません。高く評価します。
ピューロマジック
1週前は栗東坂路で単走。時計自体は平凡でしたが、チップを高々と蹴り上げ、活気は十分。それでいて気負わず、一定のリズムで走れた点を評価します。
最終追い切りは栗東CWで古馬2勝クラスを大きく追走。最後はクビ差届きませんでしたが、無理に追ってはいません。前に馬を置いた状態でもリラックスして走り、直線ではきちんと反応できていました。
サマースプリントシリーズは5着以内で優勝が確定。陣営としても落とせない一戦で、好調の岩田望来騎手を配して万全を期してきました。
ポイントは、やはり序盤の入りでしょう。テン2Fを22秒3以上で入り、呼吸を残せれば、自ずとシリーズ優勝は見えてきます。恥ずかしい競馬にはならなそうです。
B評価
ヨシノイースター
2週続けて栗東坂路を単走。1週前はラスト1Fで大きく失速。鞍上が見せムチで鼓舞しましたが、再加速できず、全体的に重たさの残る走りでした。ただ、最終追い切りでは大きく上昇。馬なりのまま、きれいな加速ラップを刻んで登坂しています。
この馬の良いところは、疲れても体幹が大きくぶれない点。展開に左右されるため、なかなか勝ち切れませんが、最後までしっかり脚を使える良い馬です。ピューロマジックが序盤から飛ばす展開なら、チャンスは広がりそうです。
ママコチャ
普段から調教駆けするタイプではありませんが、1週前はいつになくしっかりとした走りを見せました。強めに追われたとはいえ、俊敏さとパワフルさを兼ね備えた力強いフットワーク。最後まで集中力を保ち、しっかり脚を伸ばせています。最終追い切りは坂路で流した程度ですが、1週前までに必要な負荷はかけられており、これで十分でしょう。
7歳という一点で人気を落とすのであれば、過去2年連続2着の舞台適性を考えると、むしろ高く評価したくなります。衰えを強く感じさせる内容ではありません。
フリッカージャブ
1週前は栗東坂路で、テンから飛ばしてどこまで脚が持つかという内容。前半から負荷をかけた分、最後はアゴが上がり、大きく失速しました。
最終追い切りは終い重点。1週前より動きは上向いていますが、現時点で100%の状態にあるかといえば、少し疑問が残ります。スプリンターズSを仕上げの頂点に据えている意図も垣間見えました。
サマースプリント王者になるには、ここを勝ち、ピューロマジックが6着以下という条件が必要です。ただ、本番への出走に向けて何が何でも勝たなければならない立場ではありません。ピューロマジックに早い段階から競りかけ、共倒れになるような競馬は選ばないでしょう。評価は据え置きますが、上位人気になるなら積極的に買いたい一頭ではありません。
プロトポロス
栗東坂路での単走追い。軽めの内容でしたが、力むところはなく、終始リラックスして走れています。フットワークのバランスも良く、気分よく登坂できていました。目立つ時計や派手なアクションはありませんが、状態面に大きな不安はなさそうです。近走成績だけで簡単に切り捨てるのは危険。人気を考えると、無視しづらい一頭です。
レッドモンレーヴ
まだ反応の鈍いところがあり、状態面でもう一段上がありそうです。それでも、7歳馬らしい落ち着き払った走りは好印象。堂々としたパワフルなフットワークで、最後まで大きくバランスを崩すことなく駆け抜けました。
スプリンターズSを見据えた始動戦だけに、ここで100%へ持ってきた印象はありません。ただ、この一追いで上向きそうな気配はあります。高松宮記念2着の地力を考えれば、多少の余裕材料が残っていても軽視は禁物。評価は据え置きます。
ティニア
栗東坂路での単走追い。タッチの軽い走りで、ラスト1Fからしっかり追われると、そのまま脚を伸ばし続けました。後肢の蹴りにはバネがあり、動きそのものは悪くありません。一方、体幹の弱さはまだ垣間見え、わずかに斜行する場面もありました。このひと追いでどこまで上向くかでしょう。多少のオマケは入りますが、評価は据え置きます。
B-評価
ダイヤモンドノット
3歳馬らしい雑さと、豊富な活気が入り交じる走りです。
1週前はテンから飛ばす内容でしたが、ラスト1Fでは自ら走るのをやめるような形になりました。最終追い切りは調整程度。植え込み側を淡々と駆けていましたが、良く言えば活気十分、悪く言えば無駄な動きの多い走りです。
能力の高さは認めますが、今回は初の芝1200m。短距離戦では、こうした走りの雑さが序盤の位置取りや最後のひと伸びに影響する可能性があります。人気を考えると強気にはなれず、評価を割り引きました。
ファストネットワーク
筋肉質で、ゴム毬のような馬体が目を引きます。一方、動きには硬さがあり、まだ体が十分にほぐれていない可能性があります。スタート直後に左へよれた点はさておき、日本の馬場を確かめるように軽く走らせた程度。負荷も軽く、追い切りだけで状態を判断するのは難しいところです。
香港GⅠで好走してきた能力は無視できません。パドックで気配が良ければ拾いたいと思いますが、追い切り評価としては割り引きます。
タマモイカロス
栗東CWで古馬1勝クラスとの併せ馬。相手を大きく追走し、内を回ったとはいえ、かなり速い全体時計を計時しました。しっかり負荷をかける意図があったのでしょう。ただ、その分、最後は脚が上がって大きく失速。クビ差しのいだ勝負根性は評価できますが、この馬本来の鋭い末脚は見られませんでした。道中に踏んだラップもちぐはぐです。
阪神芝1200mではマーガレットSを勝っており、コース適性は十分。状態が悪いわけではありませんが、追い切りからはやや急仕上げの印象が残ります。評価は割り引きました。
カルプスペルシュ
中間はしっかり乗り込まれており、最終追い切りで最も速い時計を出してきました。内容自体は馬なりで流したものです。ただ、首から肩にかけて硬さがあり、前肢の運びにも滑らかさを欠いています。時計は出ていますが、動きの質という点では物足りません。
乗り込み量は足りていますが、その割に最終追い切りでも硬さが残った点は気になります。調整過程に少し疑問が残るため、評価を割り引きました。
ビッグシーザー
栗東坂路での単走追い。終い重点の内容で、追われてからはしっかり脚を伸ばしました。ただ、馬に覇気が乏しく、全体的にどこか重たさを感じます。ひと叩きされた上積みはありそうですが、良かった頃の素軽さや活気にはまだ届いていません。追い切りからは強く推しづらく、評価を割り引きました。
クラスペディア
栗東坂路での単走追い。道中の手前替えがぎこちなく、ラスト1Fではわずかに失速しました。動きに大きな乱れはありませんが、積極的に評価できる材料も乏しい内容です。
前走CBC賞は前半32秒4の激流を2番手で追走。今回は無理に飛ばさず、自分のリズムで運びたいところでしょう。追い切りからは評価しづらく、B-としました。
C評価
ヤブサメ
栗東ダートコースで追われました。映像に入った時点ですでに余力がなく、完全に脚が上がった状態。テンから飛ばしすぎたようですが、映像で確認できた範囲では評価材料を見つけられませんでした。当日の馬場や展開が向く可能性はありますが、追い切り内容としては厳しいもの。最低評価とします。
今週開催のその他重賞レース
札幌2歳ステークス(G3)

京成杯AH(G3)

紫苑ステークス(G2)

【15%OFF】Creative Pebble|1938円
これはちょっと目を引きました。
2,000円を切るPCスピーカーながら、安っぽさを感じさせない丸みのあるデザイン。45°上向きに音が出る設計で、デスクの上でも場所を取りません。
Amazonでは過去1ヵ月1,000点以上購入されている人気商品。特にホワイトは、デスク周りをすっきりまとめたい人にも良さそうです。
1,938円なら、PCの音を手軽にアップグレードしたい人には、かなり手を出しやすい一台です。
スマイルSaleは9月3日まで。
この価格が気になる方は、開催中に☑してみてください。
※スマイルSaleは9月3日まで。価格・割引率は記事作成時点のものです。最新価格はAmazondeご確認ください。
一閃録
競馬を見ていて思うことがあります。「なぜ人気なのか」より、「なぜ人気がないのか」。そんな“期待値”の話を、意外な人物を題材に書いてみました。

